発表年:2010年
ez的ジャンル:インディ・ネオソウル
気分は... :クラシコ4連戦の幕開け!
サッカー好きにとっては、いよいよ「バルセロナ対レアル・マドリー」のクラシコ4連戦(リーガ、国王杯、CL2戦)が今日からスタートしますね。
バルサ・ファンの僕は勿論バルサ4連勝を願うばかりですが、それはモウリーニョのプライドが許さないでしょう。とりあえず今日のリーガ勝利とCL勝ち抜きが達成されれば満足です。両チームでどのようなメンバー構成で4試合を乗り切るのか楽しみです。多分、バルサはメンバーをあまりいじらず、マドリーはあれこれ策をめぐらしてくる予感がします。
CLは「バルセロナ対マンチェスターU」の決勝を観たいですね。
ウッチー所属のシャルケもダークホースとして頑張っていますが、実力でいけばマンUが一枚上手ですからね。バルサとマンUの決勝は現在の人気・実力からして最もサッカー・ファンが観たい決勝カードなのでは?
クラシコ直前でウキウキ気分のはずなのに・・・忙しいやら、イラっとする出来事があったりやらで不機嫌モード。「何とかしろよ!」というのが心の叫びです。
今回はインディ・ソウル作品Lando『In This Space』(2010年)です。
昨年末にリリースされている作品ですが、最近某CDショップで激プッシュされています。
先々週のAnthony David『As Above So Below』、先週のJohn Stoddart『Faith Hope Love』と3週連続で日曜日は男性インディ・ソウルの新作となりました。
本作の主役Landoについては、本名Orlando R. Joiner、デトロイト出身ということくらいしか情報がありません。
温もり感のあるネオソウル作品といった感じですかね。
ソングライティングも全曲本人のペンによるものであり、プロデュース&アレンジも殆どの曲で自らが手掛けています。
先々週のAnthony David、先週のJohn Stoddarと比較すると、最も地味なアルバムかもしれません。それでも派手さはなくとも歌心があれば素晴らしい作品を生み出せるということを実感できる1枚です。
独特の雰囲気のあるLandoのヴォーカルに女性バック・コーラスが絡む曲が多く、そのあたりのコンビネーションも僕が本作を気に入っている理由かもしれません。
聴き返すほどにジワジワと心に沁みてくるソウル・アルバムです。
全曲紹介しときやす。
「The Light」
オススメその1。インディ・ソウルらしい温もり感のあるネオソウルなミディアム・スロウでスタートします。
「Anyuthatime」
オススメその2。ジワジワと心にしみてくるアコースティック・ソウル・チューン。コーラス・ワークも含めて素晴らしい出来栄えです。
「Be Near Me」
悪くはないですが、少しサウンドが貧弱なのが残念ですね・・・
「Leavin'」
オススメその3。ジェントル&ハートウォームなソウル・チューン。試聴したときに惹かれた曲でもあります。
「Touch U (Acoustic) 」
哀愁モードのアコースティック・ソウル。
「Space」
オススメその4。コンテンポラリーなソウルがお好きな人であれば気に入るであろうアーバン・メロウな仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=xvKyjI4hDTA
「I Luv Er'ythang About U」
オススメその5。個人的には一番のお気に入り。アーバン・メロウな躍動感に溢れたミッド・チューン。インディ・ソウルの底力を実感できる仕上がりです。
「Just Keep Turnin' Me On」
オススメその6。美しいメロディとソウルフルなコーラスワークにグッとくるミディアム・スロウ。
http://www.youtube.com/watch?v=ts7k7mbfe78
「Nothing Compares」
哀愁モードのミディアム・スロウ。彼の声質が独特の哀愁感を醸し出します。
「Say The Word」
オススメその7。ジェントルなヴォーカルが包み込んでくれる感動的なスロウ・チューン。
「Let It Go」
ジワジワと込み上げてくるスロウ・チューン。派手さはありませんがじっくり聴かせてくれます。
「It Takes Some Getting Used To」
切々と歌い上げる哀愁スロウ。
さらにアルバムには「Gone」が隠しトラックとして収録されています。
Anthony David『As Above So Below』
John Stoddart『Faith Hope Love』