2011年02月19日

The Voices Of East Harlem『The Voices Of East Harlem』

Leroy Hutson等プロデュース!人気曲「Cashing In」収録☆The Voices Of East Harlem『The Voices Of East Harlem』
the voices of east harlem.jpg
発表年:1973年
ez的ジャンル:レアグルーヴ系キッズ・ゴスペル/ソウル
気分は... :羽ばたけ!

N.Y.イーストハーレム出身のゴスペルグループThe Voices Of East Harlem『The Voices Of East Harlem』(1973年)です。

N.Y.イーストハーレムの養護施設で育った子供達を中心に結成されたゴスペル・グループThe Voices Of East Harlemの紹介は、『Right On Be Free』(1970年)に続き2回目です。

本作『The Voices Of East Harlem』(1973年)と『Can You FeeI It?』(1974年)の2枚のアルバムはJust Sunshine Recordsからのリリースです。

プロデュースにはLeroy Hutson/Curtis Mayfield/Rich Tufoの3名がクレジットされていますが、おそらくLeroy Hutsonの貢献が最も大きいのではと思います。

「Cashing In」「Wanted, Dead, Or Alive」というレア・グルーヴ/フリーソウル人気曲がハイライトですが、それ以外の楽曲も充実しておりアルバム全体で楽しめる1枚です。

Gerri Griffinをはじめ、Monica Burress、Elaine Clark、Kevin Griffinといったリード・ヴォーカリストたちの躍動する歌声に歓喜し、励まされ、癒されます。

『Can You FeeI It?』あたりと比較して本作は入手しづらい状況になっていますが、The Voices Of East Harlemの魅力がぎっしり詰まった素晴らしい1枚だと思います。

一歩前へ踏み出す勇気が欲しい時に聴くと励まされるアルバムです!

全曲紹介しときやす。

「Cashing In」
オススメその1。フリーソウル・クラシックとして大人気のオープニング。ピチカート・ファイヴ「万事快調」大好きの僕としてはピアノのイントロを聴いただけで胸が高鳴ります。Gerri Griffinの素晴らしいリード・ヴォーカルと小粋なサウンドにも魅了されます。やはり彼らの作品の中で一番好きですね。
http://www.youtube.com/watch?v=hAuiyH1KJTw

「Just Believe In Me」
オススメその2。軽快なホーン・セクションと共にスタートするグルーヴィー・チューン。聴いているだけでポジティヴな気持ちになれるのが大好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=-akbZ49jco4

「Little People」
オススメその3。ファンキーなグルーヴ感が格好良いですね。ファンキー・リズムにストリングス&ホーンが重なり盛り上がるところがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=-dME9FkPgyM

「Giving Love」
ラブリー&ピースフルな1曲。傷ついた心を癒してくれるかのような包容力のあるヴォーカルにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=ltZ9EclkyM8

「Wanted, Dead, Or Alive」
オススメその4。フリーソウル/レア・グルーヴ人気曲。Curtis Mayfieldテイストのサウンドが印象的なファンキー・グルーヴです。アレンジの素晴らしさに相当グッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=hFpy67mozZw

「Loving You The Way I Do」
優しいヴォーカルで心が洗われます。聴いている方も優しい気持ちになれます!
http://www.youtube.com/watch?v=l7ZKYPe1z3Q

「I Like Having You Around」
オススメその5。Voices Of East Harlemらしい躍動感のあるヴォーカル&コーラスとソウルフルなファンキー・グルーヴが融合した仕上がりが最高!
http://www.youtube.com/watch?v=k0zwMFYeN9w

「Could This Be Love」
ニューソウル的な空気も伝わってくる感動的なグルーヴィー・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=HXpEwK1lT0w

「New Vibrations」
ラストは小気味良い合唱でポジティヴに締め括ってくれます。ストリングス&ホーン・アレンジも素晴らしいです!
http://www.youtube.com/watch?v=6AyTCuQ3wIo

何故か僕の保有するCD(95年リリース盤)をiTunesへインポートしたら、曲と曲目が合致せず手動で1曲ずつ訂正するはめに(泣)

『Right On Be Free』(1970年)
Right on Be Free

『Can You FeeI It?』(1974年)
Can You Feel It (Reis)
posted by ez at 03:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする