2014年10月24日

Reuben Wilson『Blue Mode』

Melvin Sparks参加のファンキー・オルガン・ジャズ☆Reuben Wilson『Blue Mode』
ブルー・モード
録音年:1969年
ez的ジャンル:オルガン・ソウル・ジャズ
気分は... :Abdul Mati Klarweinのジャケがいいね!

今日は60年代オルガン・ジャズ作品からReuben Wilson『Blue Mode』(1969年)です。

ソウルフル/ファンキーなジャズ・オルガン奏者Reuben WilsonReuben Wilsonに関して、当ブログで紹介したのは以下の3枚。、

 『Love Bug』(1969年)
 『Set Us Free』(1971年)
 『Got To Get Your Own』(1975年)

本作は『On Broadway』(1968年)、『Love Bug』(1969年)に続くBlue Noteでの3枚目。レア・グルーヴ方面でも人気の高いファンキーなオルガン・ソウル・ジャズ作品です。ドイツ出身の画家Abdul Mati Klarweinによるジャケット・アートも秀逸ですね。

レコーディング・メンバーはReuben Wilson(org)、John Manning(ts)、Melvin Sparks(g)、Tommy Derrick(ds)の4名。特にギターのMelvin Sparksの参加が注目ですね。

「Knock on Wood」「Twenty-Five Miles」という2曲のソウル・カヴァーをはじめ、Reuben、Melvin、Tommy Derrickの生み出すファンキー・グルーヴにグッときます。勿論、Reuben、Melvinのソロも存分に楽しめます。この2人のプレイに注目しがちですが、John Manningのサックスも忘れてはいけません。

「Orange Peel」「Bambu」「Twenty-Five Miles」が僕のオススメです。

ソウルフル/ファンキーなオルガン・ジャズがお好きな方は間違いなく楽しめる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Bambu」
Melvin Sparks作。メンバー4人がファンキーに躍動します。特にReubenのオルガンとMelvinのギターがたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=dxfBQ0HGjlA

Sadat X「The Funkiest」のサンプリングソースにもなっています。
Sadat X「The Funkiest」
 http://www.youtube.com/watch?v=LOhMfxUj2VQ

「Knock on Wood」
Steve Cropper/Eddie Floyd作。オープニングはEddie Floydのソウル・ヒットをカヴァー。当ブログでは以前にWillie Boboのカヴァーも紹介済みです。グルーヴィーなオルガンの音色がよく似合うソウル・ジャズに仕上がっています。
http://www.youtube.com/watch?v=8iDH3nNOl7Q

「Bus Ride」
Reuben Wilson作。少しレイジーな雰囲気の演奏が印象的です。Melvinのギター・カッティングがReubenのファンキー・オルガンを引き立てます。
http://www.youtube.com/watch?v=KkyP7nVMQc0

「Orange Peel」
Reuben Wilson作。僕の一番のお気に入り。冒頭の20秒の格好良さでKOされてしまいます。Reuben、Melvin、Tommy Derrickの生み出すファンキー・グルーヴがたまりません。TZANT feat. ODC MC「Sounds of Wickedness」でサンプリングされています。
http://www.youtube.com/watch?v=evTA2qWU81U

「Twenty-Five Miles」
Johnny Bristol, Harvey Fuqua, Edwin Starr作。Edwin Starrのシングル曲をカヴァー。一般的にはこのオルガン・ジャズ・ファンクがハイライトかもしれませんね。ここでもReuben、Melvin、Tommy Derrickが格好良すぎるグルーヴを聴かせてくれます。それに負けじとJohn Manningも素晴らしいブロウを聴かせてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=GF7xiTHV-vU

「Blue Mode」
Reuben Wilson作。タイトル曲はブルージーなオルガン・ソウル・ジャズで締め括ってくれます。オルガン・ジャズ好きの人はReubenのプレイを存分に楽しめる1曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=NZFMlC8bKHc

Reuben Wilsonの他作品もチェックを!

『On Broadway』(1968年)
オン・ブロードウェイ

『Love Bug』(1969年)
ラヴ・バッグ

『A Groovy Situation』(1971年)
A GROOVY SITUATION

『Set Us Free』(1971年)
Set Us Free

『The Sweet Life』(1972年)
Sweet Life

『The Cisco Kid』(1974年)
Cisco Kid

『Got To Get Your Own』(1975年)
Got to Get Your Own
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2014年10月23日

Tuomo『Reaches Out For You』

「Don't Take It Too Hard」の興奮を再び!北欧ブルーアイド・ソウル☆Tuomo『Reaches Out For You』
リーチズ・アウト・フォー・ユー
発表年:2009年
ez的ジャンル:北欧ブルーアイド・ソウル
気分は... :致しません・・・

"北欧のStevie Wonder"として日本でも人気を博したTuomoの2ndアルバム『Reaches Out For You』(2009年)です。

1979年フィンランド、ヘルシンキ生まれのシンガー/キーボード奏者Tuomo(本名:Tuomo Prattala)の紹介は、1stアルバム『My Thing』(2007年)、3rdアルバム『My Own Private Sunday』(2010年)に続き3回目となります。

今年初めに新作『The New Mystique』をリリースしたようですが、これまでとは違って日本であまり話題にならないですね。YouTubeで同作収録曲をいくつか聴いてみましたが、方向性に少し迷いがあるように思われました。

その点、2ndとなる本作『Reaches Out For You』(2009年)は、ヒット・シングル「Don't Take It Too Hard」を含む1stアルバム『My Thing』の流れを受け継ぐ、70年代ソウルのヴァイヴスに包まれた1枚に仕上がっています。

『My Thing』の成功による自信がみなぎった1枚に仕上がっています。「Sweet With Me」「The Grant」といったアップ・チューンは快調です。フォーキーなのにファンキーな「Head Above The Water」もいいですね。また、後半のバラード・パートではサウンドのみならず歌詞の世界にも成長の跡が窺えます。

『My Thing』と比較すると少し地味かもしれませんが、Tuomoの真摯な歌心が伝わってくるアルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Firsts」
メロウ&ファンキーなオープニング。適度にユルい感じもあっていいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=OuuEpLASw30

「Sweet With Me」
Tuomoお得意のCurtis Mayfield調のグルーヴィー・ソウル。歌良し!曲良し!サウンド良し!本作のキラー・チューンですね。Style Council好きの人もグッとくるはず
http://www.youtube.com/watch?v=kc-J2lSqTjA

「The Grant」
サイケでパワフルなファンク・ロック。ハードなサウンドで聴く者を煽ります。これほど煽動的なTuomoは珍しいですが、僕は好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=fOBxdVJakGk

「Head Above The Water」
フォーキー・ソウル調ながらも、女性コーラスも含めてファンキーな味わいを失っていないのがいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=HrU7HFW7an4

「Ordinary」
内省的な哀愁チューン。ただし、あくまでもリズミックなのがTuomo作品らしいのでは?
http://www.youtube.com/watch?v=akQRAPkrYzQ

「Cry To The Moon」
ブルージーなバラード。月に向かって心の声を叫びます。

「Love & Friendship」
レトロ・ソウルのエッセンス満載ですが、北欧らしいスパイスで野暮ったくしていないところがいいですね。

「If It Doesn't Hurt You」
壮大なサウンドをバックに切々と歌い上げるバラード。スケールアップしたTuomoの姿を確認できます。

「Reach Out For You」
Tuomoの思いが詰まったタイトル曲は、世界中のTuomoファンへのメッセージ・ソング。彼の真摯な思いに耳を傾けましょう。感動的なソウル・バラードです。
http://www.youtube.com/watch?v=H2kKiEVrqDY

「Fear Of Love」
しっとりとしたメロウ・バラード。美しいサウンドをバックに、"北欧のStevie Wonder"らしいヴォーカルを堪能できます。
http://www.youtube.com/watch?v=YxbGsUzm7LM

「Good Night」
ラストはブルーアイド・ソウルらしい味わいにグッとくる壮大なバラードで締め括ってくれます。

未聴の方はTuomoの過去記事もチェックを!

『My Thing』(2007年)
マイ・シング
「Don't Take It Too Hard」
 http://www.youtube.com/watch?v=Db07ELQJuDE

『My Own Private Sunday』(2010年)
マイ・オウン・プライヴェート・サンデイ
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2014年10月22日

『今の気分は...2014年10月22日編』

時間がないので、サボり技(笑)の過去記事から10曲セレクトするシリーズです。

今回は1990年代カテゴリーから脱力系、パーティー系Hip-Hopクラシックをセレクトしました。

Jurassic 5以外は東海岸系という僕の嗜好がモロに出たセレクトですが・・・

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

A Tribe Called Quest「Can I Kick It?」
http://www.youtube.com/watch?v=gtATrfNQJLU
From 『People's Instinctive Travels And The Paths Of Rhythm』(1990年)
People's Instinctive Travels and the Paths of Rhythm

Brand Nubian「Feels So Good」
http://www.youtube.com/watch?v=QZ1bI1BX1pw
From 『One For All』(1990年)
One for All

Main Source「Looking at the Front Door」
http://www.youtube.com/watch?v=z3aRrokORjY
From 『Breaking Atoms』(1991年)
Breaking Atoms

The U.M.C.'s「Blue Cheese」
http://www.youtube.com/watch?v=8OUJ0G9_Gik
From 『Fruits Of Nature』(1991年)
Fruits of Nature

Black Sheep「The Choice is Yours (Revisited)」
http://www.youtube.com/watch?v=K9F5xcpjDMU
From 『A Wolf In Sheep's Clothing』(1991年)
Wolf in Sheep's

De La Soul「Breakadawn」
http://www.youtube.com/watch?v=kN761MgGoaI
From 『Buhloone Mindstate』(1993年)
Buhloone Mindstate

Digable Planets「9th Wonder (Blackitolism)」
http://www.youtube.com/watch?v=BTov9ZW4gY4
From 『Blowout Comb』(1994年)
Blowout Comb

Leaders Of The New School「What's Next」
http://www.youtube.com/watch?v=WAfA0lUmR-o
From 『T.I.M.E.』(1993年)
T.I.M.E.

Jurassic 5「Jayou」
http://www.youtube.com/watch?v=Nf2qtXsTH84
From 『Jurassic 5 EP』(1997年)
Jurassic 5 E.P.

Naughty by Nature「Jamboree」
http://www.youtube.com/watch?v=HOjQLtmZcdI
From 『Nineteen Naughty Nine: Nature's Fury』(1999年)
19 Naughty Nine: Nature's Fury
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2014年10月21日

Black Sugar『Black Sugar』

レア・グルーヴ好きにはたまらないペルー産ラテン・ファンク☆Black Sugar『Black Sugar』
BLACK SUGAR
発表年:1971年
ez的ジャンル:ペルー産ラテン・ファンク
気分は... :黒砂糖は美味なり!

今回はペルー産ラテン・ファンクBlack Sugar『Black Sugar』(1971年)です。

Victor "Coco" SalazarMiguel "Chino" Figueroaが在籍していたLos Far Fenを母体として1970年に結成されたペルーのラテン・ファンク・グループBlack Sugarの紹介は、2ndアルバム『Black Sugar II』(1974年)に続き2回目となります。

1st『Black Sugar』(1971年)、2nd『Black Sugar II』(1974年)共にレア・グルーヴ名盤として再評価が高まっています。

『Black Sugar II』の記事でも書きましたが、僕がBlack Sugarを初めて聴いたのは、ラテン・ロック/ファンクを集めたコンピ『Chicano Power!』(1998年)でした。

このコンピではAztecaMaloSapoSantanaといったチカーノ系グループが目立っているのですが、そんな中にBlack Sugarの「Too Late」「Viajecito」(いずれも『Black Sugar』収録)も混じっていました。

そのため、僕にとってのBlack Sugarは、南米産ラテン・ファンクというよりも、前述のチカーノ系グループに近いイメージがあります。

本作『Black Sugar』は、『Black Sugar II』同様にUSファンク/ソウル/ロックをうまく取り込んだラテン・グルーヴが満載です。

本作におけるメンバーはVictor "Coco" Salazar(g、tamb)、Miguel "Chino" Figueroa(org、p)、Carlos Mejia(vo)、Roberto Valdez(b)、Jose "Arroz" Cruz(per)、Antonio Ginocchio(tp、tb)、Jorge Chavez(as、fl)、Coco Lagos(per)、Miguel Salazar(per)という9名。

改めて、僕自身がラテン・リズムの効いたファンキー&グルーヴィーな音が好きなことを実感しました。また、ファンキーのみならずメロウ路線の楽曲にも捨て難い魅力があります。

プロデュースはJaime Delgado Aparicio

全曲紹介しときやす。

「Too Late」
Carlos Mejia/Black Sugar作。メロウなイントロに続き、キレキレのホーン隊と共にラテン・リズムが躍動します。パンチの効いたCarlos Mejiaのヴォーカルもいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=KBK4DLWfKuI

「Viajecito」
Jaime Delgado Aparicio/Miguel "Chino" Figueroa作。サイケ・ギターとラテン・ピアノが印象的なラテン・ファンク。
http://www.youtube.com/watch?v=aaU4EP7qWhw

「The Looser」
Miguel "Chino" Figueroa/Carlos Mejia/Black Sugar作。フツーにファンクとして格好良いファンキー・グルーヴ。うねるベースライン、グルーヴィーかつ覚醒的なオルガン、パーカッシヴなボンゴの響き、ソウルフルなCarlos Mejiaのヴォーカルがたまりません。
http://www.youtube.com/watch?v=cUJXlqpV9yE

「This Time」
Carlos Mejia/Black Sugar作。グループなメロウな側面を堪能できる1曲。サンセット・モードにピッタリなメロウ・ソウルです。
http://www.youtube.com/watch?v=2j4pTsXthpo

「Funky Man」
Victor "Coco" Salazar/Jaime Delgado Aparicio/Black Sugar作。タイトルの通り、ファンキーに攻めまくるファンク・グルーヴ。程良く肩の力の抜けたホーン・サウンドいいですね。
http://www.youtube.com/watch?v=mzyQSL7Fk0g

「Understanding」
D.R.作。Carlos Mejiaのソウルフル・ヴォーカルの魅力が際立つグルーヴィーなラテン・ソウル。中盤のブレイクでメリハリをつけています。
http://www.youtube.com/watch?v=H0QhECqmTZM

「When You're Walking」
Carlos Mejia/Black Sugar作。哀愁メロウなサウンドにグッときます。ブルーアイド・ソウル好きの人なんかが気に入りそうですね。Victor "Coco" Salazarのギターも冴えています。
http://www.youtube.com/watch?v=ApYsLMXvL0I

「When I Needed Someone」
Carlos Mejia/Black Sugar作。フリーソウル好きの人は気に入るであろうアコースティック・メロウ。オルガンのグルーヴィーな音色も効いています。
http://www.youtube.com/watch?v=J2vT8Q6RV_0

「Pussy Cat」
Richard Halligan作。ラストはパーカッシヴなインスト。前衛的な雰囲気とオーケストレーションによるドラマティック感が混在しているのが面白いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=T3_W6QvyVJ4

未聴の方は『Black Sugar II』(1974年)もチェックを!

『Black Sugar II』(1974年)
II
posted by ez at 02:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月20日

P.O.V.『Handin' Out Beatdowns』

Robert Bell(Kool & The Gang)の息子が率いた男性R&Bグループ☆P.O.V.『Handin' Out Beatdowns』
Handin Out Beatdowns
発表年:1993年
ez的ジャンル:NJS/レゲエ/ラガ系男性R&Bグループ
気分は... :レゲエ/ラガ色も悪くない!

今回は90年代男性R&Bグループの作品からP.O.V.『Handin' Out Beatdowns』(1993年)です。

P.O.V.は、Kool & The GangRobert "Kool" Bellの息子であるHakim Bellを中心に、E(Ewarner Mills)Link(Lincoln DeVulgt)Marc(Marc Sherman)という4人組。

そんな彼らの唯一のアルバムが本作『Handin' Out Beatdowns』(1993年)です。エグゼクティヴ・プロデューサーの中にはRobert Bellの名もクレジットされています。

「Anutha Luv」とレーベル・メイトの女性R&BグループJadeと共演した「All Thru The Night」の2曲がシングル・カットされています。

基本的にはNJS系のグループですが、随所にレゲエ/ラガ色のエッセンスが散りばめられているのも本作の特徴です。レゲエ・プロデューサーMichael Bennettを起用したレゲエ・ヴォーカル・デュオBrian & Tony Goldのカヴァーや、レゲエ・クラシックThe Wailers「Get Up, Stand Up」のフレーズを繰り返す楽曲もあります。

きっと、このレゲエ/ラガ色が好き/嫌いの分かれ目になるのでは?個人的には90年代前半らしくてラガのエッセンスも好きですし、Brian & Tony Goldのアルバムも当時愛聴していたので全く気になりません。

リーダーのHakim Bellは半数以上の楽曲のプロデュースも手掛けており、その手腕もなかなかです。

NJSとレゲエ/ラガ、90年代前半らしい音を楽しみたい方はチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Nuff Of The Ruff Stuff (Intro)」
アルバムのイントロ。

「U Got What I Want」
グルーヴィーなNJSチューン。後半にはラップ・パートもあります。NJS好きは満足するはず!Ohio Players「Funky Worm」をサンプリング。Vincent Herbertプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=iA-vKk1MTKM

「Anutha Luv」
1stシングル曲。ラガ的なエッセンスを加えたNJSチューン。爽快に疾走します。Hakim Abdulsamadプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=jSoXFy7xjyU

「Good Lovin'」
Hakim Bell/Tim Shiderプロデュース。Hakim Bellのプロデューサーとしての才覚を確認できるNJS。ここでもラガ的なエッセンスでアクセントをつけています。
http://www.youtube.com/watch?v=GVu20NxQHDA

「Tell Me」
Hakim Bell/Tim Shiderプロデュース。ポップ&グルーヴィーな仕上がり。ラガ的パートが違和感なく馴染んでいるのが面白いですね。
http://www.youtube.com/watch?v=8mhhKso9duU

「Summer Nights」
ジャマイカのレゲエ・ヴォーカル・デュオBrian & Tony Goldのカヴァー。オリジナルはアルバム『Green Light』(1991年)に収録されています。個人的にはBrian & Tony Goldヴァージョンをリアルタイムで愛聴していたので、このカヴァーは嬉しいですね。さらにはBrian & Tony Goldによるバック・コーラスというオマケつき。Michael Bennettプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=4zuECMhfxYA

「Never Believe (Interlude)」
インタールード。

「Let Me Do U」
本曲以降の後半はスロウ・パートが充実しています。Jodeciあたりと一緒に聴きたくなる1曲です。Hakim Bell/Tim Shider/Lincoln DeVulgtプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=W8_pQKQiuO4

「U R The Only 1」
この頃、お決まりの電話コールと共に始まるスロウ・チューン。切々としたヴォーカル&メロディがいいですね。Hakim Bell/Tim Shider/Lincoln DeVulgtプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=9shPJkrkiNc

「Sitting Here Waiting」
Alton Wokie Stewartプロデュース。力の入ったバラードですが、何かが足りないと思うのでは僕だけでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=fzjN7EtDzPQ

「Settle Down」
軽やかな鍵盤の音色が印象的なメロウ・グルーヴ。若手グループらしくていいのでは?Hakim Bell/Tim Shiderプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=E8_XxkKgwdw

「All Thru The Night」
女性R&BグループJadeとの共演。前述のようにシングル曲にもなりました。キャッチーで華のあるミディアム・グルーヴ、本作のハイライトかもしれませんね。Big Daddy Kane feat. Biz Markie「Just Rhymin' With Biz」の声ネタも登場します。そういえば、Jadeは当ブログで未紹介でしたね。そのうち取り上げたいと思います。Hakim Bell/Tim Shiderプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=bb9reTADIqc

「Ball Ya Fist (Beatdowns)」
レゲエ・クラシックThe Wailers「Get Up, Stand Up」の♪Get Up, Stand Up♪というお馴染みのフレーズが繰り返し登場するラップ・チューン。Hakim Bell/Muhammad Bellプロデュース。
http://www.youtube.com/watch?v=H38IX7ag6VY

「Nuff Of The Ruff Stuff (Outro)」
アウトロ。

ご興味がある方は共演しているレーベル・メイトの女性R&BグループJadeあたりもチェックしてみては?

Jade『Jade to the Max』(1992年)
Jade to the Max

Jade『Mind Body & Song』(1994年)
Mind Body & Song
posted by ez at 01:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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