2013年12月27日

Physics『First Flight』

女性ヴォーカルをフィーチャーしたスウェーデン産ディープハウス☆Physics『First Flight』
1st Flight
発表年:2002年
ez的ジャンル:スウェーデン産ディープハウス
気分は... :どこか知らない場所へ逃避行・・・

今回はスウェーデン産ディープハウスPhysics『First Flight』(2002年)です。

PhysicsMikael SurdiTorbjorn Olssonによるハウス・ユニット。

これまで『First Flight』(2002年)、『Influences』(2008年)、『Live Sessions』(2009年)といったアルバムをリリースしています。

Deeplayからリリースされた1stアルバムとなる本作『First Flight』(2002年)。知名度は低いかもしれませんが、ディープハウス好きからは評価の高い1枚だと思います。

殆どの曲が女性ヴォーカルをフィーチャーしており、ジャズやラテン/ブラジルのエッセンスを巧みに取り入れた北欧らしいスタイリッシュなセンスのディープハウスが満載です。

クロスオーヴァーなジャズ感覚やラウンジ感覚ももあり、ハウス好きのみならずクロスオーヴァー好きの人も楽しめる大人のクラブミュージックだと思います。

こんなタイトルのアルバムを聴きたいなんて、どこかへ逃避行したい気分なのかな・・・

全曲紹介しときやす。

「Give A Little Bit More」
Lou-Louのヴォーカルをフィーチャー。ジャズ・ファンク調のファンキーな仕上がりのクロスオーヴァー・チューン。

「Don't Deny Me Love」
Alexandra Hamnedeのヴォーカルをフィーチャー。珠玉のディープハウス! 北欧らしいスタイリッシュな大人のハウス・チューンです。
http://www.youtube.com/watch?v=RUcdnFHNePI

「Movin'」
クールな疾走感がたまらないディープハウス。ジャジーな鍵盤使いの取り入れ方が心憎いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=bYgmILC2BW0

「Flying Away」
Miriam Aidaのヴォーカルをフィーチャー。Miriam Aidaといえば、当ブログでも紹介したスウェーデンのブラジリアン・ジャズ・ユニットA Bossa Eletricaの女性ヴォーカリストですね。クラブジャズ好きも楽しめるクロスオーヴァー・ジャズな仕上がりです。
http://www.youtube.com/watch?v=JSpNNt-tGlk

「Believe In Love」
この曲でもMiriam Aidaのヴォーカルをフィーチャー。前曲から一転して正統派ハウス・チューンです。アッパー感覚の中にもジャズ的なエッセンスを感じるのが本作らしいですが。
http://www.youtube.com/watch?v=QoneUhY9850

「The Most Beautiful Boy In Brazil」
Viktoria Flodstromのヴォーカルをフィーチャー。タイトルの通り、アフロ・ブラジリアンなリズムを前面に押し出したダンス・チューンです。ここでもジャズ/フュージョン的なエッセンスのサジ加減が絶妙です。
http://www.youtube.com/watch?v=q1PeCyknJkU

「Leaving Monte Carlo」
ラウンジ・モードの仕上がり。ラテン・フレイヴァーのラウンジ・テイストが実にスタイリッシュです。
http://www.youtube.com/watch?v=bOVGONEsZTg

「Summer」
Lou-Louのヴォーカルをフィーチャー。バカンス・モードな疾走感がいい感じのラテン・フレイヴァーのハウス・チューン。

「Carry U Inside」
Mikael Surdiのヴォーカルをフィーチャー。クールネスで貫かれたディープハウスです。アンダーグラウンド感たっぷりの妖しげな雰囲気がいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=xsKbc9bm38k

「Be Sincere」
Lynette Koyanaのヴォーカルをフィーチャー。ジャジー感覚のディープハウス。90年代前半のアンダーグラウンド・ハウスのような雰囲気が好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=OUEePcXMGTA

「Jazz」
この曲もアンダーグラウンド感たっぷりです。アフロ・ジャズ感覚のディープさが魅力です。
http://www.youtube.com/watch?v=IXaXCrj4Y6U

「Tie Me Down」
ラストは再びMiriam Aidaのヴォーカルをフィーチャー。スタイリッシュなクロスオーヴァー・サウンドをバックにMiriam Aidaのキュートなヴォーカルが栄えます。
http://www.youtube.com/watch?v=DnsfCxMkALg

Physicsの他作品もチェックを!

『Influences』(2008年)
Influences: Physics

『Live Sessions』(2009年)
Live Sessions
posted by ez at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする