2011年05月30日

Lewis Taylor『Lewis Taylor』

ロンドン生まれの白人R&Bシンガーによるネオ・ソウルなデビュー作☆Lewis Taylor『Lewis Taylor』
Lewis Taylor
発表年:1996年
ez的ジャンル:ネオソウル系白人男性R&B
気分は... :バルサ強かった!

注目のUEFAチャンピオンズリーグ決勝「バルセロナ対マンチェスターU」ですが、3対1でバルサが快勝しました。

昨日の記事でマンUの方が一枚上なのでは?なんて自信のないコメントをしたバルサ・ファンの僕でしたが、全くの杞憂でしたね。まさかバルサがあれほどマンUを圧倒するとは思いませんでした。名将ファーガソン監督も完敗を認めたバルサの強さは別次元でしたね。それでも唯一のチャンスでゴールを決めるルーニーはさすがでした。

最後に奇跡の復活を遂げたアビダルがビッグイヤーを掲げたのは感動的でしたね。

今回はUKの白人R&BシンガーLewis Taylorのデビュー・アルバム『Lewis Taylor』(1996年)です。

Lewis Taylorはロンドン生まれ。おそらく60年代後半の生まれだと思います。

1996年に今日紹介するデビュー・アルバム『Lewis Taylor』(1996年)をリリースし、一部R&Bファンから高い評価を得ました。

その後も『Lewis II』(2000年)、『Stoned Part I』(2002年)、『Stoned Part II』(2004年)、『The Lost Album』(2006年)等のアルバムをリリースしています。

また、映画『Lock, Stock & Two Smoking Barrels』のサントラに収録された「With A Bullet」ではCarleen Andersonとデュエットしています。

正直、2nd以降のアルバムは全くノーチェックです(泣)

でも、デビュー・アルバム『Lewis Taylor』(1996年)はよく聴きました。僕の中ではクール&ダークなネオ・ソウル作品といった印象があります。当時、Eric BenetMaxwellRahsaan Pattersonといった男性ネオ・ソウル・シンガーの作品と一緒に聴いていました。それらの作品と比較すると、圧倒的にダークですが・・・

今回久々に聴き直した印象は"ダークなMarvin Gaye"という感じですね。当時はクール&ダークなサウンドの方に気を取られていましたが、ヴォーカルはモロにMarvin Gayeしています。ダークながらも60〜70年代ソウルへのリスペクトを強く感じますね。

単に暗いというだけではないダークな音世界(意味不明ですね!)が不思議なネオ・ソウル・ワールドへと誘ってくれます。

全曲紹介しときやす。

「Lucky」
アルバムからの1stシングル。久々に聴くと想像以上にダークなグルーヴですね。全然ラッキーな感じがしません(笑)

「Bittersweet」
タイトル通り"ビター・スウィート"な本曲もシングルになりました。前述の"ダークなMarvin Gaye"といった雰囲気が漂います。

「Whoever」
素晴らしいア・カペラでスタートするソウル・バラード。60〜70年代ソウルへリスペクトしつつ、当時らしいネオ・ソウル感覚でまとめ上げています。

「Track」
全編通じてギター・サウンドが印象的な1曲。一言で言い表せない不思議な雰囲気をもっています。

「Song」
美しくも空虚な雰囲気の哀愁バラード。トリップ・ホップと一緒に聴きたくなるダークネスが支配します。

「Betterlove」
"ビター・スウィート"なネオ・ソウル・チューン。他の曲ほどダークではないので、普通にネオ・ソウルとして楽しめると思います。

「How」
当時は特別気になりませんでしたが、今回聴きなおしていい曲だなぁ、と思った1曲。ソウルへの愛情を感じる1曲。

「Right」
本曲も味わい深いソウル・チューン。淡々としていますがジワジワときます!

「Damn」
本曲も"ダークなMarvin Gaye"感を満喫できます。

「Spirit」
ラストはミステリアスなア・カペラで締め括ってくれます。

久々に本作を聴き、ノー・チェックのままでいる2ndアルバム以降は興味が湧いてきました。

『Lewis II』(2000年)
Lewis II

『Stoned Part I』(2002年)
Stoned

『Stoned Part II』(2004年)
Stoned: Part 2

『The Lost Album』(2006年)
Lost Album (Dig)
posted by ez at 00:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする