発表年:1969年
ez的ジャンル:ブラジリアン・ソフト・ロック
気分は... :2ndと間違えないでね!
一昨日に予想したNFLディビジョナル・プレイオフの2試合は、ベアーズ、ジェッツが勝利し、僕の予想は1勝1敗でした。
僕の予想が外れた「ペイトリオッツ対ジェッツ」戦は、ペイトリオッツが思わぬ脆さを見せてしまいましたね。ジェッツはレギュラー・シーズンでの大敗を見事なプレーでリベンジしましたね。
これでカンファレンス・チャンピオンシップはAFCが「スティーラーズ対ジェッツ」、NFCが「ベアーズ対パッカーズ」という対戦になりました。いずれのチームも守備陣が強力ですね。守備のみならず攻撃陣も充実したスティーラーズ、パッカーズが有利という気がします。
今回はAntonio Adolfo & A Brazuca『Antonio Adolfo E A Brazuca』(1969年)です。
ピアニスト/コンポーザー/アレンジャーのAntonio Adolfoが率いるブラジリアン・ソフトロック・グループAntonio Adolfo & A Brazucaの紹介は、『Antonio Adolfo E A Brazuca』(1971年)に続き2回目となります。
1st、2ndともにグループ名を冠したアルバム・タイトルなのでややこしいですが、今日紹介する『Antonio Adolfo E A Brazuca』(1969年)が1stです。
本作におけるメンバーは、Antonio Adolfo(el-p、p、arr)以下、Luiz Claudio Ramos(g)、Luizao Maia(b)、Victor Manga(ds)、Julie(vo)、Bimba(vo)という編成です。
意外に退廃的な2nd『Antonio Adolfo E A Brazuca』(1971年)と比較すると、セルメン的なポップ感が魅力の1枚に仕上がっています。
ポップなメロディ、メロウなエレピの響き、キュートな女性コーラス、適度にグルーヴィーなリズムが織り成すブラジルならではのソフトロックを堪能できる1枚です。
Antonio Adolfoの抜群のポップ・センスを楽しみましょう!
全曲紹介しときやす。
「Juliana」
エレピの響き、小気味良いホーン、キュートな女性ヴォーカルに魅了されるメロウ・ポップなオープニング。
「Futilirama」
ドリーミーなポップ・ワールドが展開されます。Antonio Adolfoのポップ・センス全開の仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=7Wzklx0z8LY
「Moca」
ブラジリアン・ソフトロックならではのグルーヴ感を持った仕上がりがグッド!
「Dois Tempos」
のんびりリラックスした雰囲気が印象的です。
「Voo Da Apolo」
軽くサイケの入ったミステリアスな仕上がりです。
「Porque Hoje E Domingo」
JulieとBimbaの女性ヴォーカルのキュートな魅力が堪能できるポップかつグルーヴィーな仕上がり。
「Maria Aparecida」
華やかな女性ヴォーカルとグルーヴィーな躍動感のバランスがグッド!
「Psiu」
弾けるようなドリーミー・ポップに仕上がっています。
「A Cidade E Eu」
哀愁モードの仕上がりでアルバムにアクセントをつけています。
「Pelas Ruas Do Meu Bairro」
しっとりとした大人の雰囲気で聴かせてくれます。ストリングスやホーンも含めてアレンジが見事です。
「Teletema」
ラストはドリーミー&ドラマチックに締め括ってくれます。
僕の保有するCDには入っていませんが、「Gloria, Glorinha」、「O Baile do Clube」、「Ao Redor」、「M.G.8-80-88」というボーナス・トラック4曲が追加されているCDもあります。
『Antonio Adolfo E A Brazuca』(1971年)
他のAntonio Adolfo作品に興味がある方はコチラもどうぞ!
Trio 3D『Tema 3D』(1964年)
Trio 3D『Convida』(1965年)
Conjunto 3D『Muito Na Onda』(1967年)
Antonio Adolfo『Feito Em Casa』(1977年)
Antonio Adolfo『Viralata』(1979年)