発表年:2002年
ez的ジャンル:マルチプレイヤー&クリエイター系Nu Soul
気分は... :ブラジル苦戦!
コンフェデ杯の準決勝「ブラジル対ウルグアイ」は、ブラジル快勝かと思いきやウルグアイが頑張っていますね。結末はいかに!
今回はマルチな才能を持つアーティストPeven Everettの3回目の登場です。
『Latest Craze』(2005年)、『Kissing Game』(2003年)に続いて紹介するのは、2002年リリースした1stアルバム『Studio Confessions』です。
90年代後半から今日までアンダーグラウンド・シーンで活躍し続けるマルチプレイヤー&クリエイターPeven Everett。一部の人を除けば圧倒的に知名度が低いアーティストですが、かなりコンスタントに作品をリリースし続けており、その意味で一部からは熱烈に支持されているアーティストと呼べるでしょう。
ハウス/クラブ・ミュージックの印象が強い人ですが、今日紹介する1stアルバム『Studio Confessions』は浮遊感の漂うNu Soul的な1枚に仕上がっています。
ソウル/R&B調でありながら、儚く浮遊するようなPevenのヴォーカルのリフレインが続く様はハウスっぽいのが面白いですね。
内省的でアングラ感たっぷりの妖しげなNu Soulを満喫しましょう。
全曲紹介しときやす。
「World Love」
美しく儚い雰囲気がいい感じのオープニング。夢の中で浮遊しているかのようなジャジー・ソウル。
http://www.youtube.com/watch?v=eqTqUoqD9s8
「One More Time」
パーカッシヴなリズムが印象的なNu Soulチューン。甘く妖しいヴォーカルが響き渡ります。
http://www.youtube.com/watch?v=Zrw1o56pEOU
「Testin Me」
シングルにもなった楽曲。儚く内省的な雰囲気がPeven Everettらしいかもしれませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=7vdhAkFDK_w
「Everyday Girl」
ドリーミーな中にもアンダーグランド感が漂う1曲。鍵盤のプリティな響きがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=C4ioI8HM0fU
「They So Cold」
ここではラップを披露してくれます。アングラHip-Hop好きの人は気に入るのでは?
「I Can Give It」
僕の一番のお気に入り。リズミックなトラックが僕好み!ここでもラップを披露してくれます。
「You Are To Me」
アルバムの中でも最もメロウな仕上がり。軽くラテン・フレイヴァーなのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=vkLHSsQUWRE
「I Wanna Make Love」
Peven Everettらしい儚いメロディを聴くことができます。
http://www.youtube.com/watch?v=IiE_FHyRxJE
「Say It Back」
ホーンの音色とこだまのようなPevenのヴォーカルが印象的です。
「Sankofa」
ラストはクロスオーヴァーなインスト・チューン。
Peven Everettの他作品もチェックを!
『Kissing Game』(2003年)
『Latest Craze』(2005年)
『Easy Livin'』(2006年)
『Power Soul』(2006年)
『King of Hearts』(2013年)