2014年09月02日

Johnny Bristol『Strangers』

メロウ路線のAtlantic移籍第2弾アルバム☆Johnny Bristol『Strangers』
ストレンジャーズ(紙ジャケット仕様)
発表年:1978年
ez的ジャンル:職人系メロウ・ソウル
気分は... :新天地に臨む・・・

欧州サッカーは移籍期限の土壇場になってマンUを中心に大物の移籍が相次ぎましたね。ファルカオ、ディ・マリア、バロテッリ、F.トーレス等々・・・香川も忘れちゃいけませんね。

マンUはディ・マリア、ファルカオ等の大型補強をしましたが、果たして投資効果に見合う成績が残せるんですかね!香川やエルナンデスはチームに見切りをつけて正解だと思います。ただし、エルナンデスはマドリー移籍ではマンU時代の二の舞になりそうな気がします。その点、香川のドルトムント復帰はいい選択だと思います。マンUよりドルトムントのサッカーの方が断然面白いですからね。

今回はJohnny Bristolが1978年にリリースした4thアルバム『Strangers』です。

ソウル職人Johnny Bristolの紹介は、『Bristol's Creme』(1976年)、『Feeling The Magic』(1975年)に続き3回目となります。

Atlantic移籍第1弾アルバムとなった前作『Bristol's Creme』でメロウ路線を打ち出したJohnny Bristolですが、本作『Strangers』もその流れを継続させた都会的なメロウ・ソウル作品に仕上がっています。

Bristol自身がプロデュースを手掛け、レコーディングにはJohnny Bristol(vo、p)以下、James Jamerson Jr.(b)、Darrell Budget(ds)、James Gadson(ds)、Ollie Brown(ds)、David T. Walker(g)、David Williams(g)、Mitch Holder(g)、Steve Edwards(g)、Hense Powell(key)、Fred Remarez(syn)、Bobbie Hall(per)、Robert Torres(per)等のミュージシャンが参加しています。

Tavares提供曲のセルフ・カヴァー「Strangers In The Dark Corners」あたりが有名かもしれませんが、「I'm Waiting On Love」「Everday She's Around」「When He Comes (You Will Know)」といったメロウ・ダンサーが本作の魅力だと思います。

メロウ路線を極めた都会的な大人のソウル作品を満喫しましょう!

全曲紹介しときやす。

「Strangers In The Dark Corners」
オススメその1。Tavaresに提供した楽曲のセルフ・カヴァー。Tavaresヴァージョンは『Check It Out』(1974年)に収録されています。込み上げ系バラードであったTavaresヴァージョンに対して、こちらは都会的な大人のメロウ・バラードで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=YZt1LzrTqpQ

Tavares「Strangers In Dark Corners」
 https://www.youtube.com/watch?v=vgXnwPF5V6A

「I'm Waiting On Love」
オススメその2。David T. Walkerの軽快なギターがナビゲートする爽快メロウ・ダンサー。Bristolのヴォーカルと華やかな女性コーラスの絡みもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=Y3k689Wm7do

「If You Ever Need Somebody」
オススメその3。James Gadsonが叩き出す軽快なリズムをバックに、Bristolのヴォーカルと女性コーラスが躍動します。効果的なホーン・アレンジもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=GH-kwjLiuLQ

「She's So Amazing」
ストリングも配したロマンティックなサウンドをバックに、Bristolがラブソングを歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=l2xG44en6OE

「Everday She's Around」
オススメその4。この曲も人気が高いのでは?エレピの音色が心地好いメロウ・グルーヴ。本作らしい都会的でスムーズなヴォーカル&サウンドを堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=Y8qCvVUqWKA

「You Can't Have Love (Without Complications) 」
メロウの中にも少しイナたい雰囲気があって、それが味わい深さにつながっています。こういう曲の方がある意味でJohnny Bristolらしいかもしれませんね。

「I'm So Proud Of You」
落ち着きのある大人のバラード。噛みしめるようなBristolのヴォーカルがいいですね。

「When The Five Is Burning」
シブめの曲調ですが、都会的なサウンドで実にスマートな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=hUSiPTj8EUg

「Why Stop It Now」
アコースティック・メロウな味わいでじっくりと聴かせてくれます。じわじわときます。
https://www.youtube.com/watch?v=qHzqjAvLcug

「When He Comes (You Will Know)」
オススメその5。ラストはセクシーなメロウ・ダンサーで締め括ってくれます。僕の一番のお気に入りはコレ!ソフト&メロウ路線を極めたJohnny Bristolを満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=zZnhGd7xpnM

Johnny Bristolの過去記事や彼のプロデュース作品の過去記事もご参照下さい。

『Feeling The Magic』(1975年)
フィーリング・ザ・マジック

『Bristol's Creme』(1976年)
Bristol's Creme

Buddy Miles『All The Faces Of Buddy Miles』(1974年)
All The Faces Of Buddy Miles

Boz Scaggs『Slow Dancer』(1974年)
Slow Dancer
posted by ez at 05:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする