2014年07月21日

Twilight『Pains of Love』

ベイエリア産モダン・ソウル〜ディスコ・ブギー☆Twilight『Pains of Love』
Pains of Love
発表年:1981年
ez的ジャンル:ベイエリア産モダン・ソウル〜ディスコ・ブギー
気分は... :アナログならではの音色・・・

今回はベイエリア産モダン・ソウル〜ディスコ・ブギー作品、Twilight『Pains of Love』(1986年)です。

Lawrence Rossによるサンフランシスコのソウル・ユニットTwilightの紹介は、1stアルバム『Still Loving You』(1981年)に続き2回目です。

レア・グルーヴ人気作品である『Still Loving You』は、フェンダー・ローズのメロウな音色、ライトなグルーヴ感、そしてソフトなヴォーカル&コーラスが素敵なトワイライト・タイムを演出してくれました。

『Still Loving You』から5年後にリリースされた『Pains of Love』(1986年)では、アナログ・シンセProphet-5を使い倒したモダン・ソウル〜ディスコ・ブギーを聴かせてくれます。随所で聴かれるProphet-5のアナログならではの音色の質感が実にいいですね。

ディスコ・ブギーならば「Dance With Me」「You're In Love」「Love From You」、メロウ・バラードならば「You Look So Good」「Give All My Love」「Pains Of Love」あたりにグッときます。

派手さはありませんが、思わず聴きたく1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Dance With Me」
本作らしいディスコ・ブギー。アナログ・シンセの質感が実にいい感じです。時代が一回りして今の時代にもフィットするディスコ・チューンになっているのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=nXEMyz5TJhY

「Find Someone Else」
ノスタルジックな雰囲気のバラード。この曲だけ他の曲と少し雰囲気が異なるかも?

「I Wonder Who」
さり気ないですが、ジワジワくるメロウ・バラード。

「You Look So Good」
アーバン・テイストのメロウ・ソウル。全然80年代半ばっぽくないのが逆にいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=grlpQEPq-y8

「You're In Love」
本作らしいアナログ・シンセの音色にグッとくるメロウ・ブギー。この曲といえば、当ブログでもブギー・ディスコなアルバム『On My Way』(2013年)を紹介した人気DJ、Konが今年本曲のリミックス「You're In Love (Kon Remix)」を発表しています。ご興味がある方はそちらもチェックを!
http://www.youtube.com/watch?v=NwrV3fSrp3Y

「Never Want To See You Low」
軽快なシンセ・メロウ・グルーヴ。ライトなファルセット・ヴォーカルがよくマッチしています。
http://www.youtube.com/watch?v=aprFOyJPWuM

「Give All My Love」
Lawrence Rossのソウル魂が伝わってくるバラード。素敵なソウル・タイムを堪能できます。

「Love From You」
アナログ・シンセの響きが心地好いディスコ・ブギー。Prophet-5を使い倒している感じですね。

「Pains Of Love」
タイトル曲は素敵なヴォーカルが胸に込み上げてくるメロウ・バラードです。

未聴の方は1st『Still Loving You』(1981年)もチェックを!

『Still Loving You』(1981年)
Still Loving You
posted by ez at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする