2016年07月23日

Spice『Let There Be Spice』

TSGレーベルからリリースされたレア・グルーヴ人気作☆Spice『Let There Be Spice』
レット・ゼア・ビー・スパイス(紙ジャケット仕様)
発表年:1976年
ez的ジャンル:甘茶ソウル/レア・グルーヴ系モダン・ソウル
気分は... :右往左往する羽目に...

今回は謎のソウル・グループSpice、唯一のアルバム『Let There Be Spice』(1976年)です。

1976年にTSGレーベルからリリースされた本作は、同じくTSGから1976年にリリースされたThe Ultimates『You're My Lady』The Topics『Giving Up』と並ぶ甘茶ソウルのレア盤として人気を誇った作品です。

これら3枚のレア盤の中でもモダン・ソウル寄りの本作はレア・グルーヴ作品としても再評価の高いアルバムです。

個人的には「The Last Time」「I'm So Glad To Say」「You've Got Me Girl」といったメロウなモダン・ソウル3曲がおススメです。

甘茶ソウル好きの方には「Everything Is You」「Don't Fight It」「Fool In Love」という王道スウィート・ソウル3曲が聴き所かもしれませんね。

さらにファンキーなアッパー・チューン「Happy Music」「Do It Nice」がアルバムにメリハリをつけてくれます。

このように甘茶一辺倒ではないので、レア・グルーヴ/フリー・ソウル好きの人も楽しめる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Everything Is You」
甘茶ソウルのレア盤らしいスウィート・ソウルがオープニング。魅惑のファルセット・ヴォーカルで迫ってきます。

「Happy Music」
ど派手なシンセ・サウンドと共に疾走するアッパー・チューン。そんなサウンドに負けじと素敵なヴォーカルワークを聴かせてくれます。

「Do It Nice」
「Happy Music」の流れを受け継ぐファンキー・ディスコで畳みかけてきます。

「I'm So Glad To Say」
軽快なギター・カッティングが心地よいメロウ・ソウル・ダンサーが僕の一番のお気に入り。フリー・ソウル好きの人も気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=Z6CTofS7voo

「The Last Time」
メロウなミディアム・ソウルは甘茶が苦手な人でもグッとくるであろうモダン・ソウル。ソウル・グループらしいコーラスワークも楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=26NJOoDaunE

「You've Got Me Girl」
この曲もモダン・ソウルな魅力に溢れています。ポップ・ソウルな躍動感がいいですね。この曲もフリー・ソウル好きの人向けです。
https://www.youtube.com/watch?v=UYXgxnl3q6M

「Don't Fight It」
甘茶グループの本領発揮の素敵なスウィート・ソウルで聴かせます。
https://www.youtube.com/watch?v=ACcP_OHDSM8

「Fool In Love」
じわじわとくる甘茶ソウル。王道の魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=kIccVDoLmUY

「What Do I Mean」
ラストは軽快なアップ・チューンで締め括ってくれます。

昨日は財布が行方不明となり右往左往する羽目に・・・
結局カバンの中から発見!何度も探したのに、一か所だけ見落としていた箇所で発見されました。

こんな時こそ冷静さが試されますね。
posted by ez at 01:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする