発表年:2001年
ez的ジャンル:イタリアン・ラウンジ・ジャズ
気分は... :時間ギリギリ・・・
更新が時間ギリギリ・・・何とか1日中に更新できました!
今回はイタリアのラウンジ・ジャズ・ユニットItalian Secret Serviceの1stアルバム『ID Super』(2001年)です。
Italian Secret Serviceは、サックス奏者Dario Cecchini(D.C.)とキーボード奏者Leonardo Pieri(L.P.)によるユニット。
Irmaのラウンジ部門La Douceから本作『ID Super』(2001年)でデビューし、その後『Control Yourself』(2004年)、『Not The Same』(2009年)といったアルバムをリリースしています。
本作『ID Super』(2001年)は、「Drummer Boy」、「Oky Doky」、「Sunday Morning Samba」などカフェ系コンピの人気曲が収録されているラウンジ・ジャズ作品です。
全体として、生音サウンドと打ち込みサウンド/ブレイクビーツを組み合わせた近未来的なラウンジ・ジャズを満喫できる1枚です。ラウンジ・ボッサな曲が多数収録されているのも僕好みです。
カフェ・モードのスタイリッシュな音をお求めの方は、この伊達男の国らしい小粋なラウンジ・ジャズをぜひお試しください。
全曲紹介しときやす。
「Vox Media」
D.C.のバス・クラリネットとL.P.のフェンダー・ローズが絡む小粋なラウンジ・チューン。伊達男の国のラウンジらしいダンディズムが溢れています。
http://www.youtube.com/watch?v=xFQhIXNRbXA
「I Still Don't Believe It」
Giacomo Di BenedettoとFrancesca Tarantoの男女ヴォーカルをフィーチャーしたエレクトロ・ラウンジ・チューン。心地好い疾走感で突き抜けます。終盤のD.C.のテナー・ソロで盛り上がります。
http://www.youtube.com/watch?v=95A8Zb8ItOs
「Via Beato Angelico」
イタリアのジャズ/フュージョン・グループPerigeoのカヴァー(Giovanni Tommaso作)。クール・テイストのラウンジ・ボッサ。D.C.のフルートが涼しげです。
http://www.youtube.com/watch?v=xVzLSxvAI6g
「Your Island」
Giacomo Di Benedettoのヴォーカルをフィーチャーした幻想的な仕上がり。
http://www.youtube.com/watch?v=RoxtAX3Tddw
「Drummer Boy」
本作のハイライト。各種コンピで引っ張りだこの人気曲。D.C.のスキャットをフィーチャーしたボッサ・ジャズ・グルーヴです。
http://www.youtube.com/watch?v=qUZEgiH41ng
「The New Room」
クラブミュージックのエッセンスも取り入れたラウンジ・チューン。スペシャル・ゲストとしてFunk Off Marchin' Bandがの名がクレジットされています。中盤のパーカッシヴな展開で盛り上がります。
http://www.youtube.com/watch?v=gJldOG2GrOU
「Sunday Morning Samba」
スタイリッシュなラウンジ・ボッサ。カフェ・ミュージック気分にピッタリな1曲。
http://www.youtube.com/watch?v=TbRbJ7MgieY
「Bla Bla Bla」
黒人ヴォーカリストOrlando Johnsonのソウルフル・ヴォーカルをフィーチャーしたブレイクビーツ・ラウンジ。他の曲以上にジャズしている感じがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=NQ1aRGGtWZ0
「Oky Doky」
この曲もコンピで人気ですね。ムーディーなボッサ・ラウンドです。ブレイクビーツ
http://www.youtube.com/watch?v=SuVuzMUhBoc
「Mambo Bacan」
Francesco Giordano/Roman Vatro(Armando Trovajoli)作。イタリアの大女優Sophia Lorenが1955年の映画『La Donna Del Fiume』で歌った曲としてお馴染みです。そんな懐かしい名曲をLuciaの女性ヴォーカルをフィーチャーした見事なニュー・ジャズとして蘇らせています。
http://www.youtube.com/watch?v=Sm5C6ZKdwpI
「Just 4 U」
Orlando Johnsonをフィーチャー。哀愁モードのボッサ・ジャズ・グルーヴに仕上がっています。
「Takin' On」
60年代ファンキー・ジャズを21世紀クラブジャズの感覚で再生したような雰囲気の1曲です。
「Strange Days」
ラストはリラックスした雰囲気の近未来的ラウンジ・ジャズで締め括ってくれます。
Italian Secret Serviceの他作品もチェックを!
『Control Yourself』(2004年)
『Not The Same』(2009年)