2013年06月28日

Jimmy Smith『Back at the Chicken Shack』

『Midnight Special』と同日録音されたブルージー・オルガン・ジャズ作品☆Jimmy Smith『Back at the Chicken Shack』
Back at the Chicken Shack
録音年:1960年
ez的ジャンル:ブルージー・オルガン・ジャズ
気分は... :イタリアか、スペインか!

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イタリアの善戦で面白い試合になりそうですね!

今回はジャズ・オルガンの神様Jimmy Smith(1925-2005年)が1960年にレコーディングした作品『Back at the Chicken Shack』です。

これまで当ブログで紹介したJimmy Smith作品は以下の3枚。

 『Crazy! Baby』(1960年)
 『Midnight Special』(1960年)
 『Root Down』(1972年)

本作はジャズ・アルバムとしては異例のヒット作となった『Midnight Special』と同日のセッションを収めた作品です。その意味で、『Midnight Special』と同様のブルージーなオルガン・ジャズを満喫できます。

レコーディング・メンバーは、『Midnight Special』と同じく、Jimmy Smith(org)、Kenny Burrell(g)、Stanley Turrentine(ts)、Donald Bailey(ds)という編成です。

『Midnight Special』同様に、Stanley Turrentineが主役のSmithに負けない存在感を示しています。

小難しい感じがなく、わかりやすくオルガン・ジャズのブルージーな魅力を楽しめるのがいいですね。

『Midnight Special』とセットで手元に置いておきたい1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Back at the Chicken Shack」
Jimmy Smith作。ブルージーなSmithのオルガン・ソロを満喫できるタイトル曲。Smithに続く、 Burrell、Turrentineのソロも適度に抑制が効いていてルーズな雰囲気を上手く醸し出しています。
http://www.youtube.com/watch?v=CkyTS_-Pqqw

「When I Grow Too Old to Dream」
Oscar Hammerstein II/Sigmund Romberg作。Turrentineのテナーを前面にプッシュしたキャッチーな演奏が楽しめます。
http://www.youtube.com/watch?v=Eca8bxsfq50

「Minor Chant」
Stanley Turrentine作。Baileyの叩く軽快なリズムにのって、TurrentineのテナーやSmithのオルガンが冴え渡ります。特にSmithのオルガンが格好良いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=KZ6MN9dutMg

「Messy Bessie」
Jimmy Smith作。リラックスした雰囲気の中でTurrentine、Burrell、Smithのソロを満喫できます。Burrellのギターを楽しみたい方はこの曲が一番目立っています。
http://www.youtube.com/watch?v=OPQg6D3yckw

「On the Sunny Side of the Street」
Dorothy Fields/Jimmy McHugh作。CDのボーナス・トラックです。スタンダード然としたメロディアスな演奏がいいですね。特にBurrellのギターが素敵です。
http://www.youtube.com/watch?v=PYJv3SsT3yw

Jimmy Smithの過去記事もご参照下さい。

『Crazy! Baby』(1960年)
クレイジー・ベイビー

『Midnight Special』(1960年)
ミッドナイト・スペシャル

『Root Down』(1972年)
ルート・ダウン
posted by ez at 04:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする