2015年07月15日

The Transitions『Back In Da Days』

実力派男性R&Bグループによるセクシーな1枚☆The Transitions『Back In Da Days』
Back in Da Days by Umvd Labels 【並行輸入品】
発表年:2001年
ez的ジャンル:実力派男性R&Bグループ
気分は... :ガマン強さ!

今回は2000年代R&B作品から本格派R&BグループThe Transitions『Back In Da Days』(2001年)です。

The TransitionsCharles "Gator" MooreRashawn WorthenBalewa "Bilal" Muhammadの3名による男性R&Bグループ。

グループ唯一のアルバムとなる『Back In Da Days』(2001年)は商業的には成功しませんでしたが、その中身はR&Bファンを納得させる充実作に仕上がっています。リードのCharles "Gator" Mooreを中心とした確かなヴォーカルは出色だと思います。

ジャケに写る3人の太太しい面構えにメンバーの自信が窺えますね。

ミディアム〜スロウ系でしっかり聴かせるグループですが、レトロな王道ソウル的な曲・サウンドではなく、2000年代R&Bならではのサウンドになっているのがいいですね。

1曲1曲聴き応えのある骨太ながらもセクシーな男性R&Bグループ作品の佳作だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Ghetto Laws (Prelude)」
アルバムのイントロ。

「Ghetto Laws」
男臭い雰囲気でグイグイくるゲットーなミディアム・グルーヴ。バック・コーラスも含めてヴォーカルに存在感があるのがいいですね。

「5th Of Gin」
このグループの実力の高さを示してくれる哀愁ミディアム。ジャケに写る3人の太太しい面構えも頷けます(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=eNzXI-PvvGE

「Back In Da Days」
タイトル曲はSolomon Burke「Over And Over (Hugging And Loving)」をサンプリングしたセクシー・チューン。個人的にはこの曲を聴いて、"このグループは一味違う!"と確信しました。
https://www.youtube.com/watch?v=8qBm_iUH6a4

「2 Train」
オーセンティックな雰囲気ですが、なかなかエロいミディアム・スロウです。。
https://www.youtube.com/watch?v=EbA9wjuTyBs

「Straight F***ing」
どエロな歌詞、濃厚ヴォーカルによる特濃のエロエロ・スロウ。そのせいかこのグループを代表する1曲になっている感もありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=3vXE7-Y0uVc

「Fat Ass Pam」
Penelopes(Penelope Jones)をフィーチャー。The Notorious B.I.G.「The What」ネタも聴かれるセクシーR&Bグルーヴ。Penelopesの女性ラップがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Iud4xQrsHjI

「Off The Meter」
MenaceとShaheedをフィーチャー。キャッチーなトラック、安定したヴォーカル・ワーク、ゲストのラップが見事に噛み合った完成度の高いトラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=rDC-sge8GcI

「I'm Not Crazy」
Vernell Salesをフィーチャー。この名前を聞いてピンとくる方はR&B通。『Mars/Venus』(2001年)が人気だったKoffee Brownの女性ヴォーカルです。Koffee Brownもこの頃のR&Bの充実ぶりを思い出してしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=7JM8ZoFl6Bc

「A Rainy Night (In Harlem)」
オルガンの音色が印象的なレトロ・ソウル調のバラード。実力派メンバーが揃っているため、このタイプの曲は実に安定しています。

「New York, NY」
ラストはAhmad Jamal「One (Ahad)」をサンプリングしたジャジー・サウンドにグッとくるミディアム・グルーヴで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Zdv7sbCRIyo

アレルギーのせいで目が痒い・・・
これは体調不良の兆候・・・気をつけなければ!
posted by ez at 00:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする