2011年02月08日

Leroy Hutson『Hutson II』

至極のメロウ・グルーヴを堪能しましょう!☆Leroy Hutson『Hutson II』
Hutson II
発表年:1976年
ez的ジャンル:メロウ・グルーヴ系ニューソウル
気分は... :パッカーズ勝利!

NFLスーパーボウル「パッカーズ対スティーラーズ」は、31対25でパッカーズが14年ぶりの王者に輝きました。

生放送で観戦していましたが、見事に僕の予想は外れましたね(笑)

前半はパッカーズ、後半はスティーラーズのペースでしたね。
終盤の展開としてはスティーラーズの逆転パターンかと思いましたが、何とかパッカーズが逃げ切りました。

パッカーズの守備の要ウッドソンが負傷して、一気にスティーラーズへモメンタムが移ったと思ったのですが、それを乗り越えたパッカーズの底力は本物でしたね。QBロジャーズの落ち着いたプレーぶりも賞賛すべきでした。

スティーラーズも王者に相応しい戦いぶりでしたが、前半のツケが大きかったですね。スティーラーズの守備陣が思ったほど、パッカーズ攻撃陣を抑え込むことができなかった印象を受けました。

これで今シーズンのNFLは終了。毎年思いますが、NFLは他のプロ・スポーツと比較して、あっという間にシーズンが終わってしまいますね。

今回は久々にニューソウルを代表する男性シンガーLeroy Hutsonです。

『Hutson』(1975年)に続いて紹介するのは、『Hutson II』(1976年)です。

当ブログで3rdアルバム『Hutson』(1975年)を紹介したのは、5年以上前の2005年11月です。

当ブログでは定期的にアクセス数の多い記事を紹介していますが、『Hutson』は1800本以上の記事投稿がある現在においても多くのアクセス数がある記事の1つであり、改めてLeroy Hutsonの支持の高さを実感しています。

そんな根強い人気にも関わらず、オリジナル作品はCDで入手しづらい状況が続いていますね。

今日紹介する『Hutson II』(1976年)は、2ndアルバムと勘違いしそうですが、『Love Oh Love』(1973年)、『The Man!』(1974年)、『Hutson』(1975年)、『Feel the Spirit』(1976年)に続く5thアルバムとなります。

前作『Feel the Spirit』のファンク路線を踏襲し、本作『Hutson II』でもファンク調の楽曲が目立ちます。一方でLeroy Hutsonらしいメロウ・グルーヴも健在!「I Think I'm Falling In Love」「Love To Hold You Close」「Don't It Make You Feel Good」というとびきりの3曲が収録されています。

レコーディングにはPhil Upchurch(g)、Henry Gibson(per)等も参加しています。

プロデュース&アレンジはLeroy Hutson自身。ソングライティングもインタールード的な「Situations (Instrumental)」を除けば、全てHutsonのオリジナルです。

やはり、Leroy Hutsonの作品には、ヴォーカル、メロディ、アレンジが三位一体となったメロウ・グルーヴを欲してしまいます。その点、本作は至極のメロウ・グルーヴ3曲を堪能できる傑作だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Love The Feeling」
オススメその1。オープニングはまさに"愛"を感じるファンキー・グルーヴ。ヴォーカル&コーラス良し!グルーヴィーなリズム良し、ホーン&ストリングスを含めたアレンジ良し!抜群のサウンド・センスを満喫できます。
http://www.youtube.com/watch?v=CAW6KkdcOys

「Situations (Instrumental)」
インタールード的なオーケストレーションによるインスト。

「I Do I Do (Want To Make Love To You)」
本作唯一のスロウ・チューン。Hutsonのハイ・トーンのメロウ・ヴォーカルを堪能できるスウィート・バラードです。
http://www.youtube.com/watch?v=NeRn8I-EFuo

「I Think I'm Falling In Love」
オススメその2。フリーソウル・クラシックとしてお馴染みの1曲。フルートの涼しげな音色が先導するメロウ・グルーヴ。この円やかで心地好いグルーヴ感こそがHutsonサウンドの魅力ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Rvzf3fiP7PM

「Love To Hold You Close」
オススメその3。『Closer to the Source』収録の「Where Did Love Go?」と並ぶ、マイ・フェイバリット・Hutsonソングです。ヴォーカル、メロディ、アレンジ全てが完璧ですね!この至極のメロウ・グルーヴを聴いていると、いつでもラブリー&ハッピー・モードになれます。サイコー!
http://www.youtube.com/watch?v=g6t19g___OY

「Flying High」
歯切れの良いホーン・サウンドで盛り上げてくれるファンキー・チューン。グルーヴィーなベース・ラインの推進力が大好き!

「Blackberry Jam」
オススメその4。アルバムで最もファンクネスを感じる1曲。重くうねるリズム隊とアープ・オデッセイが生み出す黒いグルーヴが最高にカッチョ良いですね!

「Sofunkstication (Instrumental)」
エキサイティングなファンク・サウンドを堪能できるインスト。この曲もファンク度数高いです。

「Don't It Make You Feel Good」
オススメその5。ラストもHutsonワールド全開のメロウ・グルーヴで締め括ってくれます。メロウ&パーカッシヴなサウンドは本当に僕のど真ん中です!サイコー!
http://www.youtube.com/watch?v=hGtVGnXdM_8

Curtom時代のLeroy Hutsonは本当に最高です!
CD再発で入手しやすくなることを切望します!

『Love Oh Love』(1973年)
Love Oh Love / the Man!

『The Man!』(1974年)
The Man!

『Hutson』(1975年)
Hutson

『Feel the Spirit』(1976年)
Feel the Spirit

『Closer to the Source』(1977年)
Closer to the Source

昨日はサッカーの長友インテル・デビューも感動的でしたね。
こちらも早朝から生放送で観ていましたが、長友の堂々としたプレーぶりに安堵しました。

ただし、インテルでレギュラー・ポジションを獲得するのはそう簡単ではないとも思います。長友が投入されるまで左サイド・バックを務めた元アルゼンチン代表サネッティのプレーぶりはさすがでしたね。長友には、さらなる成長を期待しましょう!
posted by ez at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする