2013年07月04日

Harmony Innocents『H.I....Naturally』

某ディスク・ガイド本にも掲載されていた90年代女性R&Bグループ作品☆Harmony Innocents『H.I....Naturally』
H.I....Naturally
発表年:1995年
ez的ジャンル:甘く切ない系女性R&Bグループ
気分は... :ジャケはチープですが・・・

今回は90年代女性R&Bグループ作品からHarmony Innocents『H.I....Naturally』(1995年)です。

Harmony InnocentsQuyvonne PerryShamika BrownDawn McGeeの3名からなる女性R&Bグループ。本作『H.I....Naturally』がグループ唯一のアルバムです。

チープなジャケからはB級感が漂いますが、某90年代R&Bディスク・ガイド本にも掲載されていた作品です。僕もリアルタイムでは全くノーチェックの作品でしたが・・・

プロデュースはLorenzo G. Pryor。ソングライティング、プログラミングも含めて彼への依存度が高い作品です。

TLCSWV以降の女性R&Bグループの流れを汲むアルバムに仕上がっています。

特にスロウ〜ミディアム系の曲が充実しており、甘く切ないメロディをキュートなヴォーカルで歌い上げる"胸キュン"な女性R&Bグループ好きの人は結構ハマるのでは?SWV好きの人にオススメです。

やはりジャケでかなり損していまね!

全曲紹介しときやす。

「That's What I Like」
胸キュン・モードのオープニング。甘酸っぱい雰囲気がたまらないミディアム・チューン。キュートなヴォーカル&コーラスワークにグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=KBH7aXqxArE

「Changes」
ブリブリしたシンセ・グルーヴがなかなかクセになるミディアム・チューン。途中ラップも披露してくれます。

「Love Combined」
ソウル/AOR好きの人であれば、聴き覚えのあるメロディのはず!そう、Average White BandやNed Dohenyでお馴染みの名バラード「A Love Of Your Own 」(Hamish Stuart/Ned Doheny)のリメイクです。お馴染みのメロディをキュートなヴォーカルで歌い上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=GsAJczJFkGk

「Get Wit U」
僕の一番のお気に入り。胸キュンのラブソングです。甘く切ないサウンド&ヴォーカルは僕のツボです。

「Don't Fool Yourself」
切ない恋心を歌い上げる美メロ・バラード。切ないシンセ・サウンドにソウルフルなオルガンを織り交ぜたサウンド・プロダクションは僕好み。

「Crazy Luv」
ナスティな雰囲気の仕上がりですが、ナスティになりきれないのがこのグループらしいのでは?

「You're Falling」
ロマンティックなサックス・ソロと共にスタートするラブソング。この時期の女性R&Bグループらしい美メロ感を満喫できるバラードです。

「Don't Tell Me That It's Over」
切ないヴォーカルに胸を締め付けられるバラード。切ないメロディを歌い上げるこの時期の女性R&Bグループはたまりませんね。
http://www.youtube.com/watch?v=xsHP9nJkm-4

「Music Box」
ストリングスも取り入れたバラード。そのせいか他の楽曲とは少し雰囲気が異なります。

「Natural High」
Hip-Hop Soul感を満喫できるグルーヴィーな仕上がり。このタイプのファンキー&グルーヴィーがあと1、2曲あるともっと嬉しかった気が・・・

「That's What I Like (Live)」
ラストはオープニング曲のライヴ・ヴァージョン。
http://www.youtube.com/watch?v=RzZUu98ghQw

自分がキュートな90年代女性R&Bグループ好きであることを再認識できた1枚でした。
posted by ez at 02:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする