2016年06月18日

Emage『Soul Deep』

Black Sheepバックアップの女性R&Bグループ☆Emage『Soul Deep』
Soul Deep
発表年:1994年
ez的ジャンル:90年代女性R&Bグループ
気分は... :イニエスタ!モラタ!

90年代女性R&BグループからEmage『Soul Deep』(1994年)です。

EmageTaura StinsonKimbrely EvansMykahの3人組女性R&Bグループ。

DresMista Lawngeの2人によるN.Y.のHip-HopユニットBlack Sheepの2ndアルバム『Non-Fiction』(1994年)にフックアップされたことで注目されたグループです。

グループ唯一のアルバム『Soul Deep』(1994年)もBlack Sheepがエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ね、DresMista Lawnge、さらにはDerrick HallHowie TeeShowbizJamie HawkinsDwayne WigginsTony! Toni! Tone!)がプロデュースを手掛けます。

シングルになった「The Choice Is Yours」Minnie Ripertonの好カヴァー「Inside My Love」以外は地味なアルバムかもしれませんが、確かな実力を持ったヴォーカル・グループなので、侮れない魅力があります。

90年代女性R&Bグループ好きの方は一度チェックしてみてください。

全曲紹介しときやす。

「Love At Last」
Derrick Hallプロデュース。素敵なア・カペラでグループの実力を示してくれます。

「In Your Arms」
Derrick Hallプロデュース。切ない哀愁チューンで聴かせます。
https://www.youtube.com/watch?v=RpAr8vGtiyg

「The Choice Is Yours」
Howie Teeプロデュース。シングルにもなったグループの代表曲です。ソングライティングはSherree Ford-Payneです。実は今日のエントリー、本作にするかSherree Ford-Payneの『Sherree Ford-Payne』(1996年)か悩んでいたので、不思議な縁ですね。90年代女性R&Bグループ好きならば納得の哀愁メロウ・グル―ヴでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=VAq6BfYpjho

「Feel The Funk」
Mista Lawnge(Black Sheep)プロデュース。Isaac Hayes「Ike's Mood I」をサンプリングしたミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=Zb4mFi1pDC0

「I'll Be Around」
Showbizプロデュース。ダークなジャジー感が印象的なトラックをバックに、実力に裏打ちされたキュートなヴォーカル・ワークを聴かせてくれます。

「Inside My Love」
Jamie Hawkinsプロデュース。当ブログでも紹介したMinnie Ripertonのメロウ・クラシックのカヴァーです。このグループを実力を存分に示してくれる好カヴァーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=FIXfip9F4gM

「Stop The Pain」
Art FarmerLes McCannといったジャズ・ネタを使った哀愁ジャジーR&B。

「Move On」
Dres(Black Sheep)プロデュース。ヴィンテージ調のトラックが印象的なソウル・チューンで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=SJryNNIHqcM

「Get Off My Jock」
Jamie Hawkinsプロデュース。彼女たちの早熟ぶりが窺えるミディアム・グルーヴ。その分、少し面白みに欠けるとことろもあるのですが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=tGuw49SXuTg

「Fancy Free」
Dwayne Wiggins(Tony! Toni! Tone!)プロデュース。切ないミディアム・チューンはなかなかグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=j9neV59Mhps

「Go On Girl」
Mista Lawnge(Black Sheep)プロデュース。Slick Rick「Mona Lisa」 ネタのトラックが印象的なキャッチーなR&Bグルーヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=vTjHm05xnGY

「Thank You」
Jamie Hawkinsプロデュース。ラストはア・カペラによるゴスペル・コーラスで締め括ってくれます。

Euro2016、何だかんだいってスペインは強いですね。
イニエスタはやはりファンタスティックですな。
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2016年06月17日

Gretchen Parlato『Gretchen Parlato』

今ジャズの歌姫のデビュー・アルバム☆Gretchen Parlato『Gretchen Parlato』
グレッチェン・パーラト
発表年:2005年
ez的ジャンル:今ジャズ系女性ジャズ・ヴォーカル
気分は... :アンニュイ・・・

今ジャズの歌姫Gretchen Parlatoのデビュー・アルバム『Gretchen Parlato』(2005年)です。

L.A.出身で現在はN.Y.を拠点に活躍する女性ジャズ・シンガーGretchen Parlatoに関して、当ブログでは以下の3枚のアルバムを紹介済みです。

 『In a Dream』(2009年)
 『The Lost And Found』(2011年)
 『The Gretchen Parlato Supreme Collection』(2015年)
 ※日本独自企画コンピ

Gretchenのデビュー・アルバム『Gretchen Parlato』(2005年)が4月に国内盤再発CDがリリースされ、入手しやすくなりました。

Gretchenらしいコケティッシュ&アンニュイなウィスパー・ヴォイスと今ジャズ的なボッサ・ジャズ・サウンドがマッチした魅力的なデビュー・アルバムです。

プロデュースはGretchen Parlato本人とTor Hyams

レコーディングにはGretchen Parlato(vo、per)、Lionel Loueke(g、vo)、Massimo Biolcati(b)、Aaron Parks(p)、Cafe(per)が参加しています。

特にベナン出身の今ジャズの人気ギタリストLionel Louekeの貢献が目立ちます。次作『In a Dream』(2009年)でも存在感を見せるLouekeですが、その相性の良さは本作でも確認できます。Louekeのギターが加わることで、Gretchenのヴォーカルの魅力が高まっているのは明らかですね。

また、ベースのMassimo BiolcatiはLionel LouekeらとのユニットGilfemaでの活動でも知られています。

収録曲のうち、「Skylark」「Ela E Carioca」「Juju/Footprints」の3曲は『The Gretchen Parlato Supreme Collection』のエントリーで既に紹介済みですが、オリジナルの流れで聴くと印象を新たにできます。

上記3曲以外にもDjavanの名曲カヴァー「Flor De Lis」Bjorkのカヴァー「Come To Me」
Jobimの名曲カヴァー「Chega De Saudade」Lionel Loueke作の「Nonvignon」「Benny's Tune」と魅力的な演奏が続きます。

Gretchenのプリミティブな魅力に触れることができる清々しい"今ジャズ"女性ジャズ・ヴォーカル作品です。

全曲紹介しときやす。

「Skylark」
Johnny Mercer/Hoagy Carmichael作のスタンダードをカヴァー。Gretchenらしいボッサなオープニングです。Gretchenのウィスパー・ヴォイス&スキャットとAaron Parksのピアノ、Lionel Louekeのギターの好バッキングがよくマッチしています。

「Flor De Lis」
Djavan作。Djavanのブラジリアン名曲を小粋なジャズ・サンバにのって、Gretchenらしいコケティッシュ・ヴォーカルが光り輝きます。ここでもGretchenのヴォーカルに寄り添うLionel Louekeのギターがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=014cMNPu9qM

「Come To Me」
Bjork作。オリジナルは『Debut』(1993年)に収録されています。ミステリアス&パーカッシヴなサウンドをバックに、Gretchenの少し憂いを帯びたヴォーカル&スキャットが浮遊します。

「Nonvignon」
Lionel Loueke作。GretchenとLouekeのデュエット・ヴォーカルを聴けますが、ここでの主役はLouekeのアフリカン・テイストの美しいギターです。Lionel Loueke名義のヴァージョンは『Karibu』(2008年)で聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=i5U1wYVNHv4

「Ela E Carioca」
Antonio Carlos Jobimのボサノヴァ名曲をカヴァー。GretchenのアンニュイでコケティッシュなヴォーカルはJobim作品によくマッチします。単に耳触りのいいボッサ・カヴァーではなく、今ジャズ的なボッサ・ジャズになっているのがいいですね。

「Chega De Saudade」
この曲もAntonio Carlos Jobim作のボサノヴァ名曲カヴァーです。Louekeの素晴らしいギターに先導され、Gretchenが素敵なウィスパー・ヴォーカル&スキャットを聴かせてくれます。

「Benny's Tune」
Lionel Loueke作。Louekeとの共演の色合いが強い演奏です。Gretchenのボッサ・フィーリングとLouekeのアフリカン・フィーリングがうまく融合しています。Loueke名義のヴァージョンは『Karibu』(2008年)で聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=0Hs4HIaQpK8

「Juju/Footprints」
Wayne Shorter作品に歌詞をつけてカヴァー。「Juju」は『The Lost And Found』でも再録しています。次作『In a Dream』以降でもスタジオ録音作では毎回Wayne Shorter作品を取り上げることとなりますが、このあたりにGretchenのジャズ・ミュージシャンとしてのこだわりを感じますね。特に中盤以降のLouekeのギターを中心に盛り上がるエキサイティングな演奏にグッときます。

Gretchen Parlatoの他作品もチェックを!

『In a Dream』(2009年)
In a Dream

『The Lost And Found』(2011年)
Lost & Found

『Live In NYC』(2013年)
ライヴ・イン・ニューヨーク・シティ【CD+DVD】(仮)

『The Gretchen Parlato Supreme Collection』(2015年)
※日本独自企画コンピ
ザ・グレッチェン・パーラト シュプリーム・コレクション
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2016年06月15日

Alma Faye『Doin' It !』

カナダ産ディスコ・クイーン作品☆Alma Faye『Doin' It !』
ドゥイン・イット
発表年:1979年
ez的ジャンル:カナダ産ディスコ・クイーン
気分は... :発散!

今回は70年代ディスコ作品からAlma Faye『Doin' It !』(1979年)です。

Alma Faye(本名Alma Faye Brooks)はテキサス州生まれ、カナダ、モントリオール育ちの女性シンガー。

1977年にLyn Romanのカヴァー「Stop, I Don't Need No Sympathy」をリリースし、カナダのディスコ・クイーンとして注目されます。

この「Stop, I Don't Need No Sympathy」をプロデュースしたのがDominic SciscenteMichel Daigleの二人。

彼らは当時"カナダ版The Salsoul Orchestra"とでも呼べるディスコ・ユニットBlack Light Orchestraを率いていました。

Black Light Orchestra名義で『Once Upon A Time... 』(1977年)、『This Time』(1979年)という2枚のアルバムをリリースしています。

そのDominic Sciscente、Michel Daigleの二人がプロデュースし、CasablancaからリリースされたAlma Faye唯一のアルバムが本作『Doin' It !』(1979年)です。

基本はディスコ・アルバムであり、「Don't Fall In Love」「It's Over」の2曲がUSでもディスコ・ヒットしています。

また、本作のもう1つの目玉がフリーソウルで再評価を高めたメロウ・ソウル「Thank You」です。

Dominic Sciscente/Michel Daigleコンビ主導のメロウ・ディスコ作品でありながらも、主役Alma Fayeのソウルフル・ヴォーカルの魅力がディスコ・サウンドに埋もれていないのがいいですね。

なかなか侮れないディスコ作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Don't Fall In Love」
オススメその1。前述のようにシングルにもなったメロウなディスコ・ダンサー。パンチの効いたAlmaのソウルフル・ヴォーカルとBlack Light Orchestraコンビによるメロウ・ディスコ・サウンドが噛み合った"カナダ版The Salsoul Orchestra"的な1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=FTWb_atwBcI

「Gimme Your Love」
オススメその2。「Don't Fall In Love」同路線のディスコ・チューン。スケールの大きなディスコ・サウンドをバックに、Almaがソウルフルなキュート・ヴォーカルで歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=ajD3WtGKSkI

「Here's To Life」
ポップな味わいがいい感じのメロウ・ディスコ。Dominic Sciscente/Michel Daigleコンビの手腕が光ります。
https://www.youtube.com/watch?v=NmHVTaisIkI

「I Believed」
フィリー・ダンサー風の仕上り。Almaの声質の良さが栄える1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=-ZC00zV945Y

「It's Over」
オススメその3。シングルとしてディスコ・ヒットしたミディアム・ダンサー。Almaのソウルフル・ヴォーカルが伸びやかに響きます。
https://www.youtube.com/watch?v=fO4UxipIGOk

「Brother Dan」
ホーン・サウンドが効果的なファンキー・ダンサー。艶めかしいAlmaのソウルフル・ヴォーカルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=KC2L_fBcn2I

「Thank You」
オススメその4。ラストはフリーソウル・クラシックとして再評価の高まったメロウ・ソウルで締め括ってくれます。フリーソウル好きには間違いない1曲です。これを聴いてしまうと、この路線で埋め着くされたアルバムを聴きたかったなぁ、と無い物ねだりしてしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=EGlzIV8F-aE

ご興味がある方はBlack Light Orchestraのアルバムもチェックを!

Black Light Orchestra『Once Upon A Time... 』(1977年)
Once Upon a Time
posted by ez at 01:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月14日

『今の気分は...2016年6月14日編』

過去記事から10曲セレクトするシリーズです。


今回は1980年代カテゴリーからブラジリアン/AOR/メロウな楽曲を10曲をセレクトしました。

全て過去記事で紹介済なので、気に入った曲があれば過去記事もご参照下さい。

Banda Black Rio「De Onde Vem」
http://www.youtube.com/watch?v=ImlABAkYZG0
From 『Saci Perere』(1980年)
Saci Perere

Jim Porto「Smettila (Po-Para)」
http://www.youtube.com/watch?v=DYk2N9IefkQ
From 『Rio』(1984年)
jim porto rio.jpg

Diane Tell「Tes Yeux」
https://www.youtube.com/watch?v=MqIW3Bwf3YM
From 『Chimeres』(1981年)
Chimeres

Vince Andrews「Love,Oh Love」
https://www.youtube.com/watch?v=by8-4UKwcKU
From 『Love, Oh Love』(1983年)
ラヴ、オー・ラヴ

Meta Roos & Nippe Sylwens Band「The Real Thing」
https://www.youtube.com/watch?v=djMEG88VpXw
From 『Meta Roos & Nippe Sylwens Band('80)』(1980年)
メタ・ルース・アンド・ニッピ・シルヴェンス・バンド(1980)

Svante Thuresson「Bird Of Beauty」
https://www.youtube.com/watch?v=kM-bdXk4mDs
From 『Just In Time』(1982年)
ジャスト・イン・タイム

Joyce Cooling「It's You」
https://www.youtube.com/watch?v=TmMOyVRm1rE
From 『Cameo』(1988年)
キャメオ

Gal Costa「Acai」
https://www.youtube.com/watch?v=ojrlQXirpFw
From 『Fantasia』(1981年)
Fantasia

Fred Johnson「Bridges」
http://www.youtube.com/watch?v=8S5PeugF8iE
From 『Live At B.B.Joe's』(1984年)
ライヴ・アット・B.B.ジョーズ

Sheree Brown「Got To Get Away」
http://www.youtube.com/watch?v=vt2FORc13Uk
From 『The Music』(1982年)
ザ・ミュージック
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2016年06月13日

Johnnie Taylor『Who's Making Love...』

大ヒット「Who's Making Love?」収録☆Johnnie Taylor『Who's Making Love...』
Who's Making Love
発表年:1968年
ez的ジャンル:Stax系サザン・ソウル
気分は... :モドリッチ!ビューティフル・ゴール!

今回はサザン・ソウルのクラシック作品からJohnnie Taylor『Who's Making Love...』

Johnnie Taylorは1938年アーカンソー州クローフォーズヴィル生まれ。

かのSam Cookeも在籍していたアマチュア・ゴスペル・グループThe Soul Stirrersにも参加していたJohnnieは、1960年代に入るとR&Bシンガーへ転身し、60年代半ばにStaxと契約します。

1968年には2ndアルバムとなる本作『Who's Making Love...』からタイトル曲が全米チャート第5位、同R&Bチャート第1位の大ヒットとなり、人気R&Bシンガーの仲間入りをします。

その後も「Jody's Got Your Girl and Gone」(1971年)、「I Believe in You (You Believe in Me)」(1973年)、「Cheaper To Keep Her」(1973年)等のヒットを放ち、人気R&Bシンガーの地位を不動のものとします。

さらに1976年にはディスコ・チューン「Disco Lady」が全米チャート、同R&Bチャート共に第1位となる大ヒットとなりました。

以降もコンスタントに作品をリリースしますが、2000年に逝去(享年63歳)。

僕自身、サザン・ソウルはそれ程得意ではないし、Johnnie Taylorもあまり熱心に聴いたことがあるわけではありませんが、大ヒット「Who's Making Love」を収録し、Booker T & The MG'sをバックに配した本作だけはCD棚に並べられています。

レコーディングにはBooker T. Jones(org、back vo)、Steve Cropper(g)、Donald "Duck" Dunn(b)、Al Jackson Jr.(ds)というBooker T & The MG'sに加え、Alan Jones(p)、Isaac Hayes(p)等のミュージシャンが参加しています。

プロデュースはAl Jackson Jr.Don Davis

やはり目玉はタイトル曲「Who's Making Love」となりますが、それ以外にもStaxらしいディープ&スウィートなサザン・ソウルを堪能できる1枚です。

ポーズをキメたジャケも含めて名盤の雰囲気がある1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Who's Making Love」
前述のようにJohnnieの出世作となった大ヒット曲。Booker T & The MG'sによるグルーヴィー・サウンドをバックに、Johnnieが気持ち良くシャウトします。Homer Banks/Bettye Crutcher/Don Davis/Raymond Jackson作。
https://www.youtube.com/watch?v=1jO3TfsTxcI

名曲だけに数多くアーティストがカヴァーしています。当ブログでも紹介したLou DonaldsonThe S.O.S. Bandヴァージョンをはじめ、Tony Joe White、Young-Holt Unlimited、The Fabulous Counts、Bobby Taylor、The Larks、Rufus Thomas、The Blues Brothers、Jimmy Barnes、Urban Mystic等がカヴァーしています。また、Too Nice「Two Can Play the Game」、The Together Brothers「Back in the Days」、G Love E「Step to It」、Teedra Moses「To Hell With It」等のサンプリング・ソースにもなっています。
Lou Donaldson「Who's Making Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=oOkOW-syyB0
The S.O.S. Band「Who's Making Love」
 https://www.youtube.com/watch?v=t5DSLM5Iick

「I'm Not the Same Person」
Bettye Crutcher/Booker T. Jones作。サザン・ソウルらしいフィーリングを堪能できるソウル・バラード。女性コーラスが華を添えてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=39vOeK-8_ds

「Hold on This Time」
Homer Banks/Don Davis/Raymond Jackson作。ストリングスも配した軽やかなソウル・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=eO0CTjCN97A

「Woman Across the River」
Bettye Crutcher/Booker T. Jones作。Booker T. Jonesのオルガンやホーン・サウンドも含めて、ディープなサザン・ソウル・ワールドを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=Z6sFrO62CB8

「Can't Trust Your Neighbor」
Isaac Hayes/David Porter作。Johnnieの雰囲気たっぷりのヴォーカルがシブいブルージーな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=aIRek9CKLIo

「Take Care of Your Homework」
この曲もシングルとして全米チャート第20位、同R&Bチャート第2位のヒットとなりました。Johnnieのシャウトするヴォーカルの格好良さを実感できるキャッチーな仕上りです。Homer Banks/Don Davis/Raymond Jackson/Paul Kelly作。De La Soul「「What the Funk # 1」 のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=AtXNkIv9Gek

「I'm Trying」
Isaac Hayes/David Porter作。ホーン・セクションが印象的な味わい深いソウル・バラード。Likwit Junkies「Keep Doin It」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=0gaOPe2lQyM

「Poor Make Believer」
Homer Banks/Don Davis/James Lately作。小粋なピアノをバックに抑えたヴォーカルで聴かせます。
https://www.youtube.com/watch?v=tq8lUSdwOyA

「Payback Hurts」
Steve Cropper/Johnnie Taylor作。Booker T. Jonesのオルガンが牽引するミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=bLr2srseOyw

「Mr. Nobody Is Somebody Now」
Homer Banks/Don Davis/Raymond Jackson作。切々と歌い上げる哀愁バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=YZ25reWfVEY

「I'd Rather Drink Muddy Water」
Eddie Miller作。Muddy Waterの名を冠したタイトルからもイメージできるブルージーな仕上り。
https://www.youtube.com/watch?v=jjKPWUqAAog

「Rumors」
CDボーナス・トラック。サザン・ソウルらしい泣きのヴォーカルで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=9tA_9eA_xMA

Johnnie Taylorの他作品もチェックを!

『Wanted One Soul Singer』(1967年)
ウォンテッド・ワン・ソウル・シンガー

『Raw Blues』(1969年)
Raw Blues

『The Johnnie Taylor Philosophy Continues』(1969年)
The Philosophy Continues

『The Johnnie Taylor Philosophy Continues/One Step Beyond』(1969/1970年)
One Step Beyond/Philosophy

『Taylored in Silk/Super Taylor』(1973/1974年)
Taylored in Silk/Super Taylor

『Eargasm』(1976年)
イヤーガズム(完全生産限定盤)(紙ジャケット仕様)

『Reflections』(1977年)
Reflections

『Rated Extraordinaire/Ever Ready』(1977/1978年)
Rated Extraordinaire/Ever Ready

『She's Killing Me/A New Day』(1979/1980年)
She's Killing Me / A

『Just Ain't Good Enough』(1982年)
Just Ain't Good Enough

『Wall to Wall』(1985年)
Wall to Wall
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