2013年10月05日

The Joneses『The Joneses』

フィラデルフィア、シグマ録音の珠玉のソウル作品☆The Joneses『The Joneses』
ザ・ジョーンジズ
発表年:1977年
ez的ジャンル:シグマ録音男性ソウル・グループ
気分は... :やるっきゃないでしょ!

今日はソウル・グループThe Jonesesの2ndアルバム『The Joneses』(1977年)です。

The JonesesはリーダーのGlenn Dorseyを中心にピッツバーグで結成されたグループ。

1972年にシングル「Pretty, Pretty」でデビュー。1973年にはMercuryとの契約し、1974年にはシングル「Sugar Pie Guy」がヒットし、1stアルバム『Keepin' Up With the Joneses』をリリースしています。

この時点のメンバーはGlenn DorseyHarold TaylorWendell NobleReggie NobleSam Whiteの5名。

その後メンバー交代を経て、1977年にEpicと契約し、本作『The Joneses』(1977年)をリリースしています。

『Keepin' Up With the Joneses』(1974年)、『The Joneses』(1977年)ともに再評価されているアルバムですね。

それまでグループはN.Y.を拠点に活動していましたが、今日紹介する『The Joneses』はフィリー・ソウルの本拠地シグマ・サウンドでレコーディングされた作品です。プロデュースはBobby Eli。もちろんバックはMFSB。

ということで本作ではフィリー・サウンドをバックにした珠玉のソウル作品となっています。特に「Who Loves You」「Universal Love」 といったフィリー・ダンサーな楽曲が僕のお気に入りです。

素晴らしいリード&コーラスとフィリー・サウンドが至極のソウル・ワールドへ誘ってくれます。

全曲紹介しときやす。

「Who Loves You」
オススメその1。Bobby Eli/Terry Collins作。伸びやかなテナーと華やかなフィリー・サウンドに彩られた爽快フィリー・ダンサーでアルバムは幕を開けます。僕の一番のお気に入り!
http://www.youtube.com/watch?v=wZCsZfcR9J4

「In Love Again」
オススメその2。Glenn Dorsey作。メロディアスな爽快ミッド・チューン。晴れモードに聴きたい1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=RmGAS4FENcM

「(If You Could Have) Your Love For A Song」
オススメその3。Bobby Eli/Jeffrey Prusan作。爽快ディスコ・チューンで盛り上げてくれます。ディスコ調でもしっかりとしたヴォーカル&コーラスを聴かせてくれるのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=UcE93t-t6Yw

「All The Little Pieces」
Bobby Eli/Terry Collins作。正統派ソウル・バラードで感動させてくれます。

「Music To My Ears」
Bobby Eli/Jeffrey Prusan作。バリトン・リードで聴かせるヴォーカル・グループらしいダンサブル・チューン。
http://www.youtube.com/watch?v=XZuz2dMdGWM

「Lies」
Glenn Dorsey作。フィリー・サウンドにのったディスコ・チューン。華やかさがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=t_HJFqLrFEM

「Groovin' On Ya」
Bobby Eli/Terry Collins作。この曲もフィリー・ダンサーで盛り上げます。
http://www.youtube.com/watch?v=OIHXi28IJuE

「Merry Go Round」
オススメその4。Glenn Dorsey作。ファルセットも交えたスウィート・バラード。ヴォーカル・グループとしての魅力を堪能できるメロウ・トラック。
http://www.youtube.com/watch?v=HNfbB9mQfN4

「Universal Love」
オススメその5。Bobby Eli/Ron Tyson作。「Who Loves You」と並ぶ僕のイチオシ!華やかでドリーミーなフィリー・ダンサーに胸トキメキます!
http://www.youtube.com/watch?v=PYvZLuHvXwE

「Rat Race」
オススメその6。Jeffrey Prusan作。ラストは甘く妖しい香りの漂うセクシー・ファンキー・チューン。Canibus「Golden Terra of Rap」でサンプリングされています。

『Keepin' Up With the Joneses』(1974年)は未入手ですが、ぜひゲットしたいですね。
posted by ez at 01:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする