2016年08月02日

Sweat Band『Sweat Band』

BootsyがSweat Band名義でリリースした唯一のアルバム☆Sweat Band『Sweat Band』
SWEAT BAND
発表年:1980年
ez的ジャンル:ウルトラ・ファンキー・べーシスト(☆_☆)
気分は... :Bootsy番外編・・・

今回はウルトラ・ファンキー・べーシストBootsy CollinsSweat Band名義でリリースした『Sweat Band』(1980年)です。

これまで当ブログで紹介したBootsy Collins作品は以下の4枚。

 『Bootsy? Player of the Year』(1978年)
 『This Boot Is Made For Fonk-N』(1979年)
 『Ultra Wave』(1980年)
 『The One Giveth, The Count Taketh Away』(1982年)

『Stretchin' Out in Bootsy's Rubber Band』(1976年)、『What's Bootsy Doin'?』(1988年)、そして本作の3枚のどれにするかで悩みましたが、一番夏っぽい本作を取り上げることにしました。

夏っぽいジャケ同様に、サウンド的でもライト&メロウなフュージョン色が強く、いい意味でも悪い意味でもP-Funk特有のアクの強さが感じられません。。

P-Funkの総帥George Clintonはエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねている程度で、Bootsy本人がプロデューサーとしてアルバムを主導したことが反映されているのでしょう。

権利上の問題でRubber Bandの名称が使えなくなったため、Sweat Band名義でリリースしたアルバムということですが、サウンド面からも、コレはBootsy's Rubber Band名義では出せないかもしれませんね。

参加ミュージシャンはBootsy Collins(b、vo、g、ds、per)、Garry Shider(g、vo)、Michael Hampton(g)、 Bernie Worrell(key)、Jeol "Razor Sharp" Johnson(key)、Jerry Jones(ds)、Carl "Butch" Small(per、vo)、Maceo Parker(horns、key)、Fred Wesley(horns)、Larry Hatcher(horns)、Richard Griffith(horns)といったお馴染みの面々。

さらにヴォーカル陣として、Ray Davis(vo)、Linda Shider(vo)、Larry Hatcher(vo)、Robert Johnson(vo)、Lloyd Bridges(vo)、Philippe Wynne(vo)、Jeanette Washington(vo)、Shirley Hayden(vo)、Dawn Silva(vo)、Janice Evans(vo)、Jeannette McGruder(vo),、Sheila Horne(vo)、Michael "Clip" Payne(vo)、Patty Walker(vo)、Ronnie Faust(vo)が参加しています。

P-Funkらしいのは「Freak To Freak」「Body Shop」ですが、本作ならではのライト感覚のP-Funk/ファンキー・チューンということであれば、「We Do It All Day Long」「Jamaica」あたりがおススメです。

さらに、予備知識がなければ、Bootsy作品とは分からない「Love Munch」「Hyper Space」も楽しめます。

番外編的な面白さがあるBootsy作品です。

全曲紹介しときやす。

「Hyper Space」
Joel Johnson/Bootsy Collins作。シンセが先導するライトで涼しげなフュージョン風のインスト・ファンク。予備知識がなければ、Bootsy作品とは分からない耳障りの良さです(笑)
https://www.youtube.com/watch?v=Cml4tbFnXj4

「Freak To Freak」
Carl "Butch" Small/Garry Shider/Jeanette Washington/Bootsy Collins作。アルバムで最もP-Funkしているファンキー・グルーヴ。P-FunkらしいサウンドとBootsyのファンキー・ベースを楽しめるファンは納得の1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=bYhCCevXatA

「Love Munch」
Maceo Parker/Bootsy Collins作。意外にもボッサ・テイストを取り入れたメロウ・フュージョン。先入観なしに聴きましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=iQy6STwGOM4

「We Do It All Day Long (Reprise)」
Carl "Butch" Small/Garry Shider/Bootsy Collins作。ラストの「We Do It All Day Long」のリプライズ。
https://www.youtube.com/watch?v=YCcmfFETf1c

「Jamaica」
Maceo Parker/Bootsy Collins/Robert "P-Nut" Johnson作。本作ならではのサマー・モードのファンキー・グルーヴ。そんな中で薄っすらとP-Funk的エッセンスも織り交ぜられています。
https://www.youtube.com/watch?v=dizH0oMrDvQ

「Body Shop」
Garry Shider/Bootsy Collins作。「Freak To Freak」に次いでP-Funk色が強いファンキー・チューン。このキャッチーさはP-Funk初心者向けかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=v3TJKO6a-2M

「We Do It All Day Long」
Carl "Butch" Small/Garry Shider/Bootsy Collins作。リプライズが先に収録されていましたがコチラが本編。本作を象徴するライト感覚のP-Funk。他の作品では聴けない爽快P-Funkはある意味貴重かもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=7Q83sRm-PT0

Bootsy Collinsの過去記事もご参照下さい。

『Bootsy? Player of the Year』(1978年)
Player of the Year

『This Boot Is Made For Fonk-N』(1979年)
This Boot Is Made for Fonk-N

『Ultra Wave』(1980年)
Ultra Wave

『The One Giveth, The Count Taketh Away』(1982年)
灼熱のP-ファンカー
posted by ez at 01:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月01日

Ray Barretto『Can You Feel It』

ラテン・グルーヴの帝王によるアーバンなディスコ/ソウル/フュージョン作品☆Ray Barretto『Can You Feel It』
キャン・ユー・フィール・イット
発表年:1978年
ez的ジャンル:N.Y.アーバン・ラテン・ディスコ/フュージョン
気分は... :夏本番!

今回は8月1発目に相応しい1枚、Ray Barretto『Can You Feel It』(1978年)です。

ラテン・グルーヴの帝王"ハード・ハンズ"Ray Barrettoについて、これまで当ブログで紹介したのは以下の4枚。

 『Senor 007』(1965年)
 『Acid』(1968年)
 『The Message』(1972年)
 『La Cuna』(1981年)

Atlanticからリリースされた本作『Can You Feel It』(1978年)は、本籍Faniaでのサルサ/ラテン作品とは異なるアーバンなディスコ/ソウル/フュージョン作品に仕上がっています。ラテン・マーケットとは異なるマーケットをターゲットにした作品であることは、いかにもディスコ作品風のジャケにも反映されています。

その意味では、ラテン・グルーヴの帝王本来の魅力を期待する人にはおススメできる作品ではありません。それよりもアーバンなディスコ/ソウル/フュージョン好きの人向けの1枚です。

プロデュースはRay BarrettoRaymond Silva

レコーディングにはRay Barretto(congas、per)以下、Howard Schneider(p、el-p)、Jeff Richman (g)、Hiram Bullock(g)、Todd Anderson(ts、as、p、el-p)、Carlos Cordova(timbales、per)、Neil Larsen(key)、Cliff Carter(syn)、Neil Stubenhaus(b)、Willie Weeks(b)Eddie Rivera(b)、、Richie Morales(ds)Andy Newmark(ds)、Little" Ray Romero(bongos)、Cissy Houston(vo)、Prince Phillip Mitchell(vo)、Googie Coppola(vo)等のミュージシャンが参加しています。

Cissy Houstonをフィーチャーしたアーバン・ラテン・ダンサー「Can You Feel It (Let It Groove You)」とブラジリアン・メロウ・ソウル「Summer Sun」、スペイシー・フュージョン「Stargazer」Prince Phillip Mitchellをフィーチャーしたソウル・バラード「What Part Of Heaven Do You Come From?」、Barrettoのコンガを楽しめるサンバ・フュージョン「Daydreams」と高速ラテン・フュージョン「Confrontation」がおススメです。

夏にピッタリなアーバン・ラテン・ディスコ/フュージョンをどうぞ!

全曲紹介しときやす。

「Can You Feel It (Let It Groove You)」
Mark Shimm/Howard Schneider作。Cissy Houstonの女性ヴォーカルをフィーチャーしたアーバン・ラテン・ダンサー。メロウ・ディスコ好きの人であれば、気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=x3mYMiXTrpI

「I Think About You」
Howard Schneider作。Todd Andersonのサックスが印象的なメロウ・フュージョン。
https://www.youtube.com/watch?v=3bjJlsnyPbA

「What Part Of Heaven Do You Come From?」
Prince Phillip Mitchell作。作者Prince Phillip Mitchellのリード・ヴォーカルをフィーチャーしたメロウなソウル・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=9qf5QkmizC8

「Stargazer」
Jeff Richman作。パーカッシヴなブレイクと共に始まるスペイシー・フュージョンはJazzanovaのコンピにも収録された人気曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=nr7QYAn3hMQ

「Summer Sun」
Jeff Richman作。Cissy Houstonのヴォーカルをフィーチャーしたブラジリアン・フレイヴァーのメロウ・ソウル。タイトル通り、夏向けの1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=vLQy8Jf3t8Y

「Whirlpool」
Jeff Richman作。作者Jeff Richmanのギターと共にBarrettoのコンガが鳴り響くラテン・フュージョン

「Sting Ray」
Todd Anderson作。作者Todd Andersonのサックスをフィーチャーしたファンキー・ラテン。

「Daydreams」
Jeff Richman作。サンバのリズムが心地よいブラジリアン・フュージョン。Barrettoのコンガも絶好調です。

「Confrontation」
Howard Schneider作。ハイテンションの高速ラテン・フュージョン。デスカルガ好きの人はアドレナリン出まくりのはずです。ある意味、コレが一番Ray Barrettらしいかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=diSfCWwOc6A

Ray Barrettoの過去記事もご参照ください。

『Senor 007』(1965年)
Senor 007

『Acid』(1968年)
Acid

『The Message』(1972年)
The Message

『La Cuna』(1981年)
ラ・クーナ
posted by ez at 01:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする