2014年04月18日

Portrait『Portrait』

L.A.で結成された男性R&BグループによるNJS佳作☆Portrait『Portrait』
Portrait
発表年:1992年
ez的ジャンル:セルフプロデュースNJS
気分は... :自前を貫きます...

今回は90年代NJS好きには気になる1枚、Portraitの1stアルバム『Portrait』(1992年)です。

PortraitMichel Angelo SaulsberryPhillip JohnsonEric KirklandIrving Washingtonという3人のリード・シンガーの4名。

グループは1992年に1stアルバム『Portrait』、1994年に2ndアルバム『All That Matters』をリリースしています。特に今日紹介する『Portrait』は、NJS好きにはグッとくる1枚なのではないかと思います。

このグループの特長は、プロデュース、ソングライティング、アレンジを全て自分達でこなしている点ですね。大物プロデューサーやゲストに頼らず、自前を貫く心意気が気に入りました。そういった自信がサウンドにも反映されていると思います。

また、リード・シンガー3名がバランス良く配されており、アルバムにメリハリがあるのもいいですね。ダンサブルなNJSでも、メロディアスなスロウ〜ミディアムでもハイトーンのヴォーカルで魅了してくれます。

シングル曲「Here We Go Again!」「Honey Dip」をはじめ、キャッチーな楽曲が揃っています。

NJS好きの方は、ぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Commitment」
NJSでスピーディーに疾走するオープニング。セクシーな女性コーラスも加わり、華があります。
http://www.youtube.com/watch?v=cA2PUdkrftI

「Honey Dip」
アルバムからの2ndシングル。キャッチーなハネハネ感がたまらないNJSです。ジャジーなフレイヴァーが効いているのもいいですね。後半にはラップパートもあります。
http://www.youtube.com/watch?v=EQ-u2hp5OqM

「Here We Go Again!」
1stシングルであり、本作のハイライト。Michael Jackson「I Can't Help It」をベースに、Digital Underground「The Humpty Dance」のビート、さらにPublic Enemy「Bring the Noise」の声ネタを組み合わせたトラックをバックに、爽快ヴォーカルを聴かせてくれます。。
http://www.youtube.com/watch?v=OgNyWBfKtA0

「You」
切ないメロディにグッとくるキャッチーなメロウ・グルーヴ。このグループらしいハイトーンのヴォーカル・ワークが冴えています。

「Interlude: Passion」
インタールード。

「On And On」
90年代男性R&Bグループらしいヴォーカル・ワークを堪能できる絶品スロウ。サックス奏者のGerald Albrightがゲスト参加し、素晴らしいソプラノ・サックスを聴かせてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=92Qbtj5BlLg

「Precious Moments」
セクシー・モードのバラード。セクシーだけど、過度にエロくなり過ぎないのがこのグループらしいのかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=5575qAyjvOk

「Down Wit Dat」
この曲も大好き!ツボを押さえた作りに感心してしまうNJS。聴いていると、思わず体を揺らしてしまいます。Brass Construction「Movin'」をサンプリング。
http://www.youtube.com/watch?v=46Y32J14PRE

「Interlude: Snap Along!」
インタールード。

「Problems」
ア・カペラで始まる爽快NJS。この当時よく聴いたパターンの曲調ですが、そこが良かったりします。
http://www.youtube.com/watch?v=UWAr4-cC0Bo

「Feelings」
女性コーラスも加わり、気の利いたヴォーカル・ワークを堪能できるダンサブル・チューン。ポップで聴きやすいです。
http://www.youtube.com/watch?v=_AlzKDMBd6c

「Day By Day」
アルバムからの3rdシングル。彼らのハイトーン・ヴォーカルの魅力を堪能できるミディアム・スロウ。
http://www.youtube.com/watch?v=9hz01BUqndI

「Heartache」
ダンサブルな中にもメロディアスなエッセンスを上手く織り込んでいるのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=C2TIt4YPMOM

「Yours Forever」
素敵なミディアム・スロウ。少し青臭い感じのハイトーン・ヴォーカルが美しいメロディとマッチしていて、逆にグッときます。
http://www.youtube.com/watch?v=R0lB0EVxQHc

「Interlude: Why?」
美しきエピローグといった感じでしょうか。

「Here We Go Again! (Extended)」
「Here We Go Again!」のリミックス。よりアッパーなリミックスに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=FaDH69dd3vw

『All That Matters』(1994年)
All That Matters
posted by ez at 02:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする