2011年03月20日

Marsha Ambrosius『Late Nights & Early Mornings』

元FloetryのMarshaが初のソロ・アルバム・リリース!全米アルバム・チャート第2位獲得☆Marsha Ambrosius『Late Nights & Early Mornings』
Late Nights and Early Mornings
発表年:2011年
ez的ジャンル:UK出身大人の女性R&B
気分は... :決死のミッション遂行に感謝!

原発危機は、大量放水の実施と電源復旧に向けた工事が進み、少しは事態が好転し始めてきましたね。国民のために決死のミッションを全うするハイパーレスキュー隊の方々の使命感と勇気に感謝!感謝!感謝!です。隊長の会見を観ていたら涙が溢れてきました。

今回は元FloetryMarsha Ambrosiusによる初のソロ・アルバム『Late Nights & Early Mornings』です。

Marsha "Songtress" Ambrosiusは1977年イギリス、リヴァプール生まれの女性シンガー。1997年にロンドンでNatalie "Floacist" Stewart(MC)と女性R&BデュオFloetryを結成し、2000年にアメリカ、フィラデルフィアに拠点を移し、Jazzy Jeff率いるプロダクションA Touch Of Jazz(ATOJ)の一員に加わります。

MarshaがMichael Jacksonのシングル「Butterflies」(2001年)のソングライティングを手掛けたことで注目を集め、2002年にはFloetryとしてのデビュー・アルバム『Floetic』をリリースします。同作は2003年のグラミー賞3部門にノミネートされるなどネオ・フィリー期待のアーティストと目されていました。

こうして順調なスタートを切ったFloetryでしたが、2ndアルバム『Flo'Ology』(2005年)をリリースした後、2007年に解散してしまいます。

その後も多くのアーティストの楽曲に客演し、2008年にはDr. Dre.のAftermathと契約するなどコンスタントに活動していたMarshaでしたが、断片的にしか情報が伝わってこず、日本からは近況がわかりづらい状況でした。

Common feat. Marsha Ambrosius「The Light '08」
http://www.youtube.com/watch?v=4MDLCbjbJdA

しかし、2010年にJ Recordsと契約したことで、ソロ・アルバム・リリースの体制が整い、発売延期という紆余曲折があったものの、遂にアルバム・リリースとなりました。

アルバムは見事に全米アルバム・チャート第2位、同R&Bアルバム・チャート第1位に輝き、Marsha Ambrosiusの名が再び注目されています。

『Floetic』『Flo'Ology』という2枚のアルバムを紹介済みであるように、個人的にはFloetryは大好きなグループでした。それだけにMarsha Ambrosiusのソロ・アルバムに対する期待もかなり高かったですが、期待を裏切らない素晴らしい内容の作品に仕上がっています。

アルバム・タイトルは朝早かったり、夜遅かったりするミュージシャンのライフスタイルを表しているのだとか。不規則な生活を送る僕にもグッとくるタイトルです。

ミディアム〜スロウを中心に、Floetry時代以上に大人のシンガーとして成熟してきた印象を受けるアルバムです。そのあたりは、アルバム・ジャケにも反映されていますね。Floetry時代を知る人は、こんなにセクシーなイメージだったっけ?と思われる方も多いのでは。

奇しくも、昨年末にもう一人のFloetry、Natalie "The Floacist" Stewartも初ソロ・アルバム『Floetic Soul』をリリースしています。ネオ・フィリー仲間のMusiq Soulchildがゲスト参加しています。

Natalie "The Floacist" Stewart『Floetic Soul』
Floetic Soul

Natalie "The Floacist" Stewart feat. Musiq Soulchild「Forever」
 http://www.youtube.com/watch?v=LqCDGjo4p9A

Floetryを知っている人も知らない人も満喫できる大人の女性R&Bアルバムです。

全曲紹介しときやす。

「Anticipation (Intro)」
アルバムのイントロ。

「With You」
J Recordsのレーベル・メイトAlicia Keysとの共作。当初、Aliciaの『As I Am』のために用意した曲のようです。美しいピアノをバックに官能的なMarshaのヴォーカルが映えます。
http://www.youtube.com/watch?v=o0xG_H_bw80

「Late Nights & Early Mornings」
タイトル曲はAmerie等でお馴染みRich Harrisonプロデュース。ソングライティングもMarshaとRich Harrisonの共作です。哀愁メロディと切々としたMarshaのヴォーカルにグッとくる1曲。
http://www.youtube.com/watch?v=FIpo3I5fLn0

「Hope She Cheats On You (With A Basketball Player)」
アルバムに先駆けて昨年リリースされたシングル曲。切ないメロディにグッとくるミッド・グルーヴですが、歌詞は「彼女がイケメンでお金持ちのバスケットボール選手と浮気したら・・・」というユーモラスな恋愛ソングになっています。Marsha Ambrosius/Canei Finchプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=Q0qd3qeC3Ms

「Far Away」
アルバムからの2ndシングル。MarshaとSterling Simms等の共作。Just Blazeプロデュース。普通のラブ・ソングのようにも聴こえますが、PVを観てもわかるように同性愛者への差別やいじめについて言及したメッセージ・ソングです。さり気にヴォコーダー部分は「You Keep Me Hanging On」ネタです。
http://www.youtube.com/watch?v=ofsib2eu02o

「Lose Myself」
Marshaが敬愛するLauryn Hillのカヴァー。映画『Surf's Up』のサントラに収録されたLauryn Hillの中でもマイナーな楽曲ですが、その歌詞にMarshaが共感したようです。アップテンポのオリジナルをイメージすると、同じ楽曲だと気付かないかもしれない感動バラードに仕上がっています。正直、オリジナルを聴いてもさほど特別な曲だと思いませんでしたが、本カヴァーは素晴らしいの一言に尽きます。Canei Finchプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=DudoLQG8ur4

思えば、Floetryのシンガー&MCというスタイルは、明らかにLauryn Hillを意識したものでしたからね。Marshaが彼女に憧れるのはわかりますね。

「Your Hands」
Floetry時代からの付き合いとなるDre & Vidalプロデュース。シンプルながらも厳かでスケール感の大きなバラードです。
http://www.youtube.com/watch?v=JxbYxX-ykbM

「I Want You To Stay」
僕の一番のお気に入り曲。ちょっぴり切ない美メロのミッド・グルーヴです。Marsha Ambrosius自身がセルフプロデュースしており、曲良し、歌良し、サウンド良しとMarshaのトータルな才能が凝縮された1曲だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=oDz1n7sglFw

「Sour Times」
UKのトリップ・ホップ・グループPortisheadの代表曲をカヴァー。ネオ・ソウル・シンガーのMarshaがPortisheadのようなダウナーな楽曲を取り上げることを意外に感じる方もいるかもしれませんが、彼女がUK出身であることを思えば納得できるのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=YdJu5GV0ikg

「Tears」
Rose Royce「Crying」ネタのイナたいメロディにグッとくるソウル・バラード。Marshaのソウル・シンガーとしての実力を認識できる1曲です。Focusプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=FIpo3I5fLn0

「Chasing Clouds」
Mary J. BligeおよびNe-Yo作品でグラミーを獲得しているSyience(Reggie Perry)プロデュース。僕好みの軽快かつドリーミーな仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=x55UAzfHG0Y

「The Break Up Song」
ラストは真摯で誠実な思いが伝わってくるバラード。Marshaのセルフプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=c7WR8Lj0U1w

「Butterflies(Remix)」
ボーナス・トラックとして名曲「Butterflies」のリミックスが収録されています。「Butterflies」のセルフカヴァー自体は『Floetic』(2002年)にも収録されていましたが、今回はより華やかに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=VjQn1DTDFUA

Floetryの2枚のアルバムもチェックを!

『Floetic』(2002年)
フロエティック

『Flo'Ology』(2005年)
Flo'Ology
posted by ez at 06:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月19日

Elis Regina『Ela』

ソウル、ロックの影響が強いファンキー作品☆Elis Regina『Ela』
エラ 1971
発表年:1971年
ez的ジャンル:国民的歌手系MPB
気分は... :日常を取り戻すために・・・

今日から通常の記事エントリーに戻りたいと思います。

被災地や原発危機の状況を思うと、まだまだ複雑な気分であることは事実です。
また、自分自身も"輪番制"計画停電に振り回され、仕事にならないこの一週間でした。

そんな中で、まずは日常を取り戻すことが大事だと思っています。
仕事や生活面で日常を取り戻せるかは不透明なので、せめてブログぐらいはいつも通り戻したいと思います。

この一週間、もし通常の記事投稿に戻ったならば、一発目はElis Reginaにしようと決めていました。彼女の生命力のある歌声は、聴く者に生きる勇気とパワーを与えてくれますからね。

ということで、ブラジルの国民的歌手Elis Reginaが1971年にリリースしたアルバム『Ela』です。

これまで当ブログで紹介してきたElis Regina作品は以下の6枚。

 『Elis, Como e Porque(Como & Porque)』(1969年)
 『Aquarela Do Brasil』(1969年) ※Toots Thielemansとの共演
 『Elis Regina in London』(1969年)
 『Em Pleno Verao』(1970年)
 『Elis』(1974年)
 『Essa Mulher』(1978年)

最初はボサノヴァの巨匠Antonio Carlos Jobim(Tom Jobim)との夢の共演盤『Elis & Tom』(1974年)あたりにしようと思いましたが、落ち着きのある『Elis & Tom』よりも、パワフルな『Ela』の方が、日常を取り戻すことができると思いセレクトしました。

Elis Regina好き以外の人にとって、『Ela』はあまり馴染みのないアルバムかもしれません。ジャケも地味ですし・・・でも地味なジャケからは想像できないほど、内容はソウル、ロックの影響が強いファンキーな内容です。

次作『Elis』(1972年)からは公私にわたり新しいパートナーとなるCesar Camargo Marianoがサウンド・プロダクションを手掛け、新たな方向性を打ち出していきます。その意味では、60年代後半からの弾けた"グルーヴ時代"のElisの集大成的アルバムが本作『Ela』ということになるのでは?

若手の才能あるアーティストの作品を積極的に取り上げる、"才能発掘の名人"Elisですが、本作ではIvan Linsという才能を発掘しています。本作に収録された「Ih! Meu Deus do Ceu」「Madalena」というIvan Lins作品は、アルバムの中でも一際輝く2曲だと思います。

プロデュースはNelson Motta、サウンド・ディレクションはRoberto Menescalが務めています。

Elisを聴いて元気を取り戻そう!

全曲紹介しときやす。

「Ih! Meu Deus do Ceu」
邦題「ああ!神様」。Ivan Lins/Ronaldo Monteiro de Souza作。オープニングを飾るのはファンキーMPB。聴いているだけで元気になる1曲!クラブ系でも重宝する1曲なのでは?

「Black is Beautiful」
Marcos Valle/Paulo Sergio Valle作。Marcos自身のヴァージョンはアルバム『Garra』(1971年)に収録されています。ソウルフルな黒人賛歌です。Elisの魂のヴォーカルを堪能できる感動的な仕上がりです。作者MarcosもこのElisヴァージョンを相当気に入っているみたいです。
http://www.youtube.com/watch?v=BzrGDTUQ_KE

「Cinema Olympia」
Caetano Veloso作品。サイケ調のGal Costaヴァージョン(アルバム『Gal』収録)でお馴染みの楽曲です。Elisヴァージョンはファンキー・ロックな仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=ghcAoyoq0eQ

「Golden Slumbers」
ご存知The Beatles『Abbey Road』収録の名曲カヴァー。実際には「Golden Slumbers〜Carry That Weight」のメドレーになっています。BeatlesファンにElis Reginaの素晴らしさを実感してもらえる熱唱です。
http://www.youtube.com/watch?v=qeOzNxh2TEU

「Falei e Disse」
Baden Powell/Paulo Cesar Pinheiro作。5曲目にして、ようやくジャズ・サンバ調の楽曲です。このあたりは貫禄の歌いっぷりです。
http://www.youtube.com/watch?v=eZE3HUlvJcU

「Aviso aos Navegantes」
この曲もBaden Powell/Paulo Cesar Pinheiro作。エレガントなアレンジとElisの表情豊かなヴォーカルがマッチした小粋なボッサ・チューン。

「Mundo Deserto」
Roberto Carlos/Erasmo Carlos作。パンチの効いたヴォーカル&演奏が素晴らしいファンキー・チューンですね。密かに好きな1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=6KMcFnGzMXQ

「Ela」
Cesar Costa Filho/Aldir Blanc作。タイトル曲は優しい歌声で聴く者の心を包み込んでくれます。パワフルなElisも大好きですが、抑えたElisも絶品です。
http://www.youtube.com/watch?v=FF6kHcB8q-U

「Madalena」
Ivan Lins/Ronaldo Monteiro de Souza作。本作のハイライトとも呼ぶべきIvan Lins作の名曲。軽快なジャズ・サンバをElisが自由自在を操ります。
http://www.youtube.com/watch?v=AQIcSPdMqWI

「Os Argonautas」
Caetano Veloso作品。
Caetanoのオリジナルは以前に紹介した『Caetano Veloso』(1969年)に収録されています。ファド・テイストのメランコリック・ムードの楽曲ですが、Elisヴァージョンは気品溢れるヴォーカルに魅了されます。

「Estrada do Sol」
Antonio Carlos Jobim/Dolores Duran作品。ラストはパーカッシヴなファンキー・チューンでアルバムを締め括ってくれます。

Elis Regina作品の過去記事もご参照下さい。

『Elis, Como e Porque(Como & Porque)』(1969年)
コモ・イ・ポルケ+4

『Aquarela Do Brasil』(1969年)
ブラジルの水彩画

『Elis Regina in London』(1969年)
イン・ロンドン

『Em Pleno Verao』(1970年)
エン・プレノ・ヴァラオン

『Elis』(1974年)
人生のバトゥカーダ

『Essa Mulher』(1978年)
或る女(紙ジャケット仕様)
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2011年03月17日

『今の気分は...2011年3月17日編』

被災者の方、原発危機の避難者の方へ心よりお見舞い申し上げます。

巨大地震から6日間が経ちました。
首都圏に住んでいると原発危機および計画停電の影響が大きく、なかなか本格的な被災者救援へ注力できないのが歯がゆい思いですね。

原発危機は好転することを祈るばかりです。

前回のエントリーで東電を批判しましたが、それはあくまでも経営陣や企業体質に対するもので、不眠不休で作業しているであろう原発の現場社員の方々には頭が下がる思いです。命懸けで頑張る現場作業員の方を応援しています。

その一方で、社員が命張って懸命に作業しているのに、全くリーダーシップを発揮していない東電経営トップに対する怒りは日増しに強くなってきます。何のための経営者なのでしょうか、当事者意識が全く感じられません。現在の社長は「コストカッター」の異名を持つのだとか。国家や会社の危機的状況に全く役立たずの経営トップなど最優先のコスト削減対象なのでは?

基本的にこの手のことを書くのは大嫌いですが、これまでの経緯を見ていると、一言書かずにはいられない気分になりました。

前回に続き5曲のコンパクトパターンで。

Curtis Mayfield「Move on Up」
http://www.youtube.com/watch?v=PpD8FpGpBjE
Curtis

Bruce Springsteen「Badlands」
http://www.youtube.com/watch?v=uhahV_6uhFs
闇に吠える街(紙ジャケット仕様)

Bob Marley & The Wailers「Waiting In Vain 」
http://www.youtube.com/watch?v=AsBBfqWNkjs
エクソダス+2

Jackson Browne「Hold On Hold Out」
http://www.youtube.com/watch?v=f2xlvBuQ8tQ
Hold Out

Sly & The Family Stone「Que, Sera, Sera (What Will Be, Will Be)」
http://www.youtube.com/watch?v=AQZNkzP4kYw
Fresh
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2011年03月15日

『今の気分は...2011年3月15日編』

被災地では厳しい日々が続いております。。
被災者の方へ心よりお見舞い申し上げます。

正直、まだ通常の記事を書く気持ちにはなれず、当ブログ開設以来初めて"2日間記事更新なし"にしようとも思ったのですが、「計画停電」の運用があまりに腹立たしかったのでエントリーしました。

被災地での救出・救援活動が続く中、首都圏にいる私たちは「計画停電」という難題に直面しています。

停電自体を嫌がっているわけではなく、できることは積極的に協力したいと思っています。被災者や救出・救援活動を行っている方のご苦労を思えば、たかだか1日数時間の停電くらい苦にはなりません。

ただし、その実施主体たる東京電力のやり方があまりにお粗末で腹立たしいです。
原発対応に追われ、計画停電への対応が疎かになっているわけではないでしょうが・・・

自分たちの意思決定・発言が社会に与える影響を理解できていない東電には正直驚くばかりです。お粗末な対応のせいで、行政、鉄道各社、警察、医療機関、企業、学校、一般市民等あらゆる人々が無駄な労力を強いられている・・・

このまま東電のやり方に合わせていたのでは、交通マヒ、交通事故、医療への影響、業務停滞による企業の業績悪化、一般市民の食品・生活品買占めパニック等々の問題が続々と発生・悪化するのが目に見えていますよね。なぜ、政府はもっと強制的に介入・指導を行わないのでしょうか。これでいいのか?

《追記》
今日未明、鉄道各社への電力供給については国交省の指導で調整されたようですね。まぁ、普通に考えれば、最初から鉄道各社と協議するのは当たり前だと思いますが・・・

計画停電以上に信じられない原発対応のまずさも含めて、東電という会社に危機対応は無理ですね。巨大地震・津波とは別の「東京電力」という危機をどう乗り越えるのか、政府にはしっかり対処して欲しいものです。

最後に少し音楽の話をすれば、こんな時には「自分の人生において一番大切なものは何なのか」「自分にとって大切なものを見過ごしていないか」を見つめ直せるような歌を聴きたくなります。

今回はいつもの10曲パターンではなく、5曲に控えておきます。

John Legend & The Roots「Wake Up Everybody」
http://www.youtube.com/watch?v=iJgxJ6JrPkc
Wake Up

Alicia Keys「If I Ain't Got You」
http://www.youtube.com/watch?v=fDcISV0NEJI
The Diary of Alicia Keys

Musiq Soulchild「Greatestlove」
http://www.youtube.com/watch?v=Rtidb6NFjS0
Luvanmusiq

Joss Stone「For The Love Of You Pts.1 & 2」
http://www.youtube.com/watch?v=sUnCkGV8BTY
The Soul Sessions

Ledisi「Someday」
http://www.youtube.com/watch?v=-tC4K_Ny7k4
Lost & Found
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2011年03月13日

『今の気分は...2011年3月13日編』

東日本巨大地震の犠牲者、被災者の方へお悔やみ、お見舞い申し上げます。

地震発生時、私はたまたま自宅で仕事をしていましたが、書棚やCD棚は倒れ、部屋中に書籍、CDが散乱し、余震に怯えながらも徹夜で片付けをしていました。

昨日はお世話になっている会社の都内事務所の片付けを手伝っていました。こちらも本棚が倒れて室内には書類・書籍が散乱し、ホワイトボードには大穴が開いて使えない状態に・・・PC関係が無事だったのは幸いでしたが、改めて地震の大きさを実感した次第です。

震源地から遠く離れた都内でさえ、これだけの恐怖を感じたわけですから、被災者の方の心中を察すると胸が痛みます。

このような状況下で記事投稿などしているのは不謹慎なのかもしれません。一方で、音楽には人々の心の痛みを和らげ、生きる勇気と希望を与えてくれるパワーがあるとも思います。

神のご加護を!

Bill Evans「B Minor Waltz (For Ellaine) 」
http://www.youtube.com/watch?v=8cR5B1Hfmvk
You Must Believe in Spring

John Coltrane「After the Rain」
http://www.youtube.com/watch?v=j5kD6J5MJ9E
Impressions

Stanley Cowell「Equipoise」
http://www.youtube.com/watch?v=1S5NoCKTljw
Musa Ancestral Streams

Elis Regina「Na Batucada Da Vida」
http://www.youtube.com/watch?v=wPJ50nS8N64
人生のバトゥカーダ

Cartola「A Cancao Que Chegou」
http://www.youtube.com/watch?v=PRsr4Kq1bXQ
Verde Que Te Quero Rosa: Serie 100 Anos de Musica

Lonnie Liston Smith「Quiet Dawn」
http://www.youtube.com/watch?v=EQ8EOzbHATE
Reflections of a Golden Dream

Michel Petrucciani「Gattito」
http://www.youtube.com/watch?v=5if12Ppc__o
Michel Petrucciani

Bill Withers「Lean On Me」
http://www.youtube.com/watch?v=QPoTGyWT0Cg
スティル・ビル

Stevie Wonder「Knocks Me Off My Feet」
http://www.youtube.com/watch?v=UwSuPXMHhaE
Songs in the Key of Life

Pat Metheny Group「Dream of the Return」
http://www.youtube.com/watch?v=KPyn_U1yW60
Letter from Home
posted by ez at 07:05| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする