2013年02月11日

Stereolab『Mars Audiac Quintet』

人気曲「Ping Pong」収録!過渡期ならではの面白さがある1枚☆Stereolab『Mars Audiac Quintet』
マーズ・オーディアック・クインテット
発表年:1994年
ez的ジャンル:UKポストロック
気分は... :文句言いつつ観てしまうのかなぁ...

今日はグラミーですが、個人的には全然盛り上がりませんね。
主要ノミネート一覧を眺めても、興味が湧くアーティストは皆無です。

全米チャートのヒット曲を聴いても殆ど良いと思わない僕のような音楽リスナーは、もはやグラミーを観ても仕方がないのかもしれませんが・・・それでも文句言いつつ観てしまうのが悲しい性ですね(笑)

今回はUKポストロックの先駆者、Stereolabが1994年にリリースした『Mars Audiac Quintet』です。

これまで当ブログで紹介したStereolab作品は以下の6枚です(発売順)。

 『Peng!』(1992年)
 『Transient Random-Noise Bursts With Announcements』(1993年)
 『Emperor Tomato Ketchup』(1996年)
  『Dots And Loops』(1997年)
 『Cobra and Phases Group Play Voltage in the Milky Night』(1999年)
 『Margerine Eclipse』(2004年)

本作『Mars Audiac Quintet』は、初期のエクスペリメンタル路線と次作『Emperor Tomato Ketchup』(1996年)以降の近未来ラウンジ・ポップ路線の過渡期にあたるアルバムです。

前作『Transient Random-Noise Bursts With Announcements』(1993年)と比較すれば、かなりポップな印象を受けます。特にセカンド・ヴォーカルのMary Hansenの存在感が増しています。ただし、『Emperor Tomato Ketchup』のような完成度には至らず、まだまだ発展途上のローファイなインディー・ポップといった趣です。そのあたりの試行錯誤感が魅力のアルバムかもしれませんが・・・

本作収録の「Ping Pong」はEPでも発売され、ポップ路線のStereolabを広く印象付けました。

本作におけるメンバーは、Tim Gane(g、vox org、syn、per)、Latitia Sadier(vo、g、vox org、syn)、
Mary Hansen(vo、g)、Andy Ramsay(ds)、Duncan Brown(b)、Katharine Gifford(key)の6名。

また、前作は6人目のメンバーとしてクレジットされていたHigh LlamasSean O'Hagan(g、org)は、今回ゲスト扱いで参加しています。それ以外にJean-Baptiste Garnero(back vo)、Vera Daucher(violin)がゲスト参加しています。

ラストのTim Gane/Sean O'Hagan作「Fiery Yellow」以外はTim Gane/Latitia Sadier作です。

過渡期において、さまざまなエッセンスが交錯する面白さを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Three-Dee Melodie」
ギター&オルガンによるローファイ・ポップ・サウンドとLatitia Sadier & Mary Hansenのヴォーカルが絡む本作らしいオープニング。
http://www.youtube.com/watch?v=k45VWW_sYhQ

「Wow And Flutter」
あくまでギター・ポップって感じが本作らしいですね。この少し単調なポップ感が好きだったりします。
http://www.youtube.com/watch?v=T5Z-w9-7aHg

「Transona Five」
結構グイグイくるインディー・ロックですが、Latitiaのクール・ヴォーカルとMary Hansenのコーラスが加わるだけでStereolabになるのが面白いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=FKrYdhMdBfM

「Des Etoiles Electroniques」
Latitiaのフレンチ・ヴォーカルを前面に押し出したストレンジ・ポップ。次作以降と比較すると、まだまだ洗練されていませんがこのタイプの曲好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=0bHYjSavEDU

「Ping Pong」
本作のハイライト。次作以降の近未来ラウンジ・ポップ路線を予感させるキャッチーな仕上り。Latitia Sadierのヴォーカルに、Mary Hansenのセカンド・ヴォーカルが絡む感じがStereolabらしくてグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=tsumMcjEPtQ

「Anamorphose」
ギター&オルガンによるミニマルな仕上がり。実に単調なのに聴いているとクセになります。

「Three Longers Later」
Latitiaのリード・ヴォーカルとMary Hansenのコーラスを前面に打ち出したバロック調のオルガン・チューンの前半から一転し、中盤以降は哀愁ロック・チューンへ展開します。
http://www.youtube.com/watch?v=f9Bv8L0SRek

「Nihilist Assault Group」
躍動するギター・ポップ。次作以降の近未来ラウンジ・ポップ路線がお好きな人であれば、このパターンの曲は好きなのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=pmsgYHYdhF0

「International Colouring Contest」
本作らしいポップ路線を象徴する1曲。High Llamasと一緒に聴きたくなるストレンジ・ポップです。Mary Hansenの♪パララッ、パッパッパラ〜ラ♪コーラスを満喫しましょう!Lucia Pamela「Into Outer Space with Lucia Pamela」をサンプリング。
http://www.youtube.com/watch?v=9t3xAwO6yag

「The Stars Our Destination」
ポコポコ・リズムとオルガン・サウンドが支配するミニマルな仕上がり。

「Transporte Sans Bouger」
本作ならではの感じですね。ポップな中にもインディー・ロック感があるのが印象的です。

「L'Enfer Des Formes」
「Nihilist Assault Group」と同路線の疾走するギター・ポップ。このタイプの曲にはLatitiaのフレンチ・ヴォーカルが似合います。Mary Hansenのコーラスもいい感じ!
http://www.youtube.com/watch?v=Blsw1powe6M

「Outer Accelerator」
エクスペリメンタル・サウンドと次作以降の近未来ラウンジ・ポップが交錯するような雰囲気の仕上がり。
http://www.youtube.com/watch?v=-TDcpHX2yFc

「New Orthophony」
エクスペリメンタルな前半とポップな後半のコントラストが印象的です。

「Fiery Yellow」
ラストはSean O'Haganが活躍するHigh Llamas的サウンドのインストで締め括ってくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=yTkDFt-dYoQ

Stereolabの過去記事もご参照下さい。

『Peng!』(1992年)
Peng (Reis)

『Transient Random-Noise Bursts With Announcements』(1993年)
騒音的美学の終焉

『Emperor Tomato Ketchup』(1996年)
Emperor Tomato Ketchup

『Dots And Loops』(1997年)
Dots and Loops

『Cobra and Phases Group Play Voltage in the Milky Night』(1999年)
Cobra & Phases Group Play Voltage in Milky Night

『Margerine Eclipse』(2004年)
Margerine Eclipse
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2013年02月10日

Jose James『No Beginning No End』

ソウルとジャズを融合させた進化形アルバム☆Jose James『No Beginning No End』
ノー・ビギニング・ノー・エンド
発表年:2013年
ez的ジャンル:進化系男性ジャズ・シンガー
気分は... :D'Angelo『Voodoo』から13年・・・

今回はジャズ・ファンのみならず、R&B好き、クラブミュージック好きからも注目される男性ジャズ・シンガーJose Jamesの最新作『No Beginning No End』です。彼のBlue Noteからの第一弾アルバムです。

Jose Jamesは1978年ミネアポリス生まれ。10代でジャズに目覚め、10代後半からN.Y.のジャズ・スクールへ通った後、ジャズ・コンテストに出場しながらデビューの機会を窺っていました。

そんな中、2006年にロンドンで行われた国際ジャズ・コンペティションに出場したところをGilles Petersonに認められ、彼のレーベルBrownswood Recordingsからデビューする機会を得ます。そして、2007年にデビュー・アルバム『The Dreamer』をリリース。Gilles Petersonのイチオシ・シンガーということでクラブジャズ好きを中心に話題となりました。

その後、Jazzanova『Of All The Things』(2008年)、Nicola Conte『Rituals』(2008年)といった当ブログでも紹介したクラブジャズ/クロスオーヴァーの話題作へ参加し、シーンにその名を定着させました。Nicola Conteについては、『Love & Revolution』(2011年)にも参加しています。

さらに2ndアルバム『Blackmagic』(2010年)には、Moodymann、DJ Mitsu The Beats 、Taylor McFerrin、Flying LotusBen Westbeech等のアーティストが参加し、益々クロスオーヴァー色を強めていきます。

一方、『Blackmagic』と同じ2010年にはベルギーのピアニストJef Neveとの共演によるスタンダード・アルバム『For All We Know』をリリースしています。

『The Dreamer』『Blackmagic』は以前から愛聴盤です。特に『Blackmagic』はてっきり当ブログで紹介済みだと思い込んでいました。何処か憂いを帯びた感じに惹かれますよね。

本作のリリースに際しては、Leon Wareとの出会いが影響しているようです。L.A.で彼と面会し、故Marvin Gayeとの思い出を聞くうちに、Jose Jamesの中にジャズとソウルを融合させたアルバムというコンセプトが固まっていったようです。

こうしたコンセプトへの思いは、ベテラン・ベーシストPino Palladinoのプロデューサーへの起用からも窺えます。Jose James本人がD'Angelo『Voodoo』(2000年)やErykah Badu『Mama's Gun』(2000年)といったネオ・ソウル名作を強く意識し、その2作に大きく関与したPino Palladinoに白羽の矢を立てたようです。さらにこれら2作のエンジニアであったRussell Elevadoやミキシングを担当していたTom Coyneを起用する徹底ぶりです。このあたりからJose Jamesの意図が明確に窺えます。

ちなみにPino Palladinoと共にJose James本人と共にBrian Benderが本作のプロデュースを務めています。

Pino Palladino(b)やUKの人気ドラマーRichard Spaven(ds)、日本人トランぺッター黒田卓也といったJose James作品でお馴染みの2人、今最も旬なジャズ・アーティストRobert Glasper(p)と彼が率いるRobert Glasper ExperimentのドラマーChris Dave、R&Bファンにはお馴染みのAmp Fiddler、ベルベル人女性シンガーHindi Zahra、本作へ2曲の楽曲提供も行っている女性シンガー・ソングライターEmily King、女性タブラ奏者Suphala、それ以外にもKris Bowers(p)、Grant Windsor(key)、Corey King(tb)、Jeremy Most(g)等の多彩なアーティストがレコーディングに参加しています。

特にPino Palladinoと並んで黒田卓也の貢献が大きいのでは?日本人トランぺッター黒田卓也は本作のホーン・アレンジを全面的に手掛けています。

イギリス人ドラマーRichard Spavenは、Jose James作品以外にもMark De Clive-Lowe4HeroFlying Lotus等の作品に参加していますね。当ブログでは彼がイギリス人プロデューサー/キーボード奏者Vincent Helbersと組んだユニットSeravinceのアルバム『Hear To See』(2012年)も紹介済みです。

『Blackmagic』あたりのイメージで聴くと、全体として大人しい印象を受けるかもしれませんが、Jose Jamesらしさを満喫できる1枚であり、所々で彼の新しい一面に出会える楽しさもある1枚です。勿論、前述のようにD'Angelo『Voodoo』的なエッセンスを堪能する楽しみ方もあると思います。

また、Robert Glasperのアルバム同様に、本作参加のミュージシャンのピープル・ツリーを追いかけるのも楽しいと思います。

いろいろな意味で興味が尽きない1枚ですな。

全曲紹介しときやす。

「It's All Over Your Body」
Jose James/Pino Palladino/Fin Greenall/Grant Windsor/Richard Spaven作。Robert Glasper(p)、Chris Dave(ds)というRobert Glasper Experimentの2人が参加しています。特にChris Daveのドラムに注目です。少しダビーな低音グルーヴと音空間、さらにJose Jamesの憂いを帯びたヴォーカルが絡む様はD'Angelo「Devil's Pie」を彷彿させます。この1曲でJose Jamesの本作におけるねらいを明確に認識できると思います。DJ Spinnaによるリミックス(DJ Spinna Remix)も要チェックです。
http://www.youtube.com/watch?v=K3lOMyo1uqk

「Sword + Gun」
Jose James/Hindi Zahra作。モロッコ出身、パリを拠点に活躍するベルベル人女性シンガーHindi Zahraをフィーチャー。彼女はフランスBlue Noteからデビュー・アルバム『Handmade』(2010年)をリリースしています。本作のなかでも異色のエスニック・モードの1曲に仕上がっています。でもこのミステリアスなムードはJose Jamesのカラーにフィットしていると思います。
http://www.youtube.com/watch?v=fDb_lino3bc

「Trouble」
Jose James/Scott Jacoby作。この曲はネオ・ソウル+Sly Stone調ファンクといった趣の仕上がりです。黒田卓也のトランペットが冴え渡ります。曲自体は偉大なるソウルマンたちのトラブルを歌ったものです。
http://www.youtube.com/watch?v=2HoflaconyY

Madlibの実弟Oh Noによるリミックスも要チェックです。。
Jose James「Trouble (Oh No Remix) 」
 http://www.youtube.com/watch?v=uG3K1b-ciZ4

「Vanguard」
Jose James/Robert Glasper作。またまたRobert Glasper(p)、Chris Dave(ds)とのセッション。Robert Glasper Experiment『Black Radio』の雰囲気をそのまま持ってきたような仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=ouItEkKXBdA

「Come to My Door」
Emily King作。元々は彼女のアルバム『East Side Story』(2007年)に収録される予定だった曲なのだとか。クールで憂いを持ったイメージが強いJose Jamesですが、ここでは穏やかな雰囲気の歌声を聴くことができます。その意味では彼の新しい一面を窺える仕上りなのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=MDv74VPHW1Q

「Heaven on the Ground」
Emily King作。Emily King作品が続きます。ここではEmily本人をフィーチャーし、シンプルなアコースティック・サウンドをバックにソフトリーなデュエットを聴かせてくれます。従来のJose Jamesのイメージからかけ離れた雰囲気ですが、これがなかなかいいんです。
http://www.youtube.com/watch?v=jYfHrfytmgQ

「Do You Feel」
Jose James作。新進の黒人ピアニストKris Bowersをバックに従えたソウルフルなバラード。シンプルですがJoseの熱いヴォーカルとKris Bowersの感動的なピアノを満喫できます。

「Make It Right」
Jose James/Pino Palladino作。Pino Palladinoとの共作曲は再び『Voodoo』的ネオ・ソウル感覚を楽しめます。
http://www.youtube.com/watch?v=BpygNPUxjKM

「Bird of Space」
Jose James作。Jose Jamesらしい哀愁ワールドが展開される1曲。この寂しげな感じこそがJose Jamesですよね(笑)

「No Beginning No End」
Jose James/Pino Palladino/Fin Greenall/Grant Windsor/Richard Spaven作。タイトル曲はメロウ・サウンドと淡々としたJoseのヴォーカルが相俟って、いい雰囲気の音空間をクリエイトしています。

「Tomorrow」
Jose James/Amp Fiddler作。Kris Bowersのピアノとストリングスをバックにした美しいバラードで本編を締め括ってくれます。まるで祈りのようなJoseのヴォーカルが感動的です。
http://www.youtube.com/watch?v=YAyO8DspbpQ

「Come to My Door (Acoustic Version)」
ボーナス・トラック。「Come to My Door」の別ヴァージョンであり、アコギのみのバックでEmily King本人をフィーチャーしたデュエットになっています。
http://www.youtube.com/watch?v=4hFYjlimrlY

国内盤にはJessica Care Mooreをフィーチャーしたボーナス・トラック「Call Our Names」が収録されています。ポエトリー・リーディング調ヴォーカルによるネオ・ソウル調の仕上がりです。

未聴の方はJose Jamesの他作品もチェックを!

『The Dreamer』(2007年)
The Dreamer[日本語解説・歌詞対訳・ボーナストラック付き国内盤] (TRCP21)

『Blackmagic』(2010年)
BLACKMAGIC (BWOOD041CD)

Jose James & Jef Neve『For All We Know』(2010年)
For All We Know

また、Emily King、Hindi Zahra、Robert Glasper ExperimentRichard Spaven(Seravince)といった本作参加アーティストのアルバムもチェックすると楽しいと思います。

Emily King『East Side Story』(2007年)
イースト・サイド・ストーリー

Hindi Zahra『Handmade』(2010年)
Handmade

Robert Glasper Experiment『Black Radio』(2012年)
ブラック・レディオ

Robert Glasper Experiment『Black Radio Recovered: The Remix EP』(2012年)
Black Radio Recovered: the Remix Ep

Seravince『Hear To See』(2012年)
ヒア・トゥ・シー

また、本作に影響を与えたD'Angelo『Voodoo』(2000年)、Erykah Badu『Mama's Gun』(2000年)もこれを機に再チェックしてみては?

D'Angelo『Voodoo』(2000年)
Voodoo

Erykah Badu『Mama's Gun』(2000年)
Mama's Gun
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2013年02月09日

Margie Joseph『Feeling My Way』

Johnny Bristolプロデュースのメロウ・レディ・ソウル☆Margie Joseph『Feeling My Way』
Feeling My Way
発表年:1978年
ez的ジャンル:メロウ・レディ・ソウル
気分は... :メロウネスに包まれたい・・・

今日はメロウな女性ソウル作品が聴きたい気分!

そこでセレクトしたのは、女性ソウル・シンガーMargie JosephJohnny Bristolをプロデューサーに迎えて制作したメロウ・ソウル作品『Feeling My Way』 (1978年)です。

Margie Josephは1950年アメリカ、ミシシッピ州生まれの女性R&B/ソウル・シンガー。

Paul McCartneyのカヴァー・ヒット「My Love」(1974年)や、The Supremesの名曲カヴァーで、サンプリング・ソースとしても人気の「Stop! In the Name of Love」(1971年)、Blue Magicとのデュエット「What's Come Over Me」あたりが有名ですかね。

アルバムとしては『Margie Joseph Makes A New Impression』 (1971年)、『Phase II』 (1972年)、『Margie Joseph』 (1973年)、『Sweet Surrender』 (1974年)、『Margie』 (1975年)、『Blue Magic-Major Harris-Margie Joseph Live! 』 (1976年)、『Hear The Words, Feel The Feeling』 (1976年)、『Feeling My Way』 (1978年)、『Knockout!』 (1983年)、『Ready For The Night』 (1984年)、『Stay』 (1988年)等のアルバムをリリースしています。

彼女のキャリアの充実期といえば、『Margie Joseph』(1973年)から今日紹介する『Feeling My Way』 (1978年)まであたりになるのではないでしょうか。

今日紹介する『Feeling My Way』 (1978年)は、前述のようにJohnny Bristolをプロデューサーに迎えて制作された作品です。全体としてJohnny Bristolプロデュースらしいメロウな味わいに仕上がっているのが魅力です。

レコーディングには、James Gadson(ds)、James Jamerson Jr.(b)、David Williams(g)、David T. Walker(g)、Al McKay(g)、Lee Ritenour(g)、Mitch Holder(g)、Hense Powell(el-p)、Larry Farrow(p)、Bobbye Hall(per)、Robert Torres(per)、Ernie Watts(sax)、Lynda Evans(back vo)、Deborah Tibbs(back vo)、Maisha Grimes(back vo)といったミュージシャンが参加しています。特に派手さはありませんが、しっかりツボをおさえた豪華ギター陣のバッキングも聴きどころです。

個人的にはアルバムの冒頭2曲、「I Feel His Love Getting Stronger」「Come On Back To Me Lover」のメロウな味わいに惹かれます。「Discover Me (And You Will Discover You)」も僕好みの1曲です。

また、Johnny Bristol好きであれば、当ブログでも紹介した彼の2枚のアルバム『Feeling The Magic』(1975年)、『Bristol's Creme』(1976年)の2枚から計5曲がカヴァーされているので、オリジナルと聴き比べるのも楽しいと思います。

メロウ・ソウル好き、Johnny Bristol好きの方はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「I Feel His Love Getting Stronger」
オススメその1。James Jamerson Jr./Johnny Bristol作。シングルにもなりました。フリーソウル好きの人であれば、グッとくること間違いなしのメロウ・グルーヴ。メロウ・サウンドと爽快で伸びやかなMargieのヴォーカルの相性が抜群!David T. WalkerとLee Ritenourという豪華ギタリスト共演のバッキングもサイコーです。
http://www.youtube.com/watch?v=iCyueZMpvrc

「Come On Back To Me Lover」
オススメその2。Johnny Bristol作。メロウな味わいでいえば、この曲も負けていません。この曲もシングルになりました。Johnny Bristol好きはたまらない曲調ですね。また、David T. Walker好きの人であれば、彼のギター・プレイを堪能できる1曲に仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=OY7lAVWGK48

印象的なDavid T. Walkerのギター・カッティングはTame One「Dreamz」のサンプリング・ソースにもなっています。
Tame One「Dreamz」
 http://www.youtube.com/watch?v=Pf6xKi69vUE

「You Turned Me On To Love」
Johnny Bristol作。『Bristol's Creme』収録曲のカヴァー。大人のラブ・バラード。Margieのヴォーカリストとしての魅力を満喫できる素敵なスロウです。
http://www.youtube.com/watch?v=3lcFvx3l350

「I Love Talking 'Bout Baby」
オススメその3。Johnny Bristol作。『Bristol's Creme』収録曲のカヴァー。ロマンティックなムードに包まれたメロウ・チューン。Hense Powellのメロウ・エレピ、Ernie Wattsのサックスがロマンティック・ムードを盛り上げてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=fMZMq6jGQmw

「He Came Into My Life」
オススメその4。Johnny Bristol/Sandra Leoncavallo作。『Bristol's Creme』収録曲「She Came Into My Life」のカヴァー。同じメロウ・チューンでも大人のアーバンな魅力に溢れたオリジナルに対して、こちらは爽快キュートな魅力に包まれています。
http://www.youtube.com/watch?v=kAImfDc4lYw

「Picture Of A Clown」
Hense Powell/Johnny Bristol作。ピュアな雰囲気にグッとくるポップな味わいのメロウ・バラード。
http://www.youtube.com/watch?v=Aun7YzhrPsU

「How Will I Know」
Johnny Bristol/Robert Torres作。この曲は一転して大人なムードのヴォーカルを聴かせてくれます。味わい深いバッキングにもグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=tqDPQLit-_k

「Love Takes Tears」
Johnny Bristol作。『Feeling The Magic』収録曲のカヴァー。この曲はReal Thingもカヴァーしています。Johnny Bristolらしい1曲ですが、Margieのヴォーカルで聴くと、また少し違う印象を受けますね。
http://www.youtube.com/watch?v=k8JerZ4h2OM

「All Good-Bye's Aren't Gone」
Johnny Bristol作。この曲も『Feeling The Magic』収録曲。切々と歌われる哀愁チューンです。

「Discover Me (And You Will Discover You)」
オススメその5。Beatrice Verdi/Doris McNeil/Johnny Bristol作。ラストは疾走するメロウ・ダンサー。ダンサブルな楽曲がお好きな人であれば、この曲に一番グッとくるはず!David T. Walker、Al McKay、David Williamsによるギター・サウンドにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=GZjTejGKlSk

ご興味がある方はMargie Josephの他作品をチェックを!

『Margie Joseph Makes A New Impression/Phase II』 ※2in1CD
メイクス・ア・ニュー・インプレッション/フェイズII

『Margie Joseph』 (1973年)
マージー・ジョセフ(紙ジャケット仕様)

『Sweet Surrender』 (1974年)
スウィート・サレンダー(紙ジャケット仕様)

『Margie』 (1975年)
マージー

『Blue Magic-Major Harris-Margie Joseph Live! 』 (1976年)
※Blue Magic、Major Harrisとの共演ライブ
Live

『Hear The Words, Feel The Feeling』 (1976年)
Hear the Words Fell the Feeling

『Knockout!』 (1983年)
Knockout

『Ready For The Night』 (1984年)
Ready for the Night
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2013年02月08日

The Kenny Clarke-Francy Boland Big Band『All Smiles』

エレガントなヨーロピアン・ビッグ・バンド・ジャズを満喫できる1枚☆The Kenny Clarke-Francy Boland Big Band『All Smiles』
All Smiles
録音年:1968年
ez的ジャンル:ヨーロピアン・ビッグ・バンド・ジャズ
気分は... :リラックス!

今回はThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Band『All Smiles』(1968年)です。

Modern Jazz QuartetのドラマーKenny Clarkeとベルギー出身のコンポーザー/ピアニストFrancy Bolandを双頭リーダーとしたエレガントなヨーロピアン・ビッグ・バンドThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Bandの紹介は、『Latin Kaleidoscope』(1968年)に続き2回目となります。

本作『All Smiles』(1968年)は全曲ジャズ/ポピュラー・スタンダードのカヴァーであり、エレガントかつリラックスしたヨーロピアン・ビッグ・バンド・ジャズを満喫できる1枚に仕上がっています。

レコーディング・メンバーは、Kenny Clarke(ds)、Francy Boland(p)という双頭リーダーを中心に、Benny Bailey(tp)、Idrees Sulieman(tp)、Jimmy Deuchar(tp)、Sonny Grey(tp)、Åke Persson(tb)、Nat Peck(tb)、Eric Van Lier(tb)、Derek Humble(as)、Johnny Griffin(ts)、Tony Coe(ts)、Ronnie Scott(ts)、Sahib Shihab(bs、fl)、Jimmy Woode(b)、Kenny Clare(ds)、Dave Pike(vibe)といったメンバーがレコーディングに参加しています。

僕自身はビッグ・バンド・ジャズって、少し野暮ったいイメージがあってあまり得意じゃないんですが、このヨーロピアン・ビッグ・バンドは別です。本作はスタンダード・カヴァーで占められたスウィング・ジャズですが、アーティスティックなジャケのイメージそのままに洗練された趣があるのがいいですね。1曲1曲がコンパクトながら、しっかり聴きどころを作っているのもいいですね。

洗練されたヨーロピアン・ビッグ・バンドを聴いていると、自然に寛いだ気分になれます。

全曲紹介しときやす。

「Let's Face the Music and Dance」
Irving Berlin作。Fred Astaire、Ginger Rogers出演の映画『Follow the Fleet』(1936年)で使われた楽曲のカヴァー。本作のハイライトと呼べるオープニング。エレガントかつスウィンギーなヨーロピアン・ビッグ・バンド・ジャズを満喫できます。特にDave Pikeのヴァイヴの音色が印象的ですね。

「I'm All Smiles」
Michael Leonard/Herbert Martin作。ブロードウェイ・ミュージカル『The Yearling』の主題歌です。Barbra Streisandもカヴァーしていましたね。Dave Pikeのヴァイヴ、Sahib Shihabのフルートが心地好いボッサ・ワルツ。「Let's Face the Music and Dance」と共に人気の高い1曲なのでは。

「You Stepped Out of a Dream」
Gus Kahn作詞、Nacio Herb Brown作曲によるスタンダード。当ブログではSonny RollinsSergio Mendes & Brasil '66Dardanellesのカヴァーも紹介済みです。ラグジュアリーな雰囲気の漂うヨーロピアン・ジャズ・サウンドって趣がいいですね。

「I'm Glad There Is You」
Jimmy Dorsey/Paul Madeira作のジャズ・スタンダード。当ブログではSarah Vaughanのカヴァーを紹介済みです。ここでは実にムーディーな演奏を聴かせてくれます。Benny Baileyのロマンティックなフリューゲル・ホーンが印象的ですね。

「Get Out of Town」
Cole Porter作。1938年のミュージカル『Get Out of Town』挿入歌。当ブログではAnita O'Dayのカヴァーを紹介済みです。Jimmy Deucharのトランペット、Åke Perssonのトロンボーンを中心とするホーン・アンサンブルに惹かれる小粋な仕上がり。

「By Strauss」
George Gershwin/Ira Gershwin作。ミュージカル『The Show is On』で使われた楽曲です。僕のお気に入りの1曲。Francy Bolandの小粋なピアノとRonnie Scottのテナー・サックスが目立つスウィンギー・ワルツです。

「When Your Lover Has Gone」
Einar Aaron Swan作。Idrees Suliemanのトランペットをフィーチャーしたエレガントな仕上がり。

「Gloria's Theme」
Bronislaw Kaper/David Mack作。Elizabeth Taylor酒宴の映画『BUtterfield 8』(1960年)の主題歌。ここではTony Coeのテナー・サックスに酔いしれる1曲といった演奏を楽しめます。

「Sweet and Lovely」
Gus Arnheim/Jules LeMare/Harry Tobias作のスタンダード。当ブログではBill EvansThelonious Monk & Gerry Mulliganのヴァージョンを紹介済みです。Johnny Griffinのテナーを中心にビッグ・バンドらしいホーン・アンサンブルを楽しめます。リラックスしたゴージャス感にグッときます。

「High School Cadets」
John Philip Sousa作のマーチをカヴァー。ラストはビッグ・バンドらしくスウィンギーに弾けた演奏で締め括ってくれます。

他のThe Kenny Clarke-Francy Boland Big Bandもチェックを!

『Now Hear Our Meanin'』(1963年)
Now Hear Our Meanin

『Swing Waltz Swing』(1966年)
Swing Waltz Swing

『Sax No End』(1967年)
Sax No End

『Latin Kaleidoscope』(1968年)
Latin Kaleidoscope/Cub

『Faces』(1968年)
Faces

『Fellini 712』(1968年)
Fellini 712

『All Blues』(1968年)
Clarke / Boland Big Band : All Blues (German Import)

『More Smiles』(1969年)
More Smiles

『Off Limits』(1970年)
Off Limits
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2013年02月06日

Lanu『This Is My Home』

The Bamboosのリーダーによるブロークンビーツ/フューチャー・ソウル作品☆Lanu『This Is My Home』
This Is My Home
発表年:2008年
ez的ジャンル:オージー産ブロークンビーツ/フューチャー・ソウル
気分は... :いよっ!成田屋!

今回はオーストラリアの大人気ディープ・ファンク・バンドThe Bamboosのリーダー/ギタリスト/ソングライターであり、プロデューサー/DJとしても活躍するLance FergusonによるLanu名義のソロ・アルバム『This Is My Home』(2008年)です。

Lance Fergusonはニュー・ジーランド出身。2000年にオーストラリア、メルボルンでThe Bamboosを結成し、これまでスタジオ・アルバム5枚、ライブ・アルバム1枚をリリースしています。また、オルガン・ファンク・ユニットCookin' On 3 Burnersや盟友Ben Grayson(Bennson)とのユニットNo Comply、さらに近年ではスピリチュアル・ジャズ・プロジェクトMenagerie等さまざまななかたちで勢力的に活動しています。

そんなLance Fergusonのソロ・ユニットがLanuです。これまでLanu名義で『This Is My Home』(2008年)、『Her 12 Faces』(2011年)という2枚のアルバムをリリースしています。

1stとなる本作『This Is My Home』はThe Bamboosのイメージで聴くと肩透かしを食らう、エレクトリックなブロークンビーツ/フューチャー・ソウルな作品に仕上がっています。

2nd『Her 12 Faces』ではオージー女性シンガーMegan Washingtonをフィーチャーし、ポップな雰囲気に様変わりしていますが・・

『This Is My Home』には、No Complyの盟友Ben Grayson(Bennson)や、QuanticAloe BlaccKero OneSimon GreyKarl WagnerCherie MathiesonChristin Deralas等がゲスト参加しています。

Ben Grayson(Bennson)や、QuanticAloe BlaccKero OneSimon Greyの参加は本作のクロスオーヴァー感覚を象徴していますね。

また、Karl WagnerCherie MathiesonChristin Deralasといったヴォーカル陣は当ブログでも紹介したBennson『Let The Love』(2008年)にも参加していました。

ボーナス・トラック2曲も含めて捨て曲なしの格好良い曲満載の1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Conversations (Intro)」
アルバムのイントロ。

「Dis-Information」
Karl Wagnerをフィーチャー。アルバムからの先行シングルにもなった楽曲。ムーグによるファンキー・ベースが印象的なフューチャー・ソウルです。スペイシー感もあってグッド!
http://www.youtube.com/watch?v=ToNuCWCSGLM

「Mother Earth」
QuanticとAloe Blaccをフィーチャーしたブロークンビーツ。本作がリリースされた2007年はQuanticがコロンビアへ移住した前後であり、そんなハイブリッド感もある仕上がりになっています。アングラ・ジャジーHip-Hop好きにはお馴染みのAloe Blaccがここではソウルフルなヴォーカルを聴かせてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=X272XRwbvmo

「Runaway」
No ComplyをフィーチャーしたLance FergusonとBen Grayson(Bennson)の共演は疾走するブロークンビーツ。ここではBennson『Let The Love』でもヴォーカルでフィーチャーされていたCherie Mathiesonがヴォーカルをとっています。個人的にはCherie MathiesonといえばMark de Clive-Lowe「Day By Day」を思い出します。
http://www.youtube.com/watch?v=PYSIztUSUd0

「Rise」
Abby Joyceの男性ヴォーカルとSimon Greyをフィーチャー。Abby JoyceもBennson『Let The Love』に参加していました。Simon Greyはクラブ・ミュージック好きにはお馴染みのオーストラリア出身のクリエイターですね。シンセが程良く心地好いメロウに疾走するフューチャー・ソウルです。
http://www.youtube.com/watch?v=V0D_ND0F270

「It's Time」
当ブログではお馴染み、カリフォルニア生まれの韓国系アメリカ人MC/プロデューサーKero Oneをフィーチャー。Kero Oneらしいフロウやメロウ・トラックを楽しめます。
http://www.youtube.com/watch?v=ld-5bEzQWEQ

「Aow Leuk (Interlude)」
ブロークンビーツによるインタールード。
http://www.youtube.com/watch?v=FQ_cgKi0h4s

「Don't Sleep Pts. 1 & 2」
Christin Deralasのヴォーカルをフィーチャーしたブロークンビーツ。彼女もBennson『Let The Love』に参加していました。スペイシー感のあるブロークンビーツに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=HroGzkP5_-M

「Shine」
この曲もChristin Deralasをフィーチャー。Ben Grayson(Bennson)もピアノ/ベースで参加しています。クロスオーヴァーなメロウ・ボッサ・グルーヴに仕上がっています。アルバムのいいアクセントになっていますね。
http://www.youtube.com/watch?v=baWFz0bJNJI

「Conversations (Interlude)」
短いインタールード。

「Don't Sleep Pt. 3」
「Don't Sleep」のパート3。こちらはMelanie Jonesがヴォーカルを務めます。怪しげな近未来感が印象的ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=82RXUA1C8M4

「Let You Glow」
Christin Deralasをフィーチャー。アーバン・メロウなフューチャー・ソウルといった趣ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=Wd8ZFVjY1TA

以下の2曲はボーナス・トラックです。

「Beachcomber」
Matilda Whiteのヴォーカルをフィーチャー。バカンス・モードのブラジリアン・ダンス・トラック。本編とは異なる雰囲気ですが僕好みの仕上がり。
http://www.youtube.com/watch?v=tnwoeUDYOHM

「Beijo Do Sol」
この曲もバカンス・モードのダンス・トラック。爽快な女性コーラスが絡むブラジリアン・グルーヴです。
http://www.youtube.com/watch?v=49l7MDSSpA4

ご興味のある方は、Lanu名義のもう1枚『Her 12 Faces』(2011年)や、スピリチュアル・ジャズ・プロジェクトMenagerie『They Shall Inherit』(2012年)もチェックを!後者にはRoy Ayersも参加しています。

『Her 12 Faces』(2011年)
Her 12 Faces (TRUCD225)

Menagerie『They Shall Inherit』(2012年)
They Shall Inherit [輸入盤CD] (TRUCD263)

本作とは路線が異なりますが、The Bamboosのアルバムもチェックを!

『Step It Up』(2006年)
 (TRUCD092)

『Rawville』(2007年)
Rawville (TRUCD125)

『Listen! Hear!! the Bamboos Live!!!』(2008年)
Listen! Hear!! the Bamboos Live!!!

『Side Stepper』(2008年)
Side Stepper (TRUCD178)

『4』(2010年)
4 [TRUCD210]

『Medicine Man』(2012年)
Medicine Man (TRUCD251)
posted by ez at 10:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする