発表年:1966年
ez的ジャンル:スパイ映画カヴァー系ラウンジ
気分は... :今日は少し手抜きさせて・・・
アメリカン・ラウンジ巨匠Hugo Montenegroの『Come Spy with Me』(1966年)です。
数多くの映画音楽やムード音楽を手掛けた作曲家Hugo Montenegro (1925-1981年)は、ムーグ・シンセの人気作『Moog Power』(1969年)に続き2回目となります。
本作『Come Spy with Me』はタイトルが象徴するように、スパイ映画のテーマ曲を集め、オーケストラで演奏したラウンジ作品です。1曲1曲がどうというより、スパイ映画のテーマ曲を一気に楽しめるのが魅力の1枚です。
Al Schmittがプロデュースを手掛け、Hugo Montenegroがアレンジを手掛けています。
また、『ジャケガイノススメ』シリーズとして再発されたように、ジャケでも楽しめる1枚です。
Hugo Montenegroのラウンジ巨匠らしいアレンジ・センスを楽しむ1枚だと思います。
全曲を紹介しときやす。
https://www.youtube.com/watch?v=xtJI0y52Zws
「Secret Agent Man」
Philip Sloan/Steve Barri作。TVドラマ『Secret Agent(邦題:秘密諜報員ジョン・ドレイク)』のテーマ曲をカヴァー。
「Theme From "I Spy"」
Earl Hagan作。TVドラマ『I Spy』のテーマ曲をカヴァー。
「Theme From "The FBI"」
Brodislau Kaper作。TVドラマ『The FBI(邦題:アメリカ連邦捜査局)』のテーマ曲をカヴァー。
「Thunderball」
Don Block/John Barry作。映画007シリーズ『Thunderball』のテーマ曲をカヴァー。
「The Silencers」
Elmer Bernstein/Mack David作。映画『The Silencers(邦題:沈黙部隊)』のテーマ曲をカヴァー。
「"Get Smart" Theme」
Irving Szathnery作。TVドラマ『Get Smart(邦題:それ行け!スマート)』のテーマ曲をカヴァー。
「Come Spy With Me」
John Montenegro作。本作唯一のオリジナル曲。
「Goldfinger」
Anthony Newley/John Barry/Leslie Bricusse作。映画007シリーズ『Goldfinger』のテーマ曲をカヴァー。
「Theme From "The Spy Who Came In From The Cold"」
Sol Kaplan作。映画『The Spy Who Came In From The Cold(邦題:寒い国から帰ったスパイ)』のテーマ曲をカヴァー。
「Our Man Flint」
Bernie Wayne/Jerry Goldsmith作。映画『Our Man Flint(邦題:電撃フリントGo!Go作戦)』のテーマ曲をカヴァー。
「The James Bond Theme」
Monty Norman作。ラストは映画007シリーズのお馴染みのテーマ曲で締め括ってくれます。
本作とは路線が異なるかもしれませんが、Hugo Montenegro の他作品もどうぞ!
『Candy's Theme and Other Sweets 』(1965年)
『The Man From U.N.C.L.E 』(1965年)
『Hang 'Em High 』(1968年)
『Lady in Cement』(1968年)
『Moog Power』(1969年)
『Good Vibrations』(1969年)
『Mammy Blue』(1971年)
『Love Theme from the Godfather (Quadrophonic) 』(1972年)
『Montenegro Plays A Neil Diamond Songbook』(1973年)
『Hugo in Wonder-Land』(1974年)