2014年08月25日

Jazzinho『Jazzinho』

Guida De Palmaによるブラジリアン・ジャズ・ユニットの第1弾☆Jazzinho『Jazzinho』
Jazzinho
発表年:2003年
ez的ジャンル:ブラジリアン・ジャズ系ポルトガル人女性シンガー
気分は... :大人の夏休み・・・

今回はポルトガル出身の女性シンガーGuida De Palma(Ghida De Palma)を中心としたユニットJazzinhoの1stアルバム『Jazzinho』(2003年)です。

Jazzinhoの紹介は、昨年リリースされた最新3rdアルバム『Veludo』(2013年)に続き2回目となります。

1stアルバムとなる本作『Jazzinho』は、ニュー・ボッサ・フレイヴァーなブラジリアン・ジャズ作品に仕上がっています。

ロンドン発のブラジリアン・ジャズ・ユニットDa LataのメンバーChris Frankや、Michele ChiavariniNeil Angilleyがプロデュースしています。

ニュー・ボッサといっても過度にクラブ寄りではなく、落ち着きのある大人のブラジリアン・ジャズ作品に仕上がっているのがいいですね。Guida De Palmaのヴォーカルはキュートな歌声ながらも、ベテランらしい安定感があるのがいいですね。

8月も残り僅かですが、大人のブラジリアン・ジャズで過ぎ行く夏の余韻に浸るというのはいかがでしょうか・・・

全曲紹介しときやす。

「Yambou」
21世紀版"Kitty Winter Gipsy Nova"といった趣の高速ブラジリアン・スキャット。軽やかなGuidaのスキャットが駆け巡ります。Neil Angilleyプロデュース。

「Sim Ou Nao」
シングルにもなったニュー・ボッサ・グルーヴ。クラブジャズ好きの方は気に入るであろう鉄板な仕上がり。Chris Frankプロデュース。

「Moody Maria」
ミステリアスな雰囲気の哀愁ジャジー・メロウ。Michele Chiavariniプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=YDjO-q3A8IM

「Vertigo」
大人のブラジリアン・ジャズ。エレガントなピアノを中心としたブラジリアン・サウンドをバックに、Guidaがキュートな中にも落ち着きを感じる大人のジャズ・ヴォーカルで魅了してくれます。僕がJazzinhoに期待するのはこういう音ですね。Michele Chiavariniプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=RNvWjNuTq98

「Velejou」
寛いだ雰囲気のメロウ・ボッサ・グルーヴ。Guidaのヴォーカルも実にキュートです。フリューゲル・ホーンの使い方が印象的です。Michele Chiavariniプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=IbqPPNYyig8

「Astral」
エレガントに疾走するニュー・ボッサ。Guidaの安定感のあるヴォーカルと生音感を重視した音創りが、大人のニュー・ボッサという印象を与えてくれます。Michele Chiavariniプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=AwK9reaVyDI

「Malmequer」
Michele Chiavariniプロデュース。薄っすらとエレクトロなスパイスを効かせたメロウ・ボッサ・グルーヴ。

「Camponesa」
土着的なリズムやコーラスを取り入れたノルデスチ調の仕上がり。Michele Chiavariniプロデュース。

「Constelacao」
各種コンピでも人気のメロウ・ボッサ。実にロマンティックな空気に包まれています。Guidaのヴォーカルも実にキュートです。Michele Chiavariniプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=8Xr2ZKTKDy0

「Telefone」
本編のラストはラウンジ調の開放的かつスタイリッシュなブラジリアン・ジャズで締め括ってくれます。

「Sim Ou Nao (Sleep Walker Remix)」
CDボーナス・トラックとして、日本のクラブジャズ・バンドSleep Walkerがリミックスを手掛け、沖野好洋氏がプロデュースを務めた「Sim Ou Nao」のリミックスが収録されています。

僕が保有するのは輸入盤ですが、国内盤にはさらにリミックス3曲が追加収録されています。

Jazzinhoの他作品もチェックを!

『Atlas』(2006年)
Atlas

『Veludo』(2013年)
ビロード
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2014年08月24日

Angela Johnson『Naturally Me』

最新作ではエモーショナルなR&B/Soulを聴かせてくれます!☆Angela Johnson『Naturally Me』
Naturally Me
発表年:2014年
ez的ジャンル:サウンド・クリエイター系女性R&B
気分は... :Make it work!

今回はお気に入りの女性R&BシンガーAngela Johnsonの最新作『Naturally Me』です。

シンガー/プロデューサー/コンポーザーの顔を持つN.Y.出身の女性アーティストAngela Johnsonに関して、これまで当ブログで紹介した作品は以下の3枚。

 『They Don't Know』(2002年)
 『A Woman's Touch Vol.1』(2008年)
 『It's Personal』(2010年)

さらに、John-Christian Urichらと結成したユニットCooly's Hot-Boxの作品も紹介済みです。

 『Don't Be Afraid-Get On』(2004年)

最新作『Naturally Me』は、『It's Personal』(2010年)以来、約4年ぶりの新作となります。その間、リミックス&未発表曲集『Revised Edited & Flipped』(2012年)もリリースされたので、それ程のインターバルは感じませんでしたが・・・

タイトルの通り、自然体のAngela Johnsonを聴くことができるR&B作品に仕上がっています。いつもの通り、すべての楽曲をプロデュースし、サウンド・クリエイトの面でもAngelaが主導しています。

CDの帯や解説には、"70〜80年代ソウルへのオマージュ"といった点が強調されていますが、あまりそういったことに囚われず聴いた方が楽しめると思います。

個人的には、よりシンガーAngela Johnsonの重きを置いたアルバムという印象を受けます。力強く躍動するAngelaの歌力に魅了されるはずです。その結果として、ヴィンテージ感のあるソウル・サウンドのエッセンスが多く採り入れられたのかなと・・・ただし、それをレトロ感覚ではなくモダンな感覚で聴かせてくれるのが本作の魅力だと思います。

ついついトータルなサウンド・クリエイターとして見てしまうアーティストですが、本作では力強く、エモーショナルなシンガーAngela Johnsonに出会えます。

やはり好きです!Angela Johnson!

全曲紹介しときやす。

「To Love Again」
オープニングはヴィンテージ感のある哀愁ソウル・チューンでスタート。力強いAngelaの熱唱が印象的です。

「I Promise (M.O.N.E.Y.)」
Raul Midonのヴォーカル&ギターをフィーチャー。ラテン・フレイヴァーの効いたサマー・モードのメロウ・グルーヴはモロに僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=eprpavIJrFI

「Handz」
ラブリー躍動感がたまらないファンキー・メロウ・グルーヴ。メロウ・パートとファンキー・パートの緩急のつけ方がサイコーです。

「Black Boy Lullaby」
2013年2月に無実の17歳の黒人青年が射殺され、全米で議論を呼び起こしたトレイヴォン・マーティン事件にインスパイアされたソウル・バラード。母でもあるAngelaが思いを歌にぶつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=YNhA99xFIug

「Deja Vu (I've Been Here Before)」
本作唯一のカヴァー作品はTeena Marieのバラード曲(Rick James作&プロデュース)。オリジナルはアルバム『Wild & Peaceful』に収録されています。ここではベテランのキーボード奏者Onaje Allan GumbsのピアノをフィーチャーしたAngelaの素晴らしい熱唱を堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=tkpvJ-oCNBE

「I Don't Mind」
70年代ハイ・サウンドを2014年らしいモダンなサウンドで再現した雰囲気のソウル・チューン。ジワジワと感動が胸に込み上げてきます。
https://www.youtube.com/watch?v=ru2yNTmBiPc

「He Saw Love In Me」
躍動するパワフル・サウンドをバックに、Angelaのヴォーカルにも力強さを感じます。アーバンの雰囲気とパワフル感のバランスが絶妙です。

「Music's My Religion」
Wes Mingusのギターをフィーチャーしたソウルフル・ハウス調のアッパー・チューン。こうした楽曲を入れるのもAngelaらしいですね。

「Say Yeah」
軽快に疾走するグルーヴィー・ソウル。ヴィンテージなフレイヴァーをモダンな感覚で聴かせてくれるのがいいですね。ホーン隊も大いに盛り上げてくれます。

「A Beautiful Place」
ラストは開放的なミディアム・ソウル。ポジティヴなヴァイヴに溢れているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=UhdoaZq7430

Angela Johnsonの他作品もチェックを!

『They Don't Know』(2002年)
They Don't Know

『Got To Let It Go』(2005年)
Got to Let It Go
国内盤と輸入盤で収録曲および録音が異なるのでご注意を!

『A Woman's Touch Vol.1』(2008年)
A Womans Touch

『It's Personal』(2010年)
It's Personal

『Revised Edited & Flipped』(2012年)
Revised Edited & Flipped

Cooly's Hot-Box『Don't Be Afraid-Get On』(2004年)
Don't Be Afraid: Get On
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2014年08月23日

Moacir Santos『Saudade』

サウダージなブラジリアン・ジャズ☆Moacir Santos『Saudade』
サウダージ
発表年:1974年
ez的ジャンル:サウダージ系ブラジリアン・ジャズ
気分は... :サウダージ...

今回は再評価の高いブラジル作品Moacir Santos『Saudade』(1974年)です。

Moacir Santos(1926-2006年)は、ブラジル北東部ペルナンブーコ州生まれのコンポーザー/マルチプレイヤー。サックス、クラリネット、トランペット、ギター、ドラム、パーカッション等を演奏していました。

40年代後半にはリオでバンド・リーダー、コンポーザー、アレンジャーとして活躍するようになりました。1965年にアメリカに渡り、その後カリフォルニアに定住します。1965年に初リーダー作『Coisas』(1965年)をリリース。70年代に入るとHorace Silverの仲介でBlue Noteと契約し、『Maestro』(1972年)、『Saudade』(1974年)、『Carnival of the Spirits』(1975年)という3枚のアルバムをリリースしています。

本作『Saudade』(1974年)は、今日ブラジリアン・ジャズ名盤として評価の高い1枚ですね。

Duke Pearsonがプロデューサーを務めたL.A.録音です。

レコーディングには、Moacir Santos(as、bs)、Steve Huffsteter(tp、flh)、Benny Powell(tb)、Jerome Richardson(ss、as、ts、bs、fl、alto-fl)、Morris Repass(b-tb)、Sidney Muldrow(french horn)、Ray Pizzi(fl、as、ts、bassoon、piccolo)、Lee Ritenour(g)、John Heard(b)、Harvey Mason(ds)、Mayuto Correa(per、conga)、Carmelo Garcia(per、conga)といったミュージシャンが参加しています。Lee RitenourHarvey Masonの参加が目を引きます。

また、Donald AlvesMike CampbellJose MarinoPetsye PowellCarmen SaveirosRegina Werneckといったシンガーがヴォーカルで参加しています。

Moacir Santosのブラジルへの想いが込められた1枚ですが、彼自身がプレイヤーとして前面に立って目立つというわけではなく、全曲のアレンジを手掛け、トータルな音作りを重視しているようです。

その成果として、実に洗練されたブラジリアン・ジャズ・サウンドを聴くことができます。殆どの楽曲がヴォーカル入りで聴きやすいのもいいですね。特に、トロンボーンで参加のBenny Powellの奥方であるPetsye Powellの女性ヴォーカルが最高です。

各種コンピで人気の「Kathy」をはじめ、「Early Morning Love」「This Life」あたりを聴けば、本作の洗練されたセンスを実感できると思います。

サウダージ・モードになりたい方はぜひ・・・

全曲紹介しときやす。

「Early Morning Love」
オススメその1。Moacir Santos/Yanna Cotti作。開放的なボッサ・グルーヴをバックに、健康的な男女ヴォーカルが躍動するオープニング。Petsye Powellの爽快な女性ヴォーカルにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=K2wxASZKV_E

「A Saudade Matta a Gente」
Antonio Almeida/J. de Barro作。全編に渡り、軽快なホーン・アンサンブルを楽しめる1曲。ムーディーなパートとリズミックなパートのコントラストがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=aDWxYqN52ZQ

「Off and On」
Moacir Santos/Yanna Cotti作。スリリングなリズムとPetsye Powellの哀愁ヴォーカルが印象的なジャズ・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=svfxDqCwqnE

「The City of LA」
Mark Levine作。ムーディ―なフルートが牽引するボッサなインスト・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=6Tv89QTYGtI

「Suk Cha」
Moacir Santos作。のんびりと寛げる雰囲気が落ち着くバカンス・モードの仕上がり。クラリネット、バスーン(ファゴット)が効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=qZTvXaNe4xA

「Kathy」
オススメその2。Moacir Santos/Ray Evans/Jay Livingston作。各種コンピでも人気の本作のハイライト。疾走するボッサ・ビートと男女スキャットが織り成す格好良すぎる1曲。21世紀のブラジリアン・ジャズ/クラブジャズを予見しているかのような仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=6WrK8m82z-Q

「Haply-Happy」
オススメその3。Moacir Santos/Petsye Powell作。まさにハッピー・モードの仕上がり。躍動するリズムとヴォーカルが楽園へと誘ってくれます。全般的にパーカッシヴなのが僕好み。Lee Ritenourのギターも効いています。

「Amphibious」
Moacir Santos/Assis作。軽快なブラジリアン・リズムをバックに、開放的なホーン・アンサンブルを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=VMzfJF0bNws

「This Life」
オススメその4。Moacir Santos/Yanna Cotti作。アフロ・ブラジリアン・リズムにのって、華やかなPetsye Powellの女性ヴォーカルとコーラス隊が躍動します。セルメンをもっとモダンにした雰囲気ですね。僕の一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=Qx8-u4NsRME

「What's My Name」
Moacir Santos/Ray Evans/Jay Livingston作。最後は、Donald Alvesの哀愁男性ヴォーカルがよくマッチしたサウダージな演奏で締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=eH7YmIovG9U

『Coisas』(1965年)
Coisas

『Maestro』(1972年)
マエストロ

『Carnival of the Spirits』(1975年)
カーニヴァル・オブ・ザ・スピリッツ

『Ouro Negro』(2001年)
Ouro Negro

『Choros & Alegria』(2005年)
Choros & Alegria
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2014年08月22日

Galactic『Crazyhorse Mongoose』

現行ニューオリンズ・ファンクを代表するグループ☆Galactic『Crazyhorse Mongoose』
Crazyhorse Mongoose
発表年:1998年
ez的ジャンル:ニューオリンズ・ファンク・ジャム
気分は... :ためが効いています・・・

今回はニューオリンズが誇るファンク・ジャム・バンドGalacticの2ndアルバム『Crazyhorse Mongoose』(1998年)です。

Galacticは1994年にニューオリンズで結成されたファンク・ジャム・バンド。メンバーは、Ben Ellman(sax)、Robert Mercurio(b)、Stanton Moore(ds)、Richard Vogel(key)、Jeff Raines(g)。初期にはこの5名に加え、Theryl DeClouet(vo)もメンバーでした。

グループは『Coolin' Off』(1996年)、『Crazyhorse Mongoose』(1998年)、『Late for the Future』(2000年)、『We Love 'Em Tonight: Live at Tipitina's』(2001年)、『Ruckus』(2003年)、『From the Corner to the Block』(2007年)、『Ya-Ka-May』(2010年)、『The Other Side Of Midnight: Live In New Orleans』(2011年)、『Carnivale Electricos』(2012年)といったアルバムをリリースしています。

現行ニューオリンズ・ファンクを代表するグループですね。ジャンルの枠を超えた多様な音楽性を持つグループでもありますが、ニューオリンズを代表するファンク・バンドとして彼らのスタイルを確立したのが、本作『Crazyhorse Mongoose』(1998年)ではないでしょうか。

本作からBen Ellman(sax)がメンバーに加わり、基本ラインナップが揃ったグループは躍動するニューオリンズ・ファンクを聴かせてくれます。前述のメンバー以外にJason Mingledorff(sax)も参加しています。

アルバムはインスト・ファンクとTheryl DeClouetのヴォーカル入りの楽曲から構成されます。個人的にはインスト曲の方がニューオリンズ・ファンクらしいグルーヴを堪能できて好みですが、Theryl DeClouetの激シブなヴォーカルもなかなか味があっていいです。また、アルバム全編に渡り、Stanton Mooreのドラミングに魅了されます。このグループの肝は彼のドラムですね。

ための効いたニューオリンズ・ファンクを堪能できる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Hamp's Hump」
Lou Donaldsonのヴァージョン(アルバム『Everything I Play Is Funky』収録)で知られる楽曲ですね(Paul Hampton作)。気怠くもためのあるリズムがグッとくるニューオリンズ・ファンクらしいオープニングです。

「Love on the Run」
作者Richard Vogelのコズミックなシンセ・サウンドが印象的ですが、Theryl DeClouetのヴォーカルが加わると、途端にイナたい雰囲気になるのが面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=KHL-gbpAu-A

「Crazyhorse Mongoose」
タイトル曲はクレイジーホースのように疾走するグルーヴィーなインスト・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=Z7dFA3hoAwQ

「Witch Doctor」
Stanton Mooreの叩き出す小粋なリズムにグッとくるラテン調の演奏です。終盤の盛り上げ方もグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=CtK0rndkIpg

「Metermaid」
1分半程度の短い演奏ですが、Stanton Mooreのドラムがズシリと響く格好良いファンク・サウンドを楽しめます。

「Change My Ways (Pt. 1)」
どこか気怠さのあるサウンドと囁くようなTheryl DeClouetのヴォーカルのパート1はプロローグといった雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=hWu7w5EQhSs

「Change My Ways (Pt. 2)」
パート1に続きパート2で本編突入といった感じです。酔いどれ調のTheryl DeClouetのヴォーカルが激シブでたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=hWu7w5EQhSs

「Denny's Village Rundown」
Stanton Mooreのドラミングを堪能するための楽曲です。

「Tighten Your Wig」
重くうねるグルーヴが何とも格好良いですね。Stanton Mooreのドラミングが格好良すぎます。
https://www.youtube.com/watch?v=CN5Yjbaowyo

「Cafe DeClouet」
Theryl DeClouetによる短いインタールード。

「Start from Scratch」
Theryl DeClouetのヴォーカル入りの曲ではコレが一番好き!酔いどれモードで盛り上がりたいファンキー・グルーヴです。

「Quiet Please」
ラストは静寂のグルーヴィー・オルガン・ジャズといった雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=lOoNFFKwNts

アルバムには隠しトラックとして「Get A Head On」が収録されています。
「Get A Head On」
https://www.youtube.com/watch?v=eQYnetJTJJc

Galacticの他作品もチェックを!

『Coolin' Off』(1996年)
Coolin Off

『Late for the Future』(2000年)
Late for the Future

『We Love 'Em Tonight: Live at Tipitina's』(2001年)
We Love Em Tonight

『Ruckus』(2003年)
Ruckus

『From the Corner to the Block』(2007年)
From the Corner to the Block (Dig)

『Ya-Ka-May』(2010年)
Ya-Ka-May (Dig)

『The Other Side Of Midnight: Live In New Orleans』(2011年)
Other Side of Midnight:Live in New O

『Carnivale Electricos』(2012年)
Carnivale Electricos
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2014年08月21日

『今の気分は...2014年8月21日編』

時間がないので、過去記事から10曲セレクトするシリーズです。

今回は2010年代カテゴリーから、ここ1年以内の楽曲を中心に、今の気分にフィットしそうな曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

The Bahama Soul Club feat. Spanky Wilson「I Warned You Baby」
https://www.youtube.com/watch?v=S6r2xjzWN6Q
From 『The Cuban Tapes』(2013年)
Cuban Tapes

The Oldians「Shalalala (Prisoner of Love)」
https://www.youtube.com/watch?v=gwNsQEhedyY
From 『Island Jazz Sessions』(2013年)
アイランド・ジャズ・セッションズ

The Far Out Monster Disco Orchestra「Freefall」
http://www.youtube.com/watch?v=AygP-drNBr4
From 『The Far Out Monster Disco Orchestra』(2007年)
The Far Out Monster Disco Orchestra

Shawn Lee's Incredible Tabla Band「Apache」
http://www.youtube.com/watch?v=hI4HD0dIkvc
From 『Tabla Rock』(2011年)
TABLA ROCK

Lord Echo「Bohemian Idol」
http://www.youtube.com/watch?v=t_rBMo4MlOU
From 『Curiosities』(2013年)
CURIOSITIES

Vladimir Cetkar「We Will Never End」
https://www.youtube.com/watch?v=l1Zhnr4ETZQ
From 『Heavenly』(2013年)
vladimir cetkar heavenly.jpg

The Spandettes「Sweet & Saccharine」
https://www.youtube.com/watch?v=BwLiD1u1EaA
From 『Spandex Effect』(2013年)
スパンデックス・エフェクト

Paula Lima「Quero O Que E Meu (Samba No Coracao)」
https://www.youtube.com/watch?v=Wr8e9PUVZPo
From 『O Samba E Do Bem』(2013年)
サンバの贈りもの

Nicola Conte feat. Jose James「Goodes of the Sea」
https://www.youtube.com/watch?v=7UvyMWuuohc
From 『Free Souls』(2014年)
nicola conte free souls.jpg

Ive Mendes「Caminhos Cruzados」
http://www.youtube.com/watch?v=YOxLwfXFjwE
From 『Magnetism』(2014年)
マグネティズム
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