
発表年:1978年
ez的ジャンル:男性SSW系AOR
気分は... :とぼけたセンス・・・
今回は男性シンガー・ソングライター作品からBrian Elliot『Brian Elliot』(1978年)です。
Brian Elliotといえば、Madonnaの大ヒット曲「Papa Don't Preach」の作者として有名ですね。
そんなUSシンガー・ソングライターBrian Elliot唯一のアルバムが『Brian Elliot』(1978年)です。
豪華ミュージシャンが参加しtAOR的な男性シンガー・ソングライター作品として再評価の高い1枚です。
レコーディングにはBrian Elliot(vo、key)以下、TotoからJeff Porcaro(ds)とDavid Hungate(b)、The CrusadersのWilton Felder(b)、James Gadson(ds)、Mike Baird(ds)、Jay Graydon(g)、Lee Ritenour(g)、Fred Tackett(g)、 Steve Beckmeier(g)、Bob Glaub(b)、Victor Feldman(vibe)、Valerie Carter(back vo)、The Waters(back vo)、The Jones Sisters(back vo)等が参加しています。
プロデュースはBrian ElliotとErik Jacobson。
シティ・ポップなオープニング「Let's Just Live Together」、メロウ・チューン「Tickets To Rio」あたりが人気かもしれませんね。
ブルーアイド・ソウル的な「Queen Of Clowns (One For Lily T.)」、開放的な「Seventeen Goin' On Twenty-One」あたりもいいですね。
少しとぼけたセンスが魅力の1枚です。
全曲を紹介しときやす。
「Let's Just Live Together」
シティ・ポップの香りが心地好いオープニング。晴れた日の午前モードにピッタリな爽快ソングです。
https://www.youtube.com/watch?v=cQwcoan1YNY
「Summer Nights In Hollywood」
ファンキーな味わいの1曲。少し酔いどれモードな感じがユーモラスです。
「Queen Of Clowns (One For Lily T.)」
サブ・タイトルの通り、コメディエンヌのLily Tomlinのことを歌ったもの。ブルーアイド・ソウル的な味わいです。
https://www.youtube.com/watch?v=qJ8IZDCA5hY
「Room To Grow」
都会的でありながら少しだけユーモラスなファンキー・チューン。この少しとぼけた感じがこの人の味わいかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=uyI8wZiNqkc
「Tickets To Rio」
リオ・オリンピック直前のこの時期にピッタリなメロウ・チューン。本作の人気曲の1つです。
https://www.youtube.com/watch?v=moDPeYc_6JY
「The First Time」
爽快ポップ・ロック。遠い日の思い出を明るく歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=Qpd4uqZL6qs
「Seventeen Goin' On Twenty-One」
開放的なブルーアイド・ソウル。気の利いたサウンドで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=7siscw4jwNg
「Old Nueva Laredo」
トロピカル/メキシカン・テイストの仕上り。テキーラ・ツイストで酔いつぶれ・・・
「Las Vegas Wedding」
男性シンガー・ソングライターらしい雰囲気の1曲。
「One Last Night Together」
ラストは恋の終わりをロマンティックに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=UoKleTJ4TUc
サッカー・ユーロの試合がない日は少し拍子抜けしますね。