発表年:1978年
ez的ジャンル:ダイナマイト・ボーカル系R&B
気分は... :今日の気分はChaka...
不眠状態でフラフラです。こんな時には僕にとってのスタミナ音楽であるChaka Khanでも聴いてもうひと踏ん張り!
ということで、Rufus & Chaka Khan『Street Player』(1978年)です。
これまで当ブログで紹介したChaka Khan関連作品は以下の6枚です。
Rufus
『Rufusized』(1974年)
『Rufus Featuring Chaka Khan』(1975年)
『Ask Rufus』(1977年)
Chaka Khan
『Chaka』(1978年)
『Naughty』(1980年)
『What Cha Gonna Do For Me』(1981年)
本作『Street Player』は『Ask Rufus』(1977年)に続いてリリースされたアルバムです。『Ask Rufus』はグループが1つのピークに達したアルバムであったと言えるでしょう。それと比較すると本作の評価は低いのかもしれません(セールス面は別として)。
その1つが看板ヴォーカルChaka Khanがソロ・デビュー直前であったことがあるかもしれません。ソロとバンドの掛け持ち状態が必ずしもバンドにはプラスの影響を与えなかったかもしれませんね。その結果、次作『Numbers』ではChaka Khan抜き状態になってしまいますが・・・
本作におけるメンバーはChaka Khan(vo)、Tony Maiden(g、vo、per)、Kevin Murphy(key)、Bobby Watson(b、per)、David "Hawk" Wolinski(key、back vo)、Richard "Moon" Calhoun(ds、per、back vo)という編成。前作『Ask Rufus』(1977年)から、ドラマーがAndre Fischer→Richard "Moon" Calhounへ交代しています。
また、Seawind Hornsがホーン隊でゲスト参加しています。
僕自身も『Ask Rufus』あたり比較して聴く頻度が少ない『Street Player』ですが、改めてじっくり聴いてみると派手さはありませんが、それなりに楽しめるアルバムだと思います。
「Street Player」、「Stay」あたりが知名度が高い楽曲ですが、個人的には「Blue Love」、「Destiny」 あたりがオススメです。
プロデュースは RufusとRoy Halee。
全曲紹介しときやす。
「Street Player」
Danny Seraphine/David Wolinski作。Chicagoヴァージョンでもお馴染みのダンス・チューン。当ブログではChicagoヴァージョンに加え、The Baker Brothersのカヴァーも紹介済みです。ど派手なファンキー・ディスコ・チューンに仕上げたChicagoヴァージョンと比較すると、少し大人しめかもしれませんが軽快なダンス・チューンに仕上がっています。Tony Maidenがヴォーカル&ギターで活躍しています。また、Seawind Hornsが盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=FOPkh_jDu-k
「Stay」
Chaka Khan/Richard Calhoun作。アルバムからの1stシングル。全米チャート第38位、同R&Bチャート第3位のヒットとなっています。Chaka Khanらしいヴォーカルを満喫できるちょっぴり切ないアーバン・メロウ。Chaka Khan好きには外せない1曲だと思います。Erykah Baduもカヴァーしていましたね。
http://www.youtube.com/watch?v=f2DccadfcBs
「Turn」
Bobby Watson/David Wolinski作。派手さはありませんが、ファンキーな味わいになかなかグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=gi1l7KT6ocw
「Best Of Your Heart」
Bobby Watson/David Wolinski作。美しくも切ないバラード。ここでもChakaの素晴らしいヴォーカルを堪能できます。
http://www.youtube.com/watch?v=HbhCrblDFv4
「Finale」
Bobby Watson/David Wolinski作。前曲「Best Of Your Heart」から切れ目なく突入するインストの高速ブラジリアン・フュージョンです。
「Blue Love」
David Wolinski/Richard Calhoun作。ポップな味わいのメロウ・ソウル。個人的にはアルバムで一番のお気に入りです。アルバムからの2ndシングルになりました。
http://www.youtube.com/watch?v=vGRwLkd9-jk
「Stranger To Love」
David Wolinski作。落ち着いたメロウネスをグッと溜めて、Chakaのヴォーカルで一気に盛り上がる感じが大好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=aipSH2-QA6I
「Take Time (Instrumental)」
Tony Maiden作。ファンキー・モードのインスト・チューン。Chaka抜きの状態を意識したものかもしれませんが、今聴くと刺激が少ないかな?
「Destiny」
David Wolinski/Richard Calhoun作。「Blue Love」と並ぶ僕のお気に入り。ラテン・フレイヴァーの小粋なメロウ・チューンです。
「Change Your Ways」
Tony Maiden/Traude Sapik作。男女ツイン・ヴォーカルによるファンキー・チューンですが、やはりChakaのヴォーカルがパンチありすぎです。
Rufus/Chaka Khanの過去記事もご参照下さい。
『Rufusized』(1974年)
『Rufus Featuring Chaka Khan』(1975年)
『Ask Rufus』(1977年)
Chaka Khan『Chaka』(1978年)
Chaka Khan『Naughty』(1980年)
Chaka Khan『What Cha Gonna Do For Me』(1981年)