2013年06月27日

Peven Everett『Studio Confessions』

デビュー・アルバムはNu Soul路線でした!☆Peven Everett『Studio Confessions』
Studio Confessions
発表年:2002年
ez的ジャンル:マルチプレイヤー&クリエイター系Nu Soul
気分は... :ブラジル苦戦!

コンフェデ杯の準決勝「ブラジル対ウルグアイ」は、ブラジル快勝かと思いきやウルグアイが頑張っていますね。結末はいかに!

今回はマルチな才能を持つアーティストPeven Everettの3回目の登場です。

『Latest Craze』(2005年)、『Kissing Game』(2003年)に続いて紹介するのは、2002年リリースした1stアルバム『Studio Confessions』です。

90年代後半から今日までアンダーグラウンド・シーンで活躍し続けるマルチプレイヤー&クリエイターPeven Everett。一部の人を除けば圧倒的に知名度が低いアーティストですが、かなりコンスタントに作品をリリースし続けており、その意味で一部からは熱烈に支持されているアーティストと呼べるでしょう。

ハウス/クラブ・ミュージックの印象が強い人ですが、今日紹介する1stアルバム『Studio Confessions』は浮遊感の漂うNu Soul的な1枚に仕上がっています。

ソウル/R&B調でありながら、儚く浮遊するようなPevenのヴォーカルのリフレインが続く様はハウスっぽいのが面白いですね。

内省的でアングラ感たっぷりの妖しげなNu Soulを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「World Love」
美しく儚い雰囲気がいい感じのオープニング。夢の中で浮遊しているかのようなジャジー・ソウル。
http://www.youtube.com/watch?v=eqTqUoqD9s8

「One More Time」
パーカッシヴなリズムが印象的なNu Soulチューン。甘く妖しいヴォーカルが響き渡ります。
http://www.youtube.com/watch?v=Zrw1o56pEOU

「Testin Me」
シングルにもなった楽曲。儚く内省的な雰囲気がPeven Everettらしいかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=7vdhAkFDK_w

「Everyday Girl」
ドリーミーな中にもアンダーグランド感が漂う1曲。鍵盤のプリティな響きがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=C4ioI8HM0fU

「They So Cold」
ここではラップを披露してくれます。アングラHip-Hop好きの人は気に入るのでは?

「I Can Give It」
僕の一番のお気に入り。リズミックなトラックが僕好み!ここでもラップを披露してくれます。

「You Are To Me」
アルバムの中でも最もメロウな仕上がり。軽くラテン・フレイヴァーなのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=vkLHSsQUWRE

「I Wanna Make Love」
Peven Everettらしい儚いメロディを聴くことができます。
http://www.youtube.com/watch?v=IiE_FHyRxJE

「Say It Back」
ホーンの音色とこだまのようなPevenのヴォーカルが印象的です。

「Sankofa」
ラストはクロスオーヴァーなインスト・チューン。

Peven Everettの他作品もチェックを!

『Kissing Game』(2003年)
Kissing Game

『Latest Craze』(2005年)
Latest Craze

『Easy Livin'』(2006年)
Easy Livin

『Power Soul』(2006年)
Power Soul (Dig)

『King of Hearts』(2013年)
King of Hearts
posted by ez at 05:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする