2014年03月08日

The Stanky Brown Group『Our Pleasure To Serve You』

人気曲「You've Come Over Me」収録!☆The Stanky Brown Group『Our Pleasure To Serve You』
Our Pleasure to Serve You
発表年:1976年
ez的ジャンル:ポップ・ロック系プレAOR
気分は... :体調不良・・・

久々に体調不良・・・
週末は静かにしています。

今回はAOR/フリーソウル・ファンから再評価の高いThe Stanky Brown Group『Our Pleasure To Serve You』(1976年)です。

ニュージャ―ジー出身のグループThe Stanky Brown Groupの紹介は、Stanky Brown名義でリリースした3rdアルバム『Stanky Brown』(1978年)以来、2回目となります。

今回紹介する1stアルバム『Our Pleasure to Serve You』のハイライトは、何といっても爽快メロウ「You've Come Over Me」ですね。

ただし、アルバム全体としてはパワー・ポップ、ロックンロール、フォーキー、グッドタイム・ミュージックなど音楽的な幅の広さを訴求する作品に仕上がっています。

本作におけるメンバーはJames Brown(key、vo)、Richard Bunkiewicz(b)、Jerry M. Cordasco(ds、per、vo)、Jeffrey Leynor(g、vo)、 Allan Ross (sax、cla、fl)、Frank Greene(lryics)の6名。

それ以外にLeslie West(g)、Eric Weissberg(g)、Stan Bronstein(ts)、Artie Kaplan(clarinet)等がゲスト参加しています。

まずは「You've Come Over Me」を堪能し、あとはこのバンドのさまざまな側面を楽しむ、といった感じですかね。

楽曲はすべて彼らのオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Masquerade」
オープニングはポップ・ロックです。あくまでも爽快な感じがいいですね。リード・ギターはLeslie West。涼しげなフルートがいいアクセントになっています。

「You've Come Over Me」
前述のように本作のハイライト。穏やかな爽快メロウは週末モードにピッタリです。微風のような名曲だと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=gF-rWykFwTg

「Let's Get To Livin'」
青春の甘酸っぱい香りのするラブソング。不意にこういうメロディを聴くとキュンとしちゃいます(笑)。Leslie Westのギターが印象的です。

「U B U」
軽快に疾走します。なかなか洗練された演奏で楽しませてくれます。Stan Bronsteinのサックスが盛り上げてくれます。

「A Hundred Times Around」
S&G的なフォーキー・チューン。これは僕の好みから少し外れていますね。

「Don't You Refuse」
パワー・ポップ的な仕上がり。シンセ・サウンドが印象的です。
http://www.youtube.com/watch?v=8QnlTjvQnWE

「Friday Night Without You」
軽快なロックンロール。僕好みの音ではありませんが、楽しそうに演奏しているのが好感持てます。ここでもStan Bronsteinのサックスが盛り上げてくれます。

「Matthew」
美しいバラードをしみじみと歌い上げます。

「Misery Loves Company」
バンジョーやクラリネットも入ったグッドタイム・ミュージック。僕はこういうタイプの曲が苦手なのですが、これはなかなか洒落ていて好きです。

「Ravin' Beauty」
前曲から一転して、ドライブ感のあるロックンロール。ロック・バンドらしく盛り上げてくれます。

「Where Have They Gone」
ラストは美しいメロディを美しいハーモニーで聴かせてくれるビューティフル・ソングで締め括ってくれます。

2nd、3rdもチェックを!

『If the Lights Don't Get You the Helots Will 』(1977年)
If the Lights Don't Get You the Helots Will

『Stanky Brown』(1978年)
スタンキー・ブラウン
posted by ez at 13:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする