Jam & Lewisも参加!Uncle Charlieまだまだ元気です!☆
Charlie Wilson『Forever Charlie』♪
発表年:2015年
ez的ジャンル:レジェンド系セクシー男性R&B
気分は... :フォーエヴァー・ヤング・・・
今日はベテランR&Bシンガー
Charlie Wilsonの最新作
『Forever Charlie』です。
元
The Gap Bandのリーダーである
Charlie Wilsonについて、当ブログで紹介した彼のソロ作は以下の4枚です。
『Charlie, Last Name Wilson』(2005年)
『Uncle Charlie』(2009年)
『Just Charlie』(2010年)
『Love, Charlie』(2013年)
2年ぶりの新作には、当初
Kanye Westや
Pharrell Williams、Justin Timberlake等の参加も噂されていましたが、結局それらのメンバーは不参加になっています。
しかしながら、そうした大物たちの参加がなくとも届けられた新作
『Forever Charlie』は大変充実した1枚に仕上がっています。バラードが目立った前作
『Love, Charlie』(2013年)から少し路線変更し、ディスコなダンス・チューンが増えています。勿論、大人のラブ・バラードにおけるCharlie節も健在です。
アルバムには
Snoop Dogg、
Shaggyがゲスト参加し、二人ともUncle Charlieを好サポートています。プロデュースは
Charlie Wilson自身、
Gregg Pagani、
Emile Ghantousといった前作も手掛けたプロデューサー陣、大物プロデュース・チーム
Jimmy Jam & Terry Lewis、それ以外に
Steve Daly、
Keith Hetrick、
The Avila Brothers(
Bobby Avila/Issiah Avila)が務めています。特に
Jam & Lewisとのコラボ3曲に注目です。
とにかく
「Somebody Loves You」、
「Sugar Honey Ice Tea」、Snoop Dogg参加の
「Infectious」、
「Birthday Dress」といったディスコ調のダンス・チューンが若々しくていいですね。
「Just Like Summertime」、Shaggy参加の
「Unforgettable」といったメロウなミディアムも僕好みです。Jam & LewisとのコラボではJam & Lewisらしさが出た
「Things You Do」が僕のお気に入りです。スロウ系であれば、
「Touched By An Angel」がオススメです。
衰えを知らないCharlieの好調ぶりに、何度もニンマリしてしまいます。
全曲を紹介しときやす。
「Somebody Loves You」Emile Ghantous/Steve Daly/Keith Hetrick/Charlie Wilsonプロデュース。
The Gap Band時代からのファンは歓喜するあろうディスコ・チューンでアルバムは幕を開けます。このオープニングを聴けば、本作におけるUncle Charlieの好調ぶりを確認できるはずです。Sam Salterらがバック・コーラスで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZWJyNTmG8yg「Touched By An Angel」Gregg Pagani/Charlie Wilsonプロデュース。Uncle Charlieお得意のメロウなラブ・バラード。このあたりの安定感は抜群です。ソングライティングでも参加しているEdwin Serranoがバック・コーラスで参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=ZgOEPShA3Nk「Goodnight Kisses」Emile Ghantous/Charlie Wilsonプロデュース。アルバムからの先行シングル。Uncle Charlie節が炸裂するラブ・バラード。レトロ・ソウル調のエッセンスで盛り上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=MSX2Utsx7VY「Just Like Summertime」Gregg Pagani/Charlie Wilsonプロデュース。セクシーなのに爽快感もある大人のアーバン・ダンサー。Charlieならではの色気がプンプン漂います。
https://www.youtube.com/watch?v=paxuwDWvAxM「Unforgettable」Shaggyをフィーチャー。
Bob Marley & The Wailers「Waiting In Vain」をエッセンスを上手く活かした素敵なメロウ・チューン。
「Waiting In Vain」が収録されている
『Exodus』の記事でも書きましたが、
「Waiting In Vain」は僕が最も愛聴する
Bob Marleyソングなので、このネタ・セレクトはとても嬉しいですね。Emile Ghantous/Steve Daly/Keith Hetrick/Charlie Wilsonプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=DeFNboMFVtM「Sugar Honey Ice Tea」Gregg Pagani/Charlie Wilsonプロデュース。本曲では
Carl Carlton「She's A Bad Mama Jama」ネタを使った快調なダンス・チューン。80年代をリアルに駆け抜けてきたCharlie Wilsonが、こういった80年代ダンス・クラシックをリサイクルして歌うという構図が面白いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=KfBC6AWcmU4「My Favorite Part Of You」Gregg Pagani/Charlie Wilsonプロデュース。ドラマティックなイントロで始まるラブ・バラード。本来、僕はこのタイプの仰々しいバラードは苦手なのですが、それは聴かせてしまうあたりがCharlieのセクシー・ヴォーカルの魅力なのでしょうね。
https://www.youtube.com/watch?v=ztN-aTz_nQU「Infectious」長年親交のあるSnoop Doggをフィーチャーしたダンス・チューン。SnoopがUncle Charlieをナイス・アシストしています。ギターは元The Dazz BandのMarlon McClainであり、
Gap BandとDazz Bandの顔合わせという往年のファンには嬉しいオマケ付きです。Emile Ghantous/Steve Daly/Keith Hetrick/Charlie Wilsonプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=sIB6c0uxYC0「Hey Lover」Jimmy Jam & Terry Lewisプロデュース。本作のもう1つのお楽しみ。Jam & Lewisとのコラボ1曲目。Jam & LewisがCharlieのセクシーな魅力を引き出しています。バックにはBobby Avilaや元
Sounds Of BlacknessのBig Jim Wrightといった、かつてPerspective Recordsに所属していたアーティストの名前もクレジットされています。また、往年のファンには懐かしい女性シンガーVal Youngが素敵なバック・コーラスを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5Ffa-ZyvVwk「Things You Do」Jimmy Jam & Terry Lewisプロデュース。Jam & Lewisとのコラボ2曲目。「Hey Lover」とは逆に、典型的なJam & LewisサウンドにCharlieをはめ込んだ仕上がりになっています。Charlieらしいかは別にして、Jam & Lewis好きであれば思わずニンマリの1曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=5Qm-kWk4a5M「Birthday Dress」Gregg Pagani/Charlie Wilsonプロデュース。この曲も
The Gap Bandファンはテンション上がりそうなディスコ・チューンに仕上がっています。ここでもゴキゲンなギターを聴かせてくれるのはMarlon McClain!衰え知らずの2人のミュージシャンの若々しさに脱帽です。
https://www.youtube.com/watch?v=jkEjA9Cotuw「Me And You Forever」Jimmy Jam & Terry Lewis/The Avila Brothersプロデュース。ラストはJam & Lewisとのコラボで締め括ってくれます。永遠の愛を歌うラブソングで美しいエンディングを迎えます。
https://www.youtube.com/watch?v=VYq2Py2d1-kCharlie Wilsonや
The Gap Bandの過去記事もご参照下さい。
『Charlie, Last Name Wilson』(2005年)
『Uncle Charlie』(2009年)
『Just Charlie』(2010年)
『Love, Charlie』(2013年)
The Gap Band『The Gap Band II』(1979年)
The Gap Band『The Gap Band III』(1980年)
The Gap Band『Gap Band IV』(1982年)