
公開年:1968年
ez的ジャンル:Armando Trovaioliサントラ
気分は... :女性上位時代!
この1週間はバタバタで正直ガス欠状態・・・
記事を書くのもやっとな感じです。
こんな時に聴きたい音(いや観たいジャケ)は・・・エロいジャケのサントラ(笑)
今日はイタリア映画音楽を代表するArmando Trovaioliの人気サントラ『La Matriarca(邦題:女性上位時代)』(1968年)です。
Armando Trovajoliのサントラ作品の紹介は『7 Uomini D'Oro(Seven Golden Men)』、『Sesso Matto』(1973年)に続き3回目になります。
『La Matriarca(邦題:女性上位時代)』は、1968年に公開されたイタリア映画。監督はPasquale Festa Campanile、主演はCatherine Spaak。
本作の邦題は、ピチカート・ファイヴのアルバム『女性上位時代』(1991年)のアルバム・タイトルにも引用されていましたね。
映画自体は若くして未亡人になったミミ(Catherine Spaak)が、生前、夫が密かにマンションを隠し持ち、特異な欲望を満たすための部屋を用意していたことを知り、ミミもその禁断の世界にのめり込んでいく・・・というエロエロなコメディをお洒落な映像で魅せてくれる映画です。
Armando Trovaioliが手掛けたサントラはテーマ曲のバリエーションのみという構成ですが、あの手、この手でTrovaioli作品らしいお洒落なサウンドを随所で聴くことができます。
エロいジャケが気になった方はぜひチェックを!
全曲紹介しときやす。
「La Matriarca(main titles)」
メイン・テーマ。Armando Trovaioliによるイタリア映画のサントラとうよりも、Francis Laiによるフランス映画といった趣のある優雅なタイトル曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=hWZyUUJ9XF0
「La Matriarca(slow take)」
メイン・タイトルのテンポを少し落とし、さらに優雅さをアップさせたヴァージョンです。
「La Matriarca(dream version)」
こちらのヴァージョンはドリーミーな雰囲気でアクセントをつけています。
「La Matriarca(waltz theme)」
ラウンジ好きにはフィットするオルガン・ワルツ・ヴァージョン。
「La Matriarca(bossa nova)」
本作のハイライトといえば、グルーヴィーなオルガン・ボッサの本ヴァージョンですよね。ラウンジ好きの方は要チェックです。
http://www.youtube.com/watch?v=-3axvm5hZ-Y
「La Matriarca(psychedelic)」
本ヴァージョンは最近のCDに追加されたボーナス・トラック。
「La Matriarca(piano solo)」
ピアノ・ソロ・ヴァージョン。
「La Matriarca(postlude)」
このテーマ曲の美しい響きを満喫できる点でこのヴァージョンも好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=OO8e6dpnx60
「La Matriarca(finale)」
フィナーレ・ヴァージョンは優雅なストリングスがオルガン・サウンドに絡みます。
「La Matriarca(L'amore Dice Ciao)」
最後はAndee Silverの歌入りヴァージョンです。
http://www.youtube.com/watch?v=jxVGc9qpskI
Armando Trovajoliサントラ作品の過去記事もご参照ください。
『7 Uomini D'Oro(Seven Golden Men)』(1965年)

『Sesso Matto』(1973年)
