発表年:1984年
ez的ジャンル:アコースティック・メロウ/AOR系男女デュオ
気分は... :アコースティックな微風・・・
今回はシアトルの男女ユニットRhythm Cafeのアルバム『Rhythm Cafe』(1984年)です。
Rhythm CafeはBob MarcureとDeirdre Lordによるシアトルの男女デュオ。彼らの唯一のアルバムが本作『Rhythm Cafe』(1984年)です。
優しいアコースティック・ギターの音色と澄み切った男女ヴォーカルが織り成すアコースティック・メロウ作品です。
70年代SSW、AOR、ネオアコのエッセンスが1枚に詰まっているのが魅力ですね。また、楽曲の良さ、二人の息の合ったハーモニーにも惹かれます。
レコーディングにはBob Marcure(vo、g、key、syn)、Deirdre Lord(vo)以外に、Larry Mason(ds、per)、Doug Hamilton(sax)、Dave Raynor(g、b)、Andy Pederson(b)、John Matthews(per)が参加しています。
個人的には「Valley Island」、「Sunshine Lady」、「I Want You」、「The Captain And Me」あたりがオススメです。
楽曲はすべて彼らのオリジナルです。
シアトルから届いたアコースティックな微風が心を浄化してくれます。
全曲紹介しときやす。
「Valley Island」
僕の一番のお気に入り。爽快な歌声と素敵なギターの音色にグッとくるアコースティック・メロウ。シンプルな中にも洗練を感じます。
「She Don't Know」
Deirdreの柔らかいアコギの響きとDeirdreの透き通った歌声が心を浄化してくれます。
「Lonely Driver」
哀愁モードで疾走するフォーキー・チューン。小粋なギター・アンサンブルがいいですね。
「Lost Child (Kim's Song)」
素朴なフォーキー感が印象的です。息の合ったハーモニーがいいですね。
「I Want You」
エレクトリック・ギターも入ったAOR調のミディアム。都会的な哀愁モードがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=FUR6iwuqHvs
「Daddy's Song」
美しいアコギの音色をバックに、優しいDeirdreの歌声が包み込んでくれます。
「The Captain And Me」
Bob Marcureのソングライターとしてのセンスを感じる1曲。70年代SSW好きの人は気に入るのでは?Doug Hamiltonのサックスが盛り上げてくれます。
「Ballad Of Bristol Bay」
美しいアルペジオと優しい歌声が織り成す音世界に惹き込まれます。
「Give My Heart A Thrill」
都会的なフォーキー・チューン。適度な疾走感と凛としたDeirdreのヴォーカルがいいですね。
「Sunshine Lady」
ネオアコ好きの人が気に入りそうな1曲。個人的には「Valley Island」に次ぐお気に入り。Doug Hamiltonのサックスも効いています。
「Michele Renee」
CDボーナス・トラック。70年代SSW調のフォーキー・チューンです。
この記事を書いていたら、久々にネオアコが聴きたくなってきました。