2013年12月04日

Carl Holmes『Investigation No.1』

レア・グルーヴ好きにはたまりません!シグマ・スタジオ録音のファンキー・メロウ!☆Carl Holmes『Investigation No.1』
インヴェスティゲーション・ナンバーワン
発表年:1972年
ez的ジャンル:レア・グルーヴ系ファンキー・メロウ
気分は... :テンション上げねば!

今回はレア・グルーヴ名盤としてお馴染み!Carl Holmes『Investigation No.1』(1972年)です。

Carl "Sherlock" Holmesはフィラデルフィア出身のシンガー/ギタリスト。60年代にはCarl Holmes & The Commanders名義でアルバムも出しています。僕が彼について知っているのはこの程度です。

そんなCarl Holmesの音楽ファンに愛されるマスターピースがフィラデルフィアのマイナー・レーベルC.R.S.からリリースされた『Investigation No.1』(1972年)です。

某ガイド本にも書いてありましたが、ジャケの雰囲気からTerry Callierのようなフォーキー・ソウルをイメージしてしまいますが、中身はファンキー&グルーヴィーな楽曲が並びます。

パーカッシヴ&グルーヴィーに躍動するキラー・ファンク「Investigation」、ラテン・フレイヴァーの効いた「Modesa」の2曲にこのアルバムの魅力が凝縮されています。

さらにはThe Carpentersでお馴染み「Close To You」のソウル・カヴァー、Marvin Gaye「What's Going On」へのオマージュ「Your Game」など聴きどころ満載です。

録音はかの有名なシグマ・スタジオ!

レア・グルーヴ好きにはたまらない1枚のはずです!

全曲紹介しときやす。

「Investigation」
オススメその1。パーカッシヴ&グルーヴィーに躍動するキラー・ファンク!この1曲だけで一気に目が覚めます!ギター良し、リズム良し、ホーン良し、オルガン良し全てがファンキー!格好良すぎます!
http://www.youtube.com/watch?v=PgKA30SeYyk

「Close To You」
The Carpentersの大ヒット曲でお馴染みのHal David/Burt Bacharach作品をカヴァー。当ブログではDionne Warwickのカヴァーも紹介済みです。ここではソウルフルなカヴァーを聴かせてくれます。ソウル風味な「Close To You」も魅力的です。
http://www.youtube.com/watch?v=w0TmFM-XVOo

「Black Bag」
オススメその2。格好良いブレイクにグッとくるインスト・ファンク。ここではロッキンなギター・プレイを聴かせてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=hEJu609fzdk

格好良いブレイクはThe Wiseguys「The Real Vibes」、Beck「Diskobox」、Cypress Hill「When the Shit Goes Down (Diamond D Remix)」のサンプリングソースにもなっています。

Beck「Diskobox」
 http://www.youtube.com/watch?v=ih-SeheLON8
Cypress Hill「When the Shit Goes Down (Diamond D Remix)」
 http://www.youtube.com/watch?v=TBkhhEZ-wiU

「Think It Over」
スウィートなソウル・バラード。さり気ないですがCarl Holmesのヴォーカルに温もりを感じます。
http://www.youtube.com/watch?v=6rl2vAkYdIU

「Modesa」
オススメその3。僕の一番のお気に入り!Santanaも真っ青の鮮烈なラテン・ファンク!思わず体を揺らしてしまいます!前曲のスウィートなソウル・バラードとのギャップがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=EEBbWwFjHqU

「Your Game」
オススメその4。Marvin Gaye「What's Going On」へのオマージュと呼べるニューソウル。メロウなヴォーカルが優しく包み込んでくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=WbELZeFxRjI

「Get Down Philly Town」
ファンキーに突進するパーカッシヴR&Bチューン。60年代R&Bの香りが漂います。

「It Ain't Right」
この曲もブレイクが格好良い!グルーヴィーなファンク・チューン!
http://www.youtube.com/watch?v=B9xY77PSz78

「The Pot's Hot」
ラストはラテン・フレイヴァーの効いたインスト・ファンクで締め括ってくれます。

個人的にはかなり切羽詰まった状態ですが、ファンキー・ミュージックでテンション上げねば!
posted by ez at 00:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする