2016年08月14日

NAO『For All We Know』

唯一無二のヴォーカルにハマるUK産オルタナティヴR&B☆NAO『For All We Know』
FOR ALL WE KNOW
発表年:2016年
ez的ジャンル:UKベースミュージック経由オルタナティヴR&B
気分は... :唯一無二の声・・・

今回は新作アルバムからUKベースミュージック経由の超キュートなオルタナティヴR&BNAO『For All We Know』です。

NAO(本名:Neo Jessica Joshua)はロンドン出身の女性シンガー/ソングライター。これまで『So Good』(2014年)、『February 15』(2015年)という2枚のEPをリリースしています。

また、Disclosureの大ヒット・アルバム『Caracal』収録の「Superego」でフィーチャリングされていました。さらにはUKの新鋭ビートメイカーMura MasaのEP『Someday Somewhere』でもフィーチャリングされています。

彼女の魅力は何といってもチャーミングで個性的なハイトーン・ヴォーカル。僕の場合、彼女の声を聴いていたら、90年代のUKシーンで活躍していたナイジェリア系UK女性シンガーNicoletteを思い出してしまいました。Nicoletteのヴォーカルも唯一無二でしたが、NAOのヴォーカルにも同様のものを感じます。

そんなNAOの初アルバム『For All We Know』はオルタナティヴな魅力が詰まったR&Bアルバムに仕上がっています。よく言われているように、UKベースミュージックのエッセンスを取り入れたエレクトリック・サウンドをバックに、NAOの個性的なヴォーカルがチャーミングに舞います。

UKらしいエレクトリック・サウンドとNAOのキュートなハイトーン・ヴォーカルが織り成す独自の音世界に惹き込まれました。

まだまだ注目度の低いアルバムだと思いますが、かなり要チェックな1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Intro (Like Velvet)」
アルバムのイントロ。

「Get To Know Ya」
Jungle/NAOプロデュース。哀愁モードのダンサブル・サウンドとNAOのキュート・ヴォーカルの組み合わせがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=f8YC4UIa2yM

「Inhale Exhale」
GRADES/NAOプロデュース。ダークなサウンドとNAOのキュート・ヴォーカルのコントラストが魅力です。
https://www.youtube.com/watch?v=ZO_MpoTKGvY

「Voice Memo 161」
インタールード。

「Happy」
NAOプロデュース。早回しのようなNAOのハイトーン・ヴォーカルとファンク調のダーク・サウンドが独自の音世界へ誘ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=C6L7MOYD6pM

「Voice Memo 162」
インタールード。

「Adore You」
LOXE/NAOプロデュース。Abhi Dijonをフィーチャーしたエレクトロニカな哀愁チューン。儚くも美しい音世界に魅了されます。
https://www.youtube.com/watch?v=hZlHSFjBip8

「In The Morning」
John Calvert/NAOプロデュース。UKベースミュージック経由のオルタナティヴR&Bって感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uuocmqLRgOM

「Trophy」
A.K. Paulプロデュース&フィーチャリング。ダーク・グルーヴとコケティッシュなNAOのヴォーカルが支配する本曲にものオルタナティブR&B的な魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=2fUryoMo8pU

「Bad Blood」
GRADES/NAOプロデュース。切々と歌うNAOのヴォーカルにグッとくる儚いエレクトリック・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=aeNEBOTEH-o

「DYWM」
GRADES/NAOプロデュース。NAOのキュート&コケティッシュな魅力を存分に堪能できるオルタナティヴなメロウ・チューン。

「We Don't Give A」
GRADES/John Calvertプロデュース。ベースミュージック経由のファンク・チューンはなかなか格好良いです。

「Give Me A Little」
LOXE/NAOプロデュース。オルタナティブな魅力とメロウネスが程よく調和したメロウR&Bチューン。

「Fool To Love」
GRADES/NAOプロデュース。哀愁エレクトリック・サウンドをバックに、NAOのハイトーン・ヴォーカルがキュートに舞います。
https://www.youtube.com/watch?v=O07VR9Twdt8

「Voice Memo 4 (Say Yes)」
インタールード。

「Blue Wine」
John Calvert/NAOプロデュース。ピアノをバックに歌い上げる幻想的な仕上がり。

「Girlfriend」
GRADES/NAOプロデュース。NAOのヴォーカルの圧倒的な存在感に魅了されるエレクトリック・ソウル・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=sisOw0Y822U

「Feels Like (Perfume)」
Royce Wood Juniorプロデュース。ラストはNAOならではのオルタナティヴなストレンジ・ポップで締め括ってくれます。

リオ五輪は男子テニスの錦織にメダルを取って欲しいですね。マレーはかなりの難敵だと思いますが・・・
posted by ez at 00:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月13日

Toma/Natto『Revisited』

ハワイアンAORの人気デュオによるセルフ・リメイク集☆Toma/Natto『Revisited』
toma natto revisited.jpg
発表年:1995年
ez的ジャンル:ハワイアンAOR
気分は... :昼夜逆転・・・

ハワイアンAOR好きには外せないデュオToma/Natto『Revisited』(1995年)です。

ニューヨーク州出身で10代半ばにハワイへ移住したRichard Nattoと日系ハワイ人のDave TomaによるデュオToma/Natto

当ブログではToma/Nattoの2ndアルバムとしてレコーディングを開始したものの、結局はRichard Nattoのソロ・アルバムとなった『Not Just Another Pretty Face』(1980年)を紹介済です。

本作『Revisited』(1995年)は、『Zoomin' Away』(1978年)、『Hot Nights』(1985年)、『3XO/Third Time Around』(1988年)という過去3枚のToma/Natto作品収録曲を中心としたセルフ・リメイク作品です。

これら3枚のオリジナル・アルバムは未CD化もしくは入手困難なため。その意味で本作はありがたい1枚かもしれません。95年制作のリメイク集ということで、90年代的アレンジが裏目に出ている曲があるのも事実です。ただし、それを未発表4曲が補い、アルバム全体のバランスが保たれています。

ハワイアンAORはまず70〜80年代作品を聴くべきだと思いますが、そのあたりを揃えたら、このあたりもチェックしてみては?

全曲紹介しときやす。

「If I Said」
Richard Natto作。『Zoomin' Away』収録曲のリメイク。Nattoのメロウ・ヴォーカルが栄えるシーサイド気分なメロウ・バラード。

「Tonight」
Dave Toma作。『Zoomin' Away』収録曲のリメイク。アコギの響きにホーン・セクションも加わったメリハリのあるアレンジが印象的です。

「All My Love to You」
Dave Toma/Clair Kelly作。『Hot Nights』収録曲のリメイク。美しいメロディと二人のハーモニーが楽しめるビューティフル・バラード。

「Domestic Lady」
Richard Natto作。『Zoomin' Away』収録曲のリメイク。ファンキー・ホーンとロッキンなギターが印象的です。

「Typical High School Romance」
Dave Toma/Richard Natto作。Richard Natto『Not Just Another Pretty Face』収録曲のリメイク。青春時代の甘酸っぱさが伝わってくるソフト&メロウな仕上がり。

「Without Your Love」
Dave Toma/Clair Kelly作。『Hot Nights』収録曲のリメイク。しっとりと歌い上げるバラード。リメイクならば、もう一工夫欲しい気も・・・

「It Doesn't Matter」
Dave Toma/Mark Santosy作。『3XO/Third Time Around』収録曲のリメイク。

「Glamour Girl」
Dave Toma作。『Hot Nights』収録曲のリメイク。ポップ・ロックな雰囲気ですが、僕がToma/Nattoに求めるのはコレではないかな。

「Here Today , Gone Tomorrow」
Richard Natto作。『Zoomin' Away』収録曲のリメイク。曲は悪くないけど、90年代ならではのアレンジが仇になっているかも?

「Lia」
Richard Natto作。『Zoomin' Away』収録曲のリメイク。本編のラストは素敵なアコースティック・バラードで締め括ってくれます。

ここまでがセルフ・リメイク10曲。それ以外に「Miracle Street」「You are My Angel」「Push Me Out」「Lets Make Music」というRichard Natto作(「You are My Angel」はJon-Paul Nattoとの共作)の4曲の未発表曲が収録されています。

実はこの4曲がなかなか良くて、アルバムの充実に貢献している面があると思います。特に「Push Me Out」「You are My Angel」の2曲がオススメ。

Richard Natto『Not Just Another Pretty Face』(1980年)
Not Just Another Pretty Face(ノット・ジャスト・アナザー・プリティ・フェイス)
posted by ez at 14:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月12日

Bill Summers『Feel The Heat』

人気曲「Brazilian Skies」収録☆Bill Summers『Feel The Heat』
フィール・ザ・ヒート
発表年:1977年
ez的ジャンル:USブラジリアン・フュージョン
気分は... :7人制男子ラグビー快挙なるか?

リオ五輪、今日は7人制男子ラグビーの準決勝が気になります。
NZ、フランスを撃破してのベスト4だけでも快挙ですが、昨年のW杯に続き、日本ラグビーに新たな歴史を刻んで欲しいですね。

今回は70年代ジャズ・ファンク/フュージョン作品からBill Summers『Feel The Heat』(1977年)です。

Bill Summersは1948年生まれのUSパーカッション奏者。

Herbie Hancockのバッキングがきっかけで結成されたジャズ・ファンク・ユニットThe Headhuntersでの活動や、さまざまなアーティストのレコーディングに参加する売れっ子セッション・ミュージシャンとしても知られるBill Summers

また、Bill Summers & Summers Heat名義で70年代後半から80年代前半にかけて7枚のアルバムをリリースしています。また、90年代後半にはIrvin MayfieldJason Marsalisと共にラテン・ジャズ・ユニットLos Hombres Calientesを結成し、ニューオリンズを拠点に活動しています。

本作『Feel The Heat』(1977年)は、Summers Heat結成前に、単独名義でリリースした唯一のアルバムです。

プロデュースはSkip Scarborough

レコーディングにはBill Summers(congas、per)以下、Skip Scarborough(key)、Mark Soskin(key)、Ray Obiedo(g)、Paul Jackson(b)、Alphonse Mouzon(ds)、Mikki Morris(vo)、Deborah Thomas(vo)、Diane Reeves(vo)、Charles Meeks(vo)、Pete Escovedo(vo)、Sigidi(vo)、Fred Berry(horns)、Julian Priester(horns)、Hadley Caliman(horns)、Jose Hernandez(horns)、Myron Mu(horns)、Roger Glenn(horns)といったミュージシャンが参加しています。

このアルバムといえば、レア・グルーヴ人気曲「Brazilian Skies」ですね。僕は1993年にCD化された際に本作を入手しましたが、やはり「Brazilian Skies」1曲狙いで購入した記憶があります。

そんな訳で、どうしても「Brazilian Skies」ばかりリピートしまうアルバムですが、きちんとアルバムを聴き直せば、他の曲も楽しめるはずです。

個人的にはアーバン・メロウな「Come into My Life」、夏らしいファンキー&メロウ「People Know」、ブラジリアン・ジャズ・ファンク「Check It Out」、サルサ・グルーヴ「Que Sabroso」あたりがオススメです。

名前の通り、夏らしいブラジリアン・フュージョン作品です。

全曲紹介しときやす。

「Just a Matter of Time (Before the Beat Gets Your Mind)」
Skip Scarborough/Diane Reeves作。パーカッシヴなファンキー・チューンでアルバムは幕を開けます。若かりし頃のDiane Reevesのヴォーカルが存在感を示しています。
https://www.youtube.com/watch?v=O3lmQd97q8A

「Come into My Life」
Alphonse Mouzon作品のカヴァー。Alphonse Mouzonのオリジナルは『Virtue』(1976年)に収録されています。女性ヴォーカルをフィーチャーしたアーバン・メロウなミディアム・グルーヴに仕上がっています。Motion Man「Bounce」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=cUfK3Y_xDiw

「People Know」
Bill Summers作。夏らしいファンキー&メロウな味わいの爽快グルーヴ。今の僕の気分ならば、「Brazilian Skies」の次にグッとくるのはコレ。
https://www.youtube.com/watch?v=0zQEoJYomxg

「No One」
Skip Scarborough作。しっとりとしたAOR好きの人向けのメロウ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=4kjQAhQLoMo

SkyBlew「The Train Ride」のサンプリング・ソースとなっています。
SkyBlew「The Train Ride」
 https://www.youtube.com/watch?v=lTfUUthWnh0

「Brazilian Skies」
Al McKay作。本作のハイライトとなるサンバ・フュージョン。僕も本作を聴くときは、本曲ばかり何度もリピートしてしまいます。爽快な女声スキャットとサンバ・ビートが夏気分を盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=1Q6nPtSunf4

Common「A Film Called (Pimp)」 、Common feat. Pharrell「I Got a Right Ta」、Madlibの「Curitiba」 のサンプリング・ソースとなっています。

「Check It Out」
Roger Glenn作。爽快な女声コーラスと作者Roger Glennのフルートがリードするブラジリアン・ジャズ・ファンク。ブラジリアン・グルーヴ好きの人は、コレもかなり楽しめるはず!

「Que Sabroso」
Bill Summers/Roger Glenn/Pete Escovedo/Ray Obiedo/Mark Soskin作。哀愁のメロディで疾走するサルサ・グルーヴ。Faniaのサルサ作品がお好きな人も満足するであろう本格的なラテン・グルーヴです。

「Drum Suite」
Bill Summers/Zak Diouf/C.K. Ladzekpo/Jose Lorenzo作。ラストはパーカッション奏者のアルバムらしいヴォーカルとパーカッションのみの組曲でアフロ〜ブラジリアンなパーカッション・ワールドを堪能できます。

Summers Heat名義の作品は未CD化や入手困難なものが多いので廉価CDが出るのを期待しています。

Bill Summers & Summers Heat『Jam the Box』(1981年)
ジャム・ザ・ボックス
posted by ez at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月11日

Sirius B『Bagunca』

リオ五輪モードにピッタリなUKブラジリアン・ジャズ☆Sirius B『Bagunca』
sirius b bagunca.jpg
発表年:2004年
ez的ジャンル:UKブラジリアン・ジャズ
気分は... :いつ寝て、いつ起きるべきか?

リオ五輪のせいで生活のリズムが狂いますね(笑)

今朝は日本人選手が金メダル3つで歓喜なのですが、僕の場合、メダルに届かなかった選手の悔しさに気持ちが持っていかれるみたいで歓喜とモヤモヤが交錯する変な気分です。

今回はUKのブラジリアン・ジャズ・ユニットSirius Bの4thアルバム『Bagunca』(2004年)です。

リーダーのJoe Cavanagh(key)、女性ヴォーカリストAzhar(vo)を中心としたユニットSirius Bに関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『Posto Nove』(2001年)
 『Ouro Batido』(2002年)
 『Casa Do Sol』(2006年)

4thアルバム『Bagunca』(2004年)は、このユニットの魅力であるダンサブルなブラジリアン・ジャズを存分に楽しめます。


なお、本作はベスト・アルバム『Bagunca - The Very Best Of Sirius B 1998-2006』(2006年)と間違えやすいので、ご購入等の際にはご注意を!

『Bagunca - The Very Best Of Sirius B 1998-2006』(2006年)
Bagunca- Essential Brazillian Jazz Dance

本作におけるメンバーは、Joe Cavanagh(key)、Azhar(vo)、Paul Downes(ds)、Greg Cordez(b)、Felix Gibbon(per)の5名。

Edu Loboの名曲カヴァー「Upa Neginho」以外は彼らのオリジナルです。

リミックス3曲も含めてクラブジャズ経由のブラジリアン・グルーヴが満載です。

リオ五輪モードにピッタリな1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Bagunca」
前作『Ouro Batido』の人気曲「High 'N' Dry」に通じるヒップな魅力を持ったタイトル曲。
https://www.youtube.com/watch?v=OlJ2pf0jses

「Far Away」
エレガントに疾走する高速サンバ。エレガントなピアノとフルートのバトゥカーダ・ビートの組み合わせがいい感じです。

「Upa Neginho」
Edu Loboの名曲「Upa Neguinho」をカヴァー。クラブジャズ仕様のグルーヴィー&キャッチーなブラジリアン・ジャズを楽しめます。

「Samba Selvagem」
躍動するバトゥカーダ!中盤以降はこのユニットらしいUKブラジリアン・ジャズを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=WKHCHSRyI8s

「Tres Marias」
なかなかいい雰囲気の哀愁メロウ・ボッサ。誰もいない海辺って雰囲気でしょうか。

「Star Jamming」
クラブジャズ仕様のブラジリアン・グルーヴ。。このユニットの魅力が詰まった僕のお気に入り!
https://www.youtube.com/watch?v=cSBQ_DN8S4A

「Clarear」
Azharのキュートなヴォーカルと開放的なホーン・アンサンブルが栄えるパーティー・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=ufjS3UgxFNo

「Gatinha」
Joe Cavanaghが一人で手掛けたNu Jazz的なダンサブル感を持つインスト・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=v0n2CUqUHNE

「Rio Do Coracao」
Azharのキュートなスキャットを堪能できるメロウ・ボッサ。個人的にはかなり好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=TbQeepACEWI

「Under The Stars(Drum'n Bossa Remix)」
『Posto Nove』収録曲のリミックス。僕の好きなボッサなドラムン・ベースです。Bebel Gilberto『Tanto Tempo』好きの方は気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=k3IFCcCkw74

「Star Jamming (Jazz Mix)」
クロスオーヴァー/フュージョン的な魅力を強調した「Star Jamming」のインスト・リミックス。

「Samba Selvagem (Sunaga T Experience Mix)」
須永辰緒氏によるこのリミックスも人気なのでは?エレガントなアッパー感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uwQMpP5g_2s

他のSirius B作品もチェックを!

『Sem Fronteiras』(1999年)
Sem Fronteiars

『Posto Nove』(2001年)
ポスト・ノーヴィ

『Ouro Batido』(2002年)
Ouro Batido

『Casa Do Sol』(2006年)
カーザ・ド・ソウ
posted by ez at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月09日

Sandra Cross『Comet In The Sky』

Mad Professorプロデュース!Ariwaラヴァーズの魅力が詰まった1枚☆Sandra Cross『Comet In The Sky』
Comet In The Sky
発表年:1988年
ez的ジャンル:Ariwa系UKラヴァーズ・ロック
気分は... :Ariwaラヴァーズの夏...

Mad Professor率いるAriwaレーベルを代表する歌姫Sandra Crossが1988年にリリースした『Comet In The Sky』です。

UKラヴァーズ・ロックを代表する歌姫Sandra Crossの紹介は、『Foundation Of Love』(1992年)に続き2回目となります。

やはり夏にはUKラヴァーズ、特にAriwaのラヴァーズが似合いますね!

本作『Comet In The Sky』は、SandraにとってThe Wild Bunch『The Wild Bunch』(1984年)、初ソロ・アルバム『Country Life』(1985年)に続くAriwa第3弾となるアルバムです。

Mad Professorがプロデュースし、Black SteelVictor CrossRobotiks等がレコーディングに参加しています。

UKラヴァーズ、Ariwaのラヴァーズがお好きな人であれば、Sandraのキュートなヴォーカルが栄える爽快ラヴァーズ満載の鉄板な1枚だと思います。

名曲の誉れ高い「Blinded By Love」をはじめ、「Who's Finally Won?」「Whitewash」「I Need A Man」「My Only Desire」「Styler Boy」が僕のオススメ。

UKラヴァーズ好き、Ariwaラヴァーズ好きの人はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Who's Finally Won?」
オススメその1。キュートなSandraの歌声が栄えるラブリーなオープニング。Ariwaラヴァーズ・ロックらしい1曲です。

「Comet In The Sky」
艶やかなSandraのヴォーカルと独特の雰囲気のトラックで惹きつけるタイトル曲。

「Blinded By Love」
オススメその2。本作のハイライトといえばコレですね。爽快メロウなラヴァーズはAriwaラヴァーズ好きにはたまらないはずです。ギター・ソロもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=GzHozu6KW7w

「Whitewash」
オススメその3。Ariwaラヴァーズを代表する1枚、Kofi『Black...with Sugar』あたりに通じる胸キュンな魅力があるメロウ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=PfpRftg1pYg

「I Need A Man」
オススメその4。ポップな味わいはレゲエ好き以外の人にも聴きやすいはず!キラキラしたピコピコ感が魅力です(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=YVrUGA0s5A0

「My Only Desire」
オススメその5。Sandraの透明感のある歌声が切ないメロディを歌い上げる哀愁ラヴァーズ。
https://www.youtube.com/watch?v=Jr-RIe8csPE

「Styler Boy」
オススメその6。「I Need A Man」と同じくサウンドのキラキラ感が魅力の夏向けラヴァーズ。

「Why Oh Why」
哀愁モードの1曲。哀愁ギターをはじめ、気の利いたバッキングが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=mqUk-5TkBeI

「Free South Africa」
故ネルソン・マンデラ釈放前の時代ならではの1曲。当時はネルソン・マンデラ、アパルトヘイトをテーマにしたメッセージ・ソングが多かったですね。

「I Want You So Badly」
Sandra自らが弾くピアノのみで歌い上げる素敵なラブ・バラードで締め括ってくれます。

さらに国内再発CDには「My Guy」「Hard Up Batchelor」「Holding On」「Wandering Hands」「Bear With Me」「Put It On」という6曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。個人的には「Hard Up Batchelor」「Wandering Hands」がオススメ。

「Holding On」
https://www.youtube.com/watch?v=LbDLHBrzTjk
「Wandering Hands」
https://www.youtube.com/watch?v=BAs3qAjXaIA
「Bear With Me」
https://www.youtube.com/watch?v=n6GjPv6jDzc
「Put It On」
https://www.youtube.com/watch?v=DIeDQ7CnqQ0

Sandra Crossの他のAriwa作品もチェックを!

The Wild Bunch『The Wild Bunch』(1984年)
THE WILD BUNCH +2 (ボーナス・トラック・日本語解説付き国内盤)

『Country Life』(1985年)
CONTRY LIFE (WITH STEPPING IN A DUBWISE COUNTRY) + 1 (2in1仕様 ボーナス・トラック・日本語解説付き国内盤)

『This Is Sandra Cross』(1991年)
This Is Sandra Cross

『Foundation Of Love』(1992年)
Foundation Of Love

『100% Lovers Rock』(1994年)
100% Lovers Rock
posted by ez at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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