2011年09月09日

Eramus Hall『Your Love Is My Desire』

ファンキー&メロウ・グルーヴが魅力の1枚☆Eramus Hall『Your Love Is My Desire』
Your Love Is My Desire
発表年:1980年
ez的ジャンル:メロウ・グルーヴ系ファンク/ソウル
気分は... :Your Love Is My Desire!

今回はファンキー&メロウ・グルーヴが魅力のレア・グルーヴ作品『Your Love Is My Desire』(1980年)です。

Eramus Hallは、『Your Love Is My Desire』(1980年)、『Gohead』(1984年)という2枚のアルバムをリリースしているUSファンク・グループ。僕は本作のジャケ・イメージのせいで、てっきりEramus Hallというソロ・アーティストだと思っていましたが(笑)

メンバーはMichael Gatheright(vo、key)、William Tillery(vo、as)、James Wilkerson(vo、tp、per)、Grady Smith(tp)、Marvin Williams(g)、Joe Anderson(b)、Bernard Provost(ds)。

Westbound Recordsからリリースされた1st『Your Love Is My Desire』(1980年)はフリーソウル好きから再評価の高い1枚です。続く2nd『Gohead』は、George ClintonBootsy Collinsがプロデュースしています。

もしかしたらP-Funk系の印象が強いファンク・グループなのかもしれませんが、本作『Your Love Is My Desire』はそうした楽曲よりも、「Your Love Is My Desire」「She Shined A Light」「Just Me 'N' You」に代表されるファンキー&メロウ・グルーヴが魅力のアルバムです。

その意味でLeroy HutsonLeon Wareあたりのメロウ・グルーヴがお好きな人にはグッとくる作品です。

レア・グルーヴ/フリーソウル好きの人で未聴の方はぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Your Love Is My Desire」
オススメその1。Marvin Gaye「What's Going On」のメロウネスをより強調したようなメロウ・グルーヴ。フリーソウル好きの人は相当グッとくるはず!
http://www.youtube.com/watch?v=JEFbqS_CsWU

「She Shined A Light」
オススメその2。僕の一番のお気に入り。大人セクシー・モードにやられてしまうアーバン・メロウなミディアム・チューン。ナイス&スムースな名曲!
http://www.youtube.com/watch?v=p1brY9c1Q-o

「Feelin' Higher」
スピード感のあるファンキー・チューン。B級感が漂いますが楽しめます。
http://www.youtube.com/watch?v=-8B_KTaKtLU

「Think Positively」
オススメその3。ファンキー&メロウなテイストがいい感じの1曲。派手さはありませんが、ツボの押さえたヴォーカル&演奏がたまりません。ホーン隊も盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=BXed6NWq__0

「Stuck In The Mudd」
2nd『Gohead』にも収録されているP-Funkなファンク・チューン。これはこれで楽しめます。

「Just Me 'N' You」
オススメその4。J.R. Baileyの名曲カヴァー。オリジナルは当ブログでも紹介した『Just Me 'N You』(1974年)に収録されています。Leon Wareも真っ青なメロウネス・ワールドが展開されます。サイコー!
http://www.youtube.com/watch?v=gWD98kIkz68

「Funk Permit」
この曲もP-Funkしています。P-Funkとしてはまだまだ弾け具合が足りない気もしますがなかなかグッド!

「Super Funk」
スピード感のあるP-Funk調の仕上がり。個人的にはP-Funk系の収録曲の中では一番コレが好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=A_58hZc_Hpw

「Will You Love Me Tomorrow (As You Do Today)」
オススメその5。ラストは哀愁モードのメロウ・ソウル。ホーン隊も哀愁モードを演出してくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=W7bZH1KEehM

ここまでがオリジナルLPの9曲です。CDにはボーナス・トラックとして「Do The Rock」「Life Has Feeling」の2曲が追加収録されています。

「Do The Rock」
オススメその6。1979年にリリースされたシングル曲であり、ディスコ調ダンス・チューンに仕上がっています。本編とは異なる雰囲気ですが、かなり好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=7w30Z7jgqFY

「Life Has Feeling」
これまで未リリースだった曲です。ノリの良いファンキーなダンス・チューンです。
http://www.youtube.com/watch?v=HgltAI5w2fg

サッカーはなでしこが苦しみながらも五輪切符を手にしましたね。
ロスタイムで同点に追いつかれたのは悔しいですが、内容的には北朝鮮相手に終始押し込まれていたので、引き分けは妥当な結果という気がします。

なでしこの課題は、W杯の中心メンバーとそれ以外のメンバーの間に実力差があり、強豪相手の試合において戦力として使える交代メンバーが1、2名しかいない点だと感じます。来年の五輪本番までに,
控えメンバーの底上げがどこまでできるかに注目したいと思います。
posted by ez at 02:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする