2013年03月14日

Bugge Wesseltoft『Moving』

Jazzland主宰者によるNew Conception of Jazzの第3弾☆Bugge Wesseltoft『Moving』
ムーヴィング
発表年:2001年
ez的ジャンル:Jazzland系フューチャー・ジャズ/ニュー・ジャズ
気分は... :少しだけ自分一人の世界に浸りたい・・・

ここ数日はやるべき事に追われ、落ち着かない日が続いたので一度マインド・リセットしたい気分・・・

こんな時にフィットしそうなのが今日紹介する1枚。

今回はフューチャー・ジャズの人気レーベルJazzlandの主宰者Bugge WesseltoftによるNew Conception of Jazzシリーズの第3弾アルバム『Moving』(2001年)です。

Bugge Wesseltoftは1964年ノルウェー生まれのピアニスト/コンポーザー/プロデューサー。80年代から活動する北欧フューチャー・ジャズ/ニュー・ジャズの牽引者の一人ですね。自身のソロ作のみならず、数々の共演作、プロデュース作でシーンを活性化させています。

今回紹介する『Moving』(2001年)は、彼によるNew Conception of Jazzシリーズの中の1枚です。

まさに新たな概念のジャズを提示するNew Conception of Jazzシリーズでは、これまで『New Conception of Jazz』(1997年)、『New Conception of Jazz: Sharing』(1998年)、『New Conception of Jazz: Moving』(2001年)、『New Conception of Jazz Live』(2003年)、『New Conception of Jazz: Film Ing』(2004年)という5枚のアルバムをリリースしています。

その中でも『Moving』は人気の1枚だと思います。
ジャズ+ハウス/テクノ+アンビエントな感覚で実に心地好く響いてきます。

全6曲、そのうち10分超の曲が5曲というアルバムですが、全く飽きさせません。

レコーディングにはBugge Wesseltoft(p、el-p、syn、prog、voice)以下、Ingebrigt Flaten(b)、Marius Reksjo(b)、Anders Engen(ds)、Paolo Vinaccia(per)、Hakon Kornstad(ts)、Jonas Lonna(turntables、prog)が参加しています。

少しだけ自分一人の世界に浸っていたい時に聴くと実にフィットするアルバムだと思います。

全曲を紹介しときやす。

「Change」
Gilles PetersonらDJ方面からも人気の高かったオープニング。New Conception of Jazzのコンセプトに相応しい1曲ですね。ジャズとハウス/テクノの融合による美しくも儚い雰囲気がたまりません。Buggeのローズのメロウな響きが実に心地好いですね。10分半近い曲なのにもっと聴いていたい気分になります。
http://www.youtube.com/watch?v=C_AAINb2Zc4

「Gare Du Nord」
アンビエント・ハウス感覚の1曲。適度にパーカッシヴだけど実に聴きやすく、自分だけの世界に入り込んで何かの作業に集中したいときのBGMに最適って感じです。
http://www.youtube.com/watch?v=eRhNBRwqWog

「Yellow Is The Colour」
美しい Buggeのピアノに癒されます。心を整えたいマインド・リセット・モードのときに聴くといいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=LydYEu1frR8

「Lone」
Buggeのソロ・ピアノと共に始まるアンビエント・ハウス感覚の仕上がり。"静かなるフューチャー・ジャズ"とでも呼びたくなる1曲ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=F2nTsusafA0

「Moving」
ダンサブルなフューチャー・ジャズ/ハウスがお好みの方であれば、ハウス調のこの曲が一番フィットするのでは?北欧らしいフューチャー・ジャズ/ニュー・ジャズだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=dLym1IedTBU

「Heim」
ラストは"静かなる音楽"のような雰囲気のクワイエット・モードで締め括ってくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=uTyKJnIfi7o

ご興味のある方は他のNew Conception of Jazzシリーズもチェックを!

『New Conception of Jazz』(1997年)
New Conception of Jazz

『New Conception of Jazz: Sharing』(1998年)
Sharing

『New Conception of Jazz Live』(2003年)
New Conception of Jazz Live

『New Conception of Jazz: Film Ing』(2004年)
フィルミング

また、他のBugge Wesseltoftのソロ作やSidsel Endresenとの共演アルバムもチェックしてみては?

『It's Snowing on My Piano』(1997年)
It's Snowing on My Piano

『Im』(2007年)
IM

『Playing』(2009年)
プレイング

『Songs』(2011年)
ソングス

Sidsel Endresen & Bugge Wesseltoft『Nightsong』(1994年)
Night Song

Sidsel Endresen & Bugge Wesseltoft『Duplex Ride』(1998年)
Duplex Ride

Sidsel Endresen & Bugge Wesseltoft『Out Here, in There』(2002年)
アウト・ヒア、イン・ゼア
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2013年03月12日

Shirley Scott & The Soul Saxes『Shirley Scott & The Soul Saxes』

ジャズ・オルガンの女王がAtlanticのサックス奏者たちと共演したソウル・ジャズ名盤☆Shirley Scott & The Soul Saxes『Shirley Scott & The Soul Saxes』
シャーリー・スコット&ザ・ソウル・サックシーズ
録音年:1968、1969年
ez的ジャンル:ジャズ・オルガンの女王系ソウル・ジャズ
気分は... :さすがはオルガンの女王

今回は"ジャズ・オルガンの女王"Shirley ScottShirley Scott & The Soul Saxes名義でレコーディングした『Shirley Scott & The Soul Saxes』(1969年)です。レア・グルーヴの人気作ですね。

"ジャズ・オルガンの女王"Shirley Scott(1934-2002年)はフィラデルフィア生まれ。

10代の頃から父親が経営するクラブでピアノを演奏していたShirleyは、その後オルガンへ転向し、50年代後半からは自身のグループを率いて70年代半ばまでコンスタントに作品をリリースしていました。Stanley Turrentineの夫人でもあり、夫婦共演作も残しています。

そのリーダー作の多さからも彼女が"ジャズ・オルガンの女王"と呼ばれるのがわかりませんね。

個人的にはラテン・テイストな『Mucho Mucho』(1960年)あたりも愛聴していますが、インパクトという点では本作『Shirley Scott & The Soul Saxes』は鮮烈な印象を与えてくれます。

ジャケのイメージ通り、ファンキーなオルガン・サウンドを満喫できる1枚です。『Mucho Mucho』のジャケとはかなり雰囲気が異なりますよね(笑)

Atlanticからリリースされた本作『Shirley Scott & The Soul Saxes』(1969年)は、King Curtis
David NewmanHank CrawfordというAtlanticが誇るサックス奏者三人衆と共演したソウル・ジャズ作品です。

レコーディング・メンバーはShirley Scott(org)、King Curtis(ts)、David Newman(ts、fl)、Hank Crawford(as、bs)、Ernie Royal(tp)、Richard Tee(p)、Eric Gale(g)、Jerry Jemmott(el-b)、Chuck Rainey(el-b)、Jimmy Johnson(ds)、Bernard Purdie(ds)。また、Mongo Santamaria楽団のアレンジャーMarty Shellerがアレンジを手掛けています。

3人のサックス・プレイヤーに加え、Bernard Purdie、Eric Gale、Chuck Raineyら名うてのミュージシャンがバックを固め、オルガン女王を好サポートしています。

ソウル、ロックのヒット曲をファンキー&ソウルフルにカヴァーしています。
ジャズ好きのみならず、ソウル好きの人もグッとくるソウル・ジャズです。

オルガンの女王、貫録の1枚でしょう!

全曲紹介しときやす。

「It's Your Thing」
パワフルでファンキーなオープニングはThe Isley Brothersのカヴァー(O'Kelley Isley/Ronald Isley/Rudolph Isley作)。オリジナルは『It's Our Thing』(1969年)に収録されています。Purdieら骨太リズム隊をバックに、King Curtisのテナー・サックスとShirleyのファンキー・オルガンが炸裂します。このオープニングを聴けば、本作が欲しくてたまらなくなるはず!
http://www.youtube.com/watch?v=_A_W--1HClY

「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」
Aretha Franklinの大ヒット曲をカヴァー(Gerry Goffin/Carole King/Jerry Wexler作)。ソウルフルなShirleyのオルガンにグッときます。フルート・ソロはDavid Newman。

「I Wish I Knew How It Would Feel to Be Free」
Dick Dallas/Billy Taylor作。Nina Simoneヴァージョン等で知られる楽曲ですね。本作のみ1968年のセッションであり、Jerry JemmottとPurdieのリズム・セクションになっています。ここでもエモーショナルに鳴り響くShirleyのオルガンに魅了されます。
http://www.youtube.com/watch?v=UjbkWSNQLEg

「You」
Marvin Gaye、1967年のシングル曲をカヴァー(Jack Goga/Ivy Jo Hunter/Jeffrey Owen作)。本作らしいファンキーなオルガン・グルーヴを満喫できます。David Newmanのテナーがファンキー度をさらにアップしてくれます。Eric Galeのギター・ソロも聴き逃せません!
http://www.youtube.com/watch?v=wLxiJej-d6w

「Stand by Me」
Ben E. Kingによるお馴染みの名曲をカヴァー。King Curtisのソウルフルなテナーがフィーチャーされています。Atlanticソウル・ジャズらしい仕上りなのでは?

「Get Back」
The Beatlesの大ヒット曲をカヴァー。「Get Back」の新たな魅力を発見できるファンキー・グルーヴです。最初から最後までハイ・テンションで一気に駆け抜けます。Shirleyの躍動するファンキー・オルガンとEric Galeのギターの絡みがいい感じですね。
http://www.youtube.com/watch?v=lpcねN5SGZqxE

「More Today Than Yesterday」
ラストはThe Spiral Starecaseのヒット曲をカヴァー(Pat Upton作)。当ブログではHugo MontenegroPatti Austinのカヴァーも紹介済みです。ラストは軽快な雰囲気で聴かせてくれます。Hank Crawfordが雰囲気のある演奏を聴かせてくれます。

『Mucho Mucho』(1960年)
ムーチョ・ムーチョ

Shirley Scott & Stanley Turrentine『Blue Flames』(1964年)
Blue Flames

『Latin Shadows』(1965年)
ラテン・シャドゥズ

Shirley Scott & Clark Terry『Soul Duo』(1966年)
Soul Duo

『Soul Song』(1968年)
ソウル・ソング

『Something』(1970年)
Something
posted by ez at 12:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月11日

Leo's Sunshipp『We Need Each Other』

レア・グルーヴ/フリーソウル人気作!実質4曲でも許しちゃいます!☆Leo's Sunshipp『We Need Each Other』
We Need Each Other
発表年:1978年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系メロウ・ソウル
気分は... :実質4曲でも・・・まぁいいっか!

今回はレア・グルーヴ/フリーソウル人気作Leo's Sunshipp『We Need Each Other』(1978年)です。

Leo's Sunshippは、Kenny Stover(Kenneth Stover)Johnny SimoneAlvin Fewというシンガー、ソングライター等で活躍してきた3名によるUSソウル・グループ。特にKenny StoverはMarvin Gaye等のMotown作品絡みで知られていますね。

そのLeo's Sunshippの唯一のアルバム『We Need Each Other』(1978年)は、レア・グルーヴ/フリーソウル人気作として再評価された作品です。

全8曲収録ですが、実際は「Give Me The Sunshine」「I'm Back For More」「Get Down People」「Madame Butterfly」という4曲のヴォーカル・ヴァージョンとその歌なしヴァージョンという構成であり、アルバムと呼ぶには???の部分もありますが、それでもその4曲が素晴らしいのでついついゲットしたくなる作品です。

プロデュース/ソングライティングはメンバー自身。David Blumbergがストリングス・アレンジを手掛けています。このDavid Blumbergによるストリングスがアルバムの魅力アップに大きく貢献しています。

特に「Give Me The Sunshine」「I'm Back For More」「Madame Butterfly」の3曲は要チェックです。

全曲紹介しときやす。

「Give Me The Sunshine (Vocal)」
Johnny Simone作。甘く危険な香りの漂うメロウネスにグッとくるレア・グルーヴ・クラシック。セクシー・ヴォーカルとメロウ・サウンドとめくるめくストリングスのバランスがサイコーです!
http://www.youtube.com/watch?v=iqC3-VGQRBc

Hip-Hop好きにはお馴染みのアルバム『The D&D Project』(1995年)に収録された、GuruプロデュースのFabbiden Fruit「From within' Out」でサンプリングされています。
Fabbiden Fruit「From within' Out」
 http://www.youtube.com/watch?v=sDhE24yKL-A

「I'm Back For More (Vocal)」
Kenny Stover作。当ブログでも紹介したフリーソウル・クラシックAl Johnsonヴァージョン(Jean Carnをフィーチャー)でもお馴染みの人気曲。そのオリジナルとなる本ヴァージョンはミスティックな哀愁モードにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=VwEjH7D0p50

Al Johnson以外にもMarlena Shaw(アルバム『Acting Up』収録)、Lulu & Bobby Womackもカヴァーしています。それぞれ聴き比べるのも楽しいのでは?

Al Johnson「I'm Back For More」
 http://www.youtube.com/watch?v=3nZcXzyatQ0
Marlena Shaw「I'm Back For More」
 http://www.youtube.com/watch?v=x1RmUStrFoQ
Lulu & Bobby Womack「I'm Back For More」
 http://www.youtube.com/watch?v=h6pozZow8wU

「Get Down People (Vocal)」
Johnny Simone作。4曲の中では一番知名度の低い曲かもしれませんね。軽快なテンポでダンサブル・チューン。ソウル・グループらしい仕上りですが、他の3曲と比較すると分が悪いかも?
http://www.youtube.com/watch?v=2QFew8wpH1o

「Madame Butterfly (Mini-Tro) 」
「Madame Butterfly」のインスト・ヴァージョン。

「Madame Butterfly (Vocal)」
Johnny Simone/Kenny Stover作。この曲も人気ですね。ソウル・ヴォーカル作品という意味では一番グッとくる哀愁ソウル・チューンかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=wg0G0-HfyGA

Tavaresも『Madam Butterfly』(1979年)でカヴァーしています。
Tavares「Madame Butterfly」
 http://www.youtube.com/watch?v=FZdpEQRwyww

「I'm Back For More (Mini-Tro)」
「I'm Back For More」のインスト・ヴァージョン。

「Give Me The Sunshine (Mini-Tro)」
「Give Me The Sunshine」のインスト・ヴァージョン。

「Get Down People (Mini-Tro)」
「Get Down People」のインスト・ヴァージョン。

実質4曲だと記事を書くのが楽ですね。手抜きっぽいですが(笑)
posted by ez at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月10日

Sidewalk Chalk『Corner Store』

シカゴからメロウなジャジーHip-Hopバンド登場!☆Sidewalk Chalk『Corner Store』
コーナー・ストア
発表年:2013年
ez的ジャンル:アングラ・ジャジーHip-Hopバンド
気分は... :タップダンサーも音でわかります!

今回はジャジーHip-Hopの新作からSidewalk Chalk『Corner Store』を紹介します。

Sidewalk Chalkはシカゴで結成されたHip-Hopバンド。

メンバーはRico Sisney(mc)、Maggie Vagle(vo)、Tyler Berg(ds)、Charlie Coffeen(key)、Garrett McGinn(b)、David Ben-Porat(tb)、Sam Trump(tp)、Jumaane Taylor(taps)メンバーにタップダンサーが含まれているのがユニークですね。本作を聴けば、タップダンサーがバンド・サウンドで重要な役割を果たしているのがハッキリとわかります。

本作『Corner Store』が初のフル・アルバムのようです。生バンドによるメロウなHip-Hopが魅力のグループです。

日本では「The RootsJazzanovaが一緒になったような・・・」といった謳い文句が使われていますが、MCのRicoのラップを聴くとQ-TipOthelloあたりがお好きな人にフィットする作品という気がします。

ただし、単にジャジー&メロウなHip-Hopで終わっていないのが本作の魅力です。他では聴くことができないタップダンサー・サウンドをはじめ、Hip-Hopバンドの新たな可能性を感じさせてくれます。また、ラップ&ヴォーカルにもインテリジェンスを感じます。

プロデュースはLupe Fiasco作品の制作にも関与していたGreg Magersが手掛けています。そのLupe Fiascoも同郷ということもあってか、かなり本作をプッシュしているようですね。こういう作品をきちんとチェックしているLupeのアンテナもさすがですね。

グッド・ヴァイヴに満ちたHip-Hop作品です。
これだからアングラ・ジャジーHip-Hopは面白い!

全曲紹介しときやす。

「Birds Of A Feather」
RicoのラップMaggieのキュートな女性ヴォーカルがバランス良く配された開放的なメロウHip-Hopがオープニング。ポジティブなヴァイヴに満ちているのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=xdp2Rpb5i3I

「Ananda」
Maggieのヴォーカルが栄えるメロウ・グルーヴ。エレピのメロウな音色とキュートなMaggieの声の相性は抜群!

「Moon = Belly」
このバンドらしいジャジー&メロウHip-Hopサウンドを満喫できます。Othelloと一緒に聴きたくなりますね、
http://www.youtube.com/watch?v=z8neRcLmCzw

「Corner」
Maggieのポエトリー・リーディングのようなヴォーカルからRicoのスムーズなフロウへとつなぐキャッチーなジャジーHip-Hop。

「Satellite」
Maggieのキュート・ヴォーカルを活かしたメロウ・チューン。ジャジー&メロウ好きには間違いない仕上がり。

「Plastic」
エレピに加え、グルーヴィーなオルガンも織り交ぜています!Maggieの表現力の豊かさ、畳み掛けるRicoのラップにもグッときます。

「Water Song」
本作の素晴らしさを象徴する曲かもしれませんね。メロウなエレピのイントロからしてサイコーですね。生バンドHip-Hopらしい臨場感が伝わってきます。そして、何よりタップダンサーがメンバーであることをサウンドで認識できます。こんなの初めて!格好いいねぇ!
http://www.youtube.com/watch?v=xDK_ziljxzU

「Interlude」
インタールード。

「Hats And Shoes」
彼らのジャジー・ヴァイヴを満喫できます。ここでも先のタップ・リズムが活躍します。このバンドのユニークな魅力を存分に楽しみましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=Lw-Wm0MaeSo

「Lyrically Free」
疾走するジャジーHip-Hopチューン。Rico、Maggieのフロント2人のラップ&ヴォーカルも躍動しています。アングラ・ジャジーHip-Hop好きには間違いない1曲。

「One 4 Norton」
メロウながらもミステリアスな空気が漂います。Q-Tip好きの人とか気に入るのでは?

「Closer」
ネオ・ソウル感覚の仕上がり。MaggieのヴォーカルとRicoのラップの掛け合いがよくマッチしています。ここでもタップのリズムがいいアクセントになっています。

「Movement Of The Mind」
グループが一体となってジワジワと盛り上がっていくクロスオーヴァー感覚の仕上がり。この路線を強めていくのも面白いかも?

「Ten Seconds」
ラストはシカゴの女性MC、Psalm Oneをフィーチャー。ガンガン来る感じがいいですね。単にメロウなだけではないHip-Hopバンドとしての魅力を感じます。 うまくエレクトロニクス感を取り入れているのが印象的です。

水のような言葉が流れるとき、人生が広がっていく・・・
posted by ez at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月08日

『今の気分は...2013年3月08日編』

今日は過去記事から10曲セレクトするシリーズです。

今回はブラジル以外の国で生み出されたブラジリアン・ジャズ/ボッサ・ジャズを集めてみました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Meta Roos & Nippe Sylwens Band「Just the Way You Are」
http://www.youtube.com/watch?v=Ng3EKAOTWVQ
メタ・ルース・アンド・ニッピ・シルヴェンス・バンド(1978)
From 『Meta Roos & Nippe Sylwens Band('78)』(1978年)

Sheila Landis「Souviens-Toi」
http://www.youtube.com/watch?v=HGBkrq5eoWA
Singer/Songwriter
From 『Singer/Songwriter』(1983年)

Judy Roberts「Rainbow in Your Eyes」
http://www.youtube.com/watch?v=aJ_HE6Z7hz4
Other World
From 『The Other World』(1980年)

Alive!「Skindo Le Le」
http://www.youtube.com/watch?v=ztkF9GL02n0
City Life
From 『City Life』(1983年)

Don Glaser「San Diego」
http://www.youtube.com/watch?v=nIEMoKpeJp0
ドン・グレイサー (1980)
From 『Don Glaser』(1980年)

The Janet Lawson Quintet「So High」
http://www.youtube.com/watch?v=zH6KTorcWtE
The Janet Lawson Quintet
From 『The Janet Lawson Quintet』(1981年)

Reverie「In Every Way」
http://www.youtube.com/watch?v=0Wkhx_jilgk
レベリー
From 『Reverie』(1980年)

Kitty Winter Gipsy Nova「Mato Pato」
http://www.youtube.com/watch?v=rJWNSlGUios
Feel It
From 『Feel It』(1978年)

Batida「Oceans Between Us」
http://www.youtube.com/watch?v=wYtDstsLWF0
バチーダ
From 『Batida』(1984年)

Kathryn Moses「Music In My Heart」
http://www.youtube.com/watch?v=_6rcALSCBD4
Music in my Heart
From 『Music In My Heart』(1979年)
posted by ez at 01:24| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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