発表年:2009年
ez的ジャンル:ラウンジ感覚クラブジャズ
気分は... :Staying For Good!
今回は当ブログでも紹介した新作『Music Inside』が好評なイタリアのクラブジャズ・プロジェクトPapikの1stアルバム『Rhythm Of Life』(2009年)です。
Papikはイタリア人キーボード奏者/コンポーザー/アレンジャーNerio Poggiによるクラブジャズ・プロジェクト。
Nerio Poggiは、日本でも大人気の伊達男ジャズ・シンガーMario Biondiのアルバムで楽曲提供やアレンジャーを務めた経験を持っています。
4月に購入した『Music Inside』は今でも聴きまくっています。多分、今年一番聴いているアルバムだと思います。
『Music Inside』(2012年)
クラブジャズ、ラウンジ、ボッサ・ジャズ、エヴァーグリーン・ポップ、正統派ジャズ・ヴォーカルなど多彩なエッセンスが詰まった『Music Inside』は、まさに僕の嗜好にジャスト・フィットする1枚でした。
そのあまりの素晴らしさに惹かれ、思わず1stとなる本作『Rhythm Of Life』(2009年)もゲットしてしまいました。
こちらも『Music Inside』に負けず劣らずの素晴らしいクラブジャズ作品に仕上がっています。『Music Inside』にも参加していたAlan Scaffardi、Ely Bruna等の男女ヴォーカリストをフィーチャーし、『Music Inside』を気に入った方ならば、間違いなく気に入る内容だと思います。
クラブジャズを聴くことがない方でも、"クラブジャズもいいよねっ!"って感じることができるアルバムだと思います。2nd『Music Inside』と共に、ハッピーな気分になれるクラブジャズ作品だと思います。
とにかく超オススメ!本作を持っていると聞いただけで、僕的には一杯おごりたくなってしまいそう(笑)
全曲紹介しときやす。
「Rhythm Of Life」
タイトル曲はSchema系クラブジャズ好きはグッとくるであろうボッサ・グルーヴ。Ely Brunaの妖艶なヴォーカルとクラブ仕様のリズムと小気味良いホーン隊のバランスがグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=vfWab4MFIC8
「E La Chiamano Estate」
Franco Califano/Bruno Martino/Laura Zanin作。イタリアの名コンポーザーBruno Martinoによる1965年作品をカヴァー。オリジナルを意識したノスタルジックなイントロから一転、現行クラブジャズらしいスタイリッシュな展開へなだれ込みます。Clizia Aloisiの素晴らしいヴォーカルと共にエレガントに躍動するクラブジャズ・サウンドを満喫できます。この曲を聴き、本作を購入して正解だったと確信できました。
http://www.youtube.com/watch?v=LX45HcV_aBU
「You With Your Smile」
ブルージーなムードも漂うオーセンティックなジャズ・ヴォーカル・チューン。Alan Scaffardiのヴォーカルをフィーチャーしたなかなかシブめの仕上がりです。
「Mon Coeur」
オープニングで妖艶な雰囲気のヴォーカルを聴かせてきたEly Brunaのキュートな面も垣間見れる1曲。哀愁モードながらもポップな疾走感があるのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=K_kh3QU6Qtg
「I'm Dreaming A Lot」
Ely Brunaのヴォーカルをフィーチャーしたスウィンギーな仕上り。Ely Brunaのジャズ・ヴォーカリストとしての魅力を実感できます。
「Her Name Is」
エレガントなピアノと哀愁モードのミュート・トランペットが印象的なバラード。Alan Scaffardiが男の哀愁たっぷりに歌い上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=0LFwNj_tNlA
「Staying For Good」
シングルになった楽曲。開放的でダンディーなクラブジャズはまさにStaying For Good!今日の僕の気分にジャスト・フィット!何かハッピーなことが起きそうな予感がする伊達男の国の小粋なクラブジャズです。Mario Biondiあたりと一緒に聴きたくなります。
http://www.youtube.com/watch?v=HR8x9gfMg_k
「Lady Bug Bossa」
ブラジリアン好きにはたまらないボサノヴァ・チューン。エレガントな雰囲気がグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=x3Pd7R0j5IY
「Crazy」
DJ Danger MouseとCee-LoのユニットGnarls Barkleyの大ヒット曲をカヴァー。お馴染みのヒット曲をAlan Scaffardiのヴォーカルをフィーチャーした大人のボッサ・ジャズに仕上げています。
http://www.youtube.com/watch?v=-RunamlUZDY
「Capture The Sound」
Alan Scaffardiをフィーチャーし、ラテン・モードで迫ります。ノスタルジックなのに古臭く感じないのが伊達男の国の小粋なクラブジャズです。
http://www.youtube.com/watch?v=ehaSlOEWsgU
「Summer In Rio」
タイトルから想像できるように、Cristiana Polegriの女性ヴォーカルをフィーチャーしたロマンティックなボッサ・ジャズ。夏の終わりを惜しむサンセット・モードにピッタリです!
http://www.youtube.com/watch?v=ww3lTGGup40
「I Believe In The Sun」
Alan Scaffardiをフィーチャーし、ワルツ調で疾走します。実は疾走するワルツって僕がグッとくるパターンなんですよね。当然、この曲も大好き!
「Happy Rhymes」
まさにハッピーなリズムです。朝の出勤前にこんな曲を聴くと、(現在の僕には無縁ですが)満員電車の中でもイラっとせずに清々しく過ごせるのでは?些細なことでストレスを溜め込む方のマインド・リセットに最適です。
「Notes Of The Past」
ラストはEly Brunaのヴォーカルをフィーチャーし、エレガントな気分のブラジリアン・ジャズで締め括ってくれます。疾走しつつ胸一杯の感動モードでアルバムを聴き終えることができるのがサイコーです!
http://www.youtube.com/watch?v=UYQrUxvJAzI
サッカーW杯アジア最終予選は、ジーコ率いるイラクに勝利し勝ち点3を加えました。まぁ、最終予選は結果が全てですから、内容には触れず結果良しとしましょう。
日本の最大のライバルと見られるオーストラリアがアウェーとはいえ、ヨルダンに敗北を喫した事実を見ると最終予選の厳しさを痛感します。「ヨルダン対オーストラリア」をTV観戦しましたが、敵地では日本も苦戦しそうな予感がしました。
アウェーは勝ち点を獲るというよりも相手に勝ち点3を与えないことが大切ですね。その意味でホーム3戦全てで勝ち点3を重ねたサック・ジャパンは評価すべきと思います。やはり中東でのアウェー戦が鍵を握りそうですね。
まぁ、サッカーはどうでもいいや!
今日はそれより楽しいことが待っているので・・・