2013年06月08日

Vince Andrews『Love, Oh Love』

人気曲「Love,Oh Love」、「The One Who Needs You」収録☆Vince Andrews『Love, Oh Love』
ラヴ、オー・ラヴ
発表年:1983年
ez的ジャンル:ハッピー・ローカル・ジャズ
気分は... :寛ぎのアフタヌーン・タイム・・・

今回はOrgan B/サバービア好きにはお馴染みの1枚、Vince Andrews『Love, Oh Love』(1983年)です。

Vince Andrewsはオハイオ州デイトン出身のジャズ・サックス奏者。

1stアルバムとなる本作『Love, Oh Love』(1983年)をはじめ、『Hey, Vince!』(1986年)、『Very Convincing』(1986年)、『Vince Andrews』(1990年)といったアルバムをリリースしているようです。

本作『Love, Oh Love』は、須永辰緒氏によって紹介された「Love,Oh Love」、ジャズ・コンピ作品に収録された「The One Who Needs You」という2曲のキラー・チューンが収録されているアルバムです。

レコーディング・メンバーはVince Andrews(as、ts、ss、fl、vo)、Bobby Floyd(org、p、syn)、Matt Wagner(ds)、Kelly Crum(vo)、Angela Alderidge(vo)、Jeanette Williams(vo)という編成です。

「Love,Oh Love」、「The One Who Needs You」以外の楽曲も聴きやすく、約半数が歌ものなにでジャズ初心者の方でもすんなり聴ける1枚だと思います。

リラックス・モードのハッピー・ジャズは、寛いだアフタヌーン・タイムを過ごすのには最適です!

何はともあれ、まずはキラー・チューン「Love,Oh Love」を聴いてみてください!

全曲紹介しときやす。

「Vibrating With Vince」
Vince Andrews作。リラックスしたブルース・チューンでアルバムは幕を開けます。

「Being With You」
Bobby Floyd作。Vince自身のヴォーカルをフィーチャーしたソウルフルな味わいのメロウ・ジャズ。ハートウォーミングな雰囲気にグッときます。

「The One Who Needs You」
「Love,Oh Love」と並ぶ本作のハイライト。Jeanette Williamsの女性ヴォーカルをフィーチャーした格好良いスウィンギー・ジャズ。躍動するJeanette Williamsのヴォーカル、Bobby Floyのオルガン、Vince Andrewsのサックスも含めてメリハリが効いているのがいいですね。Vince Andrews/Bobby Floyd作。
http://www.youtube.com/watch?v=MOQuJI6gNH0

「Akila (Morning Sun)」
Vince Andrews作。サブ・タイトル「Morning Sun」のイメージそのままの柔らかい朝陽のような演奏にウットリします。

「Love,Oh Love」
本作のハイライト。VinceとKelly Crumによる息の合った男女ヴォーカル・デュエットが心地好いハッピー・ジャズ・クラシックです。聴いているだけで心が晴れやかになるサイコーのアフタヌーン・ジャズだと思います。Vince Andrew/sBobby Floyd作。
https://www.youtube.com/watch?v=by8-4UKwcKU

「Anne」
軽快なスウィンギー・ボッサ。オルガン・ジャズをバックにVinceのサックスが軽やかに歌います。

「Over The Rainbow」
E.Y. Harburg/Harold Arlen作のポピュラー・スタンダードをカヴァー。この曲のみライブ録音です。フリー・ジャズ調のサックスにVince自身の感動的なヴォーカルを満喫できます。

「Merry Christmas, Baby」
Vince Andrews/Odessa Andrews作。メンバーがリラックス・ムードでジャム・セッションを楽しんでいる感じです。ブルージーながらも楽しげなのがいいですね。

CDにはボーナス・トラックとして「Love,Oh Love (Alternate take)」が追加収録されています。
posted by ez at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする