2011年01月11日

Starpoint『It's So Delicious』

B級グルメのようにデリシャス!☆Starpoint『It's So Delicious』
It's So Delicious
発表年:1983年
ez的ジャンル:B級エレクトリック・ファンク/ブラコン
気分は... :デリシャス!

NFLは昨日NFLのワイルドカード・プレーオフの残り2試合「チーフス対レイブンズ」「イーグルス対パッカーズ」が行われ、レイブンズ、パッカーズが勝ち上がりました。個人的には復活したQBビック擁するイーグルスに期待していたのですが・・・

次はディビジョナル・プレーオフですが、AFCは「スティーラーズ対レイブンズ」「ペイトリオッツ対ジェッツ」という同地区のライバル同士が激突する好カード2試合になりました。この4チームは全てチャンピオンに相応しい強豪ですね。

一方のNFCは「ファルコンズ対パッカーズ」「ベアーズ対シーホークス」という対戦ですが、こちらは本命不在という印象です。

気が早いですが、今年のスーパーボウルはAFC出場チームの楽勝という気がします。

さて、今日はB級エレクトリック・ファンク/ブラコンが聴きたい気分です。
そこでセレクトしたのがStarpoint『It's So Delicious』(1983年)です。

メリーランド出身のPhillips兄弟を中心に結成されたファンク・グループStarpointの紹介は、『Wanting You』(1981年)に続き2回目となります。

本作『It's So Delicious』(1983年)はグループの5thアルバムとなります。

メンバーは、Ernesto Phillips(g、vo、key)、George Phillips(vo、key)、Orlando Phillips(b、vo、key)、Gregory Phillips(ds、vo)、Kayode Adeyemo(back vo)、Renee Diggs(vo)という不動の6名です。プロデューサーもお馴染みLionel Jobが務めています。

前回紹介した3rd『Wanting You』あたりと比較すると、よりブラコン/エレクトリック・ファンク色が強い内容になっています。

個人的には紅一点Renee Diggsのヴォーカルをフィーチャーしたスロウがお気に入りですが、改めて聴くとこの時代らしいエレクトリック・ファンクにもシンパシーを感じてしまいます。

ジャケのRenee Diggsの衣装のようにセンスが良いのか、悪いのかよくわかりませんが(笑)、B級グルメのようなデリシャス感が魅力だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Don't Be So Serious」
シングルとして全米R&Bチャート第14位となったオープニング曲。MJの「Don't Stop 'Til You Get Enough」を思い切りB級にしたようなダンス・チューン。良く悪くも80年代的なキラキラ感が印象的です(笑)

「Put Your Love On Me」
Renee Diggsのヴォーカルを前面に押し出したミディアム・チューン。ロック的なギター・サウンドが目立ちます。
http://www.youtube.com/watch?v=_1TmBdoAwbA

「Somethin' In Your Eyes」
僕の一番のお気に入り曲。Renee Diggsのキュートなヴォーカルの魅力を堪能できる胸キュンのメロウ・バラード。聴いているだけでトキメキます!
http://www.youtube.com/watch?v=4rC-R6Pysk4

「It's So Delicious」
タイトル曲はシングルにもなりました。この時代らしいエレクトリック・ファンクに仕上がっています。こういうサウンドにグッときてしまうのはオジサンの証でしょうか(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=qEESoSpU0vg

「Behind Your Back」
この曲もサウンドのブリブリ感にグッとくるダンサブルなエレクトリック・ファンク。このB級ノリがクセになります。
http://www.youtube.com/watch?v=Z-8zy4ToIWw

「Give Real Love A Try」
シングルにもなったバラード曲。ここではハイトーンの男性リード・ヴォーカル(Ernesto or George)で熱唱します。
http://www.youtube.com/watch?v=nl9NDoJpcxY

「I'M So Crazy 'Bout You」
この曲もシングルになりました。軽快なダンサブル・サウンドがグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=WSneDmXB_7s

「I Got The Love」
「Somethin' In Your Eyes」と並ぶ僕のお気に入り。アーバン・メロウなブラコン・サウンドとReneeの艶やかなヴォーカルにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=8V0ED4C1u1w

「Let Go」
ラストは80年代全開のエレクトリック・ファンクです。B級のデリシャス感を楽しみましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=jHA71dox3JM

『Wanting You』(1981年)
Wanting You
posted by ez at 05:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする