2016年07月08日

George Duke『I Love The Blues, She Heard Me Cry』

人気キーボード奏者による幅広い音楽性を示した1枚☆George Duke『I Love The Blues, She Heard Me Cry』
I Love the Blues She Heard Me Cry (Dig)
発表年:1975年
ez的ジャンル:ジャズ/フュージョン+α
気分は... :幕の内弁当食べたい...

今回は人気キーボード奏者であったGeorge Dukeが1975年にリリースした『I Love The Blues, She Heard Me Cry』です。

2013年に惜しくも逝去したGeorge Duke(1946-2013年)の紹介は、『A Brazilian Love Affair』(1979年)、『Follow The Rainbow』(1979年)、に続き3回目となります。

前回『Follow The Rainbow』をエントリーしたのが2008年夏。約8年もGeorge Dukeを取り上げていなかったのですね。多分、僕の中で彼はいつでも気軽に取り上げられるアーティストというイメージが強かったのかもしれません。そんな甘えが8年の空白を生んでしまたのかも?その間にGeorge Dukeも逝去してしまいました。

今日紹介する『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)はMPSからリリースしたソロ第5弾です。

George Duke本人がプロデュースし、レコーディングにはLeon Ndugu Chancler(ds)、Lee Ritenour(g)、Johnny "Guitar" Watson(g)、Brothers JohnsonGeorge Johnson(g)、Daryl Stuermer(g)、Byron Miller(b)、Tom Fowler(b)、Airto Moreira(per)、Emil Richards(per、marimba)、Ruth Underwood(per、marimba)、Flora Purim(vo)、Janet Ferguson Hoff(vo)、John Wittenberg(violin)、Bruce Fowler(tb)等が参加しています。

その名の通りブルースなタイトル曲、ハードロック調の「Rokkinrowl」に象徴されるようにバラエティに富んだ内容が印象的なアルバムに仕上がっています。

その意味では1曲1曲のインパクトというより、気の利いた幕の内弁当のようなバラエティ感が嬉しい1枚かもしれません。

Lee RitenourGeorge JohnsonBrothers Johnson)、Johnny "Guitar" Watsonというギタリスト達のプレイも楽しめます。

最初に聴くべきGeorge Duke作品ではないかもしれませんが、何枚目かに聴くと面白い1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Chariot」
自らヴォーカルをとる軽快なオープニング。Lee Ritenourのギターが盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=MT3ursHtwuQ

「Look Into Her Eyes」
Flora Purimのヴォーカルをフィーチャー。Airto Moreiraが目立つブラジリアンなエッセンスとファンク・ロック的なエッセンスを織り交ぜた演奏を楽しめます。。George Duke作。
https://www.youtube.com/watch?v=EusoPdV5gwE

「Sister Serene」
メロウ&ミステリアスなGeorge Dukeの鍵盤が印象的なクロスオーヴァー・チューン。Leon Ndugu Chancler作。
https://www.youtube.com/watch?v=tglSfj-R0do

Metal Fingers「Eucalyptus」のサンプリング・ソースとなっています。
Metal Fingers「Eucalyptus」
 https://www.youtube.com/watch?v=0OrEdoU8hik

「That's What She Said」
格好良いスラップ・ベースとマリンバの音色が印象的なダンサブル・フュージョン。George Duke作。
https://www.youtube.com/watch?v=yTCaZD7x2d0

「Mashavu」
Emil Richards作。作者Emil Richardsのパーカッションをフィーチャーしたアヴァンギャルドな仕上り。

「Rokkinrowl」
Lee Ritenourのギターが唸りを上げるハード・ロック調の仕上がり。George Duke作。
https://www.youtube.com/watch?v=QTiRbc7JIMc

「Prepare Yourself」
地味ですがなかなか格好良いロウ・ファンク。George Johnsonのギターが活躍します。George Duke作。
https://www.youtube.com/watch?v=gIlT7u6uHSA

Madvillain「Operation Lifesaver AKA Mint Test」のサンプリング・ソースとなっています。
Madvillain「Operation Lifesaver AKA Mint Test」
 https://www.youtube.com/watch?v=oAeatR9MuvM

「Giantchild Within Us - Ego」
様々な表情を見せる絵巻的フュージョン。緩急自在に演奏をリードするNduguのドラミングが印象的です。George Duke作。
https://www.youtube.com/watch?v=WhktbcoFnTM

Pase Rock「It's About Time (Fat Jon Remix)」のサンプリング・ソースとなっています。
Pase Rock「It's About Time (Fat Jon Remix)」
 https://www.youtube.com/watch?v=nG1flUrk-II

「Someday」
人気作『Dream On』(1982年)でも再録されたメロウ・チューン。Common「Break My Heart」、DCS「Weiter」のサンプリング・ソースとなっています。また、 Al Jarreauがカヴァーしています。

Common「Break My Heart」
 https://www.youtube.com/watch?v=poUTNNd-6Co
Al Jarreau feat. Dianne Reeves「Someday」
 https://www.youtube.com/watch?v=PfEl5tqSx74

「I Love The Blues, She Heard My Cry」
ラストはテキサスのブルース・マンJohnny "Guitar" Watsonのギター&ヴォーカルをフィーチャーしたブルースで締め括ってくれます。George Duke作。
https://www.youtube.com/watch?v=BvfqsSuY_R8

George Dukeの他作品もチェックを!

『Feel』(1974年)
Feel (Dig)

『The Aura Will Prevail』(1975年)
オーラ・ウィル・プリヴェイ (Aura Will Prevail)

『Liberaed Fantasies』(1976年)
Liberated Fantasies by Duke, George (2007-07-10) 【並行輸入品】

『From Me to You』(1977年)
フロム・ミー・トゥ・ユー(紙ジャケット仕様)

『Reach for It』(1977年)
リーチ・フォー・イット(紙ジャケット仕様)

『Don't Let Go』(1978年)
ドント・レット・ゴー(紙ジャケット仕様)

『Follow The Rainbow』(1979年)
フォロー・ザ・レインボー(紙ジャケット仕様)

『Master of the Game』(1979年)
マスター・オブ・ザ・ゲーム(紙ジャケット仕様)

『A Brazilian Love Affair』(1980年)
ブラジリアン・ラヴ・アフェア +2(期間生産限定盤)

『Clarke/Duke Project』(1981年)
クラーク/デューク・プロジェクト(期間生産限定盤)

『Dream On』(1982年)
ドリーム・オン +2(期間生産限定盤)

『Guardian of the Light』(1983年)
ライト・メッセージ(紙ジャケット仕様)
posted by ez at 12:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする