2011年05月06日

First Love『Love at First Sight』

シカゴの女性4人組、唯一のアルバム☆First Love『Love at First Sight』
Love At First Sight
発表年:1982年
ez的ジャンル:B級レディ・ファンク/ブラコン
気分は... :290円はラッキーだったかも?

今日はB級グルメのような(良い意味での)B級作品が聴きたい気分・・・

セレクトしたのは、シカゴの女性4人組ソウル・グループFirst Love唯一のアルバム『Love at First Sight』(1982年)です。

たまたまですが、約2週間前にもDionne Warwickの同名アルバムを紹介したばかりです。

First Loveはシカゴで結成されたDenise AustinDemetrice HenraeMartha JacksonLisa Hudsonの4名組。

1980年にリリースしたディスコ・シングル「Don't Say Goodnigh/Love Me Today」も人気のようですが、アルバムとしてリリースしているのは今回紹介する『Love at First Sight』(1982年)のみです。同時期にヒューストンにも同名グループが存在し、1981年にアルバム『The First Love』をリリースしているのでややこしいですが・・・

「Don't Say Goodnight」
 http://www.youtube.com/watch?v=zU44g_OWRLE
「Love Me Today」
 http://www.youtube.com/watch?v=xe52YS4gUQQ

本作『Love at First Sight』はCD入手しづらい作品のようですが、内容的にはB級レディ・ファンク/ブラコンといったところでしょうか。

年初の記事で書いたように今年のタワレコのクリアランス・セールにて290円でゲットした1枚です。今思うと、290円で本作を入手できたのはラッキーだったかも?

ジャケに写る白タキシード姿の垢抜けないメンバー4名の姿がB級感たっぷりで逆に好きです(笑)

本作はC.I.M.(Chycago International Music)からのリリースであり、同じC.I.M.から作品をリリースしているSuperior Movement、Yvonne Gage、Ocie IIIといったアーティストを手掛けているDonald Burnsideがプロデュース&アレンジを務めています。

「Party Lights」「It's A Mistery To Me」といったファンク・チューンがハイライトだと思いますが。各メンバーのヴォーカルがしっかりしているので、スロウ〜ミディアム系も聴き応えがあります。

廉価で購入したせいか、良くも悪くも80年代らしいB級感を素直に楽しんでいます。欲を言えば、「Don't Say Goodnigh/Love Me Today」のようなディスコ・チューンも聴きたかったなぁ・・・という感じです。

それでも、なかなかのB級グルメですよ!

全曲紹介しときやす。

「Stop What 'Cha Doing」
哀愁メロディと切ない熱唱にグッとくるミディアム・スロウ。スロウ〜ミディアム系では本曲が一番好きです。

「Don't Give Up (On Our Love)」
彼女たちのヴォーカルの確かな実力を確認できるバラード。なかなか聴かせてくれます。

「Party Lights」
本作のハイライトはこの曲になるのでは?80年代らしいアーバン・テイストのミディアム・ファンク・チューン。好きな人はブリブリ&ピコピコ感がクセになる1曲なのでは?これぞB級グルメ!
http://www.youtube.com/watch?v=wlT9bB-YtU4

「Don't Be Afraid」
しっとりとしたバラード。キュートな歌声を満喫できる仕上がりがグッド!

「Lady Marmalade/Creole Lady (Medley) 」
お馴染みLaBelleの大ヒット曲カヴァーを含むメドレー。意外に「Lady Marmalade」はハマっていて楽しめます。

「The Love I Had」
メンバーの熱唱を楽しめるミディアム・バラード。各メンバーのヴォーカルを堪能できます。

「It's A Mistery To Me」
「Party Lights」と並ぶハイライト。80年代らしい煌びやかなサウンドが印象的なミディアム・ファンク。適度にチープ感があるのがB級グルメらしくていいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=LrGgP58Nvyc

「My First Love」
ラストは正統派ビューティフル・バラードで感動的に締め括ってくれます。キュートなリード・ヴォーカルが美しいメロディとマッチしています。

今日の昼飯はB級グルメが食べたい・・・
posted by ez at 03:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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