2015年02月06日

J. Axel『Deepness Is Served』

北欧らしい幻想的な心地好さを持つディープ・ハウス作品☆J. Axel『Deepness Is Served』
Deepness Is Served
発表年:2006年
ez的ジャンル:ラウンジ系北欧ディープ・ハウス
気分は... :レバニラか、ニラレバか?

昨日は大雪警報に振り回された1日でしたね。
こんな時には北欧系アーティストの作品が聴きたい気分・・・

ということで、北欧ディープ・ハウス作品J. Axel『Deepness Is Served』(2006年)です。

J. Axel(本名:Jonathan Axelsson)は、スウェーデン、ストックホルムを拠点に活動するハウス・クリエイター。

これまで『Deepness Is Served』(2006年)、『Start Receiving』(2009年)、『Like A Shadow』(2014年)という3枚のアルバムをリリースしています。

今日紹介する1stアルバム『Deepness Is Served』(2006年)は、当初スウェーデンのレーベルBohemeからリリースされていましたが、その後ドイツの人気ハウス・レーベルPlastic Cityがライセンスを獲得し、その流れで2008年に国内盤がリリースされました。

全11曲中6曲で女性ヴォーカリストAstrid Suryantoがフィーチャーされており、J. Axelの北欧らしい幻想的なハウス・サウンドとの相性はバッチリです。ジャズ・フレイヴァーが効いているのも僕好みです。

本作の充実ぶりは、「You Give Me (Love) 」「Deepness Is Served」、strong>「This Time」、「Magic Of Dusk」「Jazz On The 22nd Floor」「Loveletters」といったハウス/ラウンジ系コンピ収録曲が多数ある点からも確認できると思います。

とりあえず、「You Give Me (Love) 」「Loveletters」あたりをチェックすると、本作のキャッチーな魅力が手っ取り早くわかると思います。

全曲紹介しときやす。

「You Give Me (Love) 」
アルバムに先駆け、2002年にシングル・リリースされていた楽曲がオープニング。各種コンピでも数多くセレクトされているJ. Axelを代表する人気曲です。Astrid Suryantoの妖艶なヴォーカルと美しくも何処か儚いハウス・サウンドの組み合わせがいいですね。ジャジーなフレイヴァーも僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=eWIQpG_an-A

「Deepness Is Served」
タイトル曲はジャズ・フレイヴァーの効いたクロスオーヴァー・テイストのインスト。ラウンジ気分にフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=oqQdDsxwLqs

「This Time」
この曲は2005年にシングル・リリースされていた楽曲であり、Astrid Suryantoのヴォーカルをフィーチャーしたキャッチーな疾走感が魅力です。北欧らしい透明感のあるディープ・ハウスって感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=w4OohkPR6Lg

「It's Right There」
メロウなエレピの音色が心地好いジャジー&メロウな仕上がり。Astrid Suryantoの妖艶なヴォーカルの魅力が引き立ちます。

「Skywatcher」
幻想的なインスト。北欧の冬の夜空をイメージしてしまうサウンド・スケープ的な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=KiCujmfBfSw

「Magic Of Dusk」
幻想的なハウス・サウンドの心地好さは、脳内をジワジワと浸食されていく感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=HamdZt7DjyE

「Jazz On The 22nd Floor」
美しいピアノが響く極上のベッドルーム・サウンド。タイトルの通り、ジャズ・フレイヴァーなのが僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=klmVM_vuMZA

「Hiding」
短いながらも、非日常的なサウンドに吸い込まれそうです。

「Crowns On The Tower」
メロディアスかつ緻密なサウンドにJ. Axelのセンスの良さを感じます。こういうインストを聴きながら、仕事していると捗ります。
https://www.youtube.com/watch?v=P0g7ZoY-hF0

「Loveletters」
2004年にシングル・リリースされていた楽曲。Astrid SuryantoとJ. Axelのヴォーカルの掛け合いがいい感じの、メロディアスかつ幻想的なディープ・ハウスです。
https://www.youtube.com/watch?v=QMl3RrerP88

「In A Distant Bar」
ラストは妖艶で切ないミディアムで締め括ってくれます。場末感のあるAstrid Suryantoのヴォーカルが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=8Slqh7ELcKg

ご興味がある方は『Start Receiving』(2009年)、『Like A Shadow』(2014年)もチェックを!

『Start Receiving』(2009年)
START RECEIVING

『Like A Shadow』(2014年)
Like a Shadow
posted by ez at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする