2011年06月21日

702『No Doubt』

キュート&フレッシュ&セクシー!90年代女性R&Bグループ☆702『No Doubt』
ノー・ダウト
発表年:1996年
ez的ジャンル:キュート&フレッシュ女性R&Bグループ
気分は... :伊達さんやったね!

テニスのウィンブルドン・テニスでは、クルム伊達さんが15年ぶりの勝利!大感動です!

試合後のNHKの番組で、伊達さん本人がリラックスした笑顔で試合を振り返っているのが印象的でした。心の底からテニスをエンジョイしていることが、今の伊達さんの最大の武器のような気がします。

今回は伊達さんが15年前にウィンブルドンで勝利した年にリリースされた作品をセレクト!
90年代らしい女性R&Bグループ作品702『No Doubt』(1996年)です。

No Doubtはラスヴェガスで1994年に結成された女性R&Bグループ。オリジナル・メンバーはLeMishaIrishOrishGrinstead3姉妹(Irish、Orishは双子)とKameelah Williamsの4名。その後双子の一人Orishが抜け、3人組となっています。

New Edition、Bell Biv Devoeの活動でお馴染みMichael Bivinsに見出され、彼の主宰レーベルBiv 10 Recordsと契約します。そして、1995年にレーベル・メイトのSubwayと共演したシングル「This Lil' Game We Play」でデビュー。同シングルは全米チャート第15位、同R&Bチャート第4位のヒットとなりました。

1996年にリリースされたデビュー・アルバム『No Doubt』からは、シングル「Get It Together」が全米チャートTop10入りのヒットとなりました。続く2ndアルバム『702』(1999年)からはシングル「Where My Girls At?」が全米チャート第4位の大ヒットとなっています。

その後Kameelahは一時期グループを抜けますが、その後復帰して3rdアルバム『Star』(2003年)をリリースしています。

今日紹介する『No Doubt』(1996年)をリリースした時点でメンバー3名は10代。ティーンエイジャーらしいフレッシュ感と、ティーンエイジャーとは思えないセクシーさを兼ね備えたキュートなアルバムに仕上がっています。

The Characters(Charles Farrar/Troy Taylor)をはじめ、Rashad Smith、Chad Elliott、Majesty、Terry "T-Rock " Williams、Malik Pendleton、Donell Jonesがプロデューサーに起用されています。また、Missy Elliottがソングライティング&ラップで参加しています。

TLCSWVあたりの90年代女性R&Bグループが好きな人であれば気に入る1枚だと思います。

今聴いても、思わず胸キュンになる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Get Down Like That」
オススメその1。オープニングはRashad Smith/The Charactersプロデュース。Love Umlimited Orchestra「Strange Games & Things」ネタのイントロでスタートするミッド・グルーヴ。TLCSWVといった90年代女性R&Bグループ好きの人であればグッとくるHip-Hop Soulに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=bfogpXVytYk

「Steelo」
オススメその2。Chad Elliottプロデュース。アルバムからの先行シングルにもなりました。Missy Elliottがソングライティング&ラップで参加しています。The Police「Voices Inside Of My Head」ネタのクール・トラックにのって3人がキュート&セクシーのヴォーカルを聴かせてくれます。Missy 姉さんもラップで盛り上げてくれマス。
http://www.youtube.com/watch?v=5ojOERy-mf8

Blue Jays「What Do You Want」ネタのリミックスもチェックを!
「Steelo (Remix) 」
http://www.youtube.com/watch?v=A3WnqwYhQPA

「No Doubt」
オススメその3。The Charactersプロデュース。タイトル曲はティーンらしいはつらつとした魅力を前面に押し出したダンス・チューン。さすがはThe Charactersですね。アルバムからの3rdシングルにもなりました。
http://www.youtube.com/watch?v=JSYwhBgOtb0

「Show Me Your Love」
オススメその4。The Charactersプロデュース。話題になることは少ない曲ですが、個人的にはアルバムで一番のお気に入り。青春の甘酸っぱい香りがする胸キュンのアップ・チューンに仕上がっています。

「Not Gonna」
Chad Elliott/Majestyプロデュース。少し妖しげな雰囲気のミッド・チューン。Irishの双子姉妹である元メンバーOrishもバック・コーラスで参加しています。Jimmy McGriff「Love is My Life」ネタ。
http://www.youtube.com/watch?v=_f7uGidWIQA

「All I Want」
オススメその5。The Charactersプロデュース。アルバムからの4thシングル。Jackson 5の「It's Great To Be Here」ネタがキャッチーに響くキュート&プリティな仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=K-Kleg7-tK0

「Round & Round」
Terry "T-Rock " Williamsプロデュース。Notorious B.I.G.「Machine Gun Funk」のエレメンツを引用したHip-Hopテイストのトラックが印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=_FsZj8Nz7UA

話は逸れますが、昨晩Notorious B.I.G.の生涯を描いた映画『Notorious』(2009年)を観ました。僕はBiggieや2Pacを熱心に聴いていたわけではありませんが、改めて二人の銃殺事件やその背景にあったHip-Hop東西抗争について調べてしまいました。Biggieの銃撃については今年になり再捜査が開始されたんですね。

「Word Iz Bond」
Malik Pendletonプロデュース。素晴らしいコーラスワークも聴くことができるミディアム・スロウ。
http://www.youtube.com/watch?v=kE8ysdnPcsM

「Get It Together」
オススメその6。人気男性R&BシンガーDonell Jonesのプロデュース。アルバムからの2ndシングルとして全米チャート第10位、同R&Bチャート第3位のヒットとなります。Donell Jonesらしい大人のバラードを見事に歌いきっています。
http://www.youtube.com/watch?v=LdpQfyJFu9A&feature=relmfu

「Finding My Way」
Malik Pendletonプロデュース。浮遊感のあるミディアム・チューンでアルバムの幕は閉じます。
http://www.youtube.com/watch?v=nOE7HAm8bzE

『702』(1999年)
702

『Star』(2003年)
Star
posted by ez at 02:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする