2016年08月24日

Subway『Good Times』

素敵なヴォーカル・ワークで魅了するティーンズ男性R&Bグループ☆Subway『Good Times』
Goodtimes
発表年:1995年
ez的ジャンル:ティーンズ男性R&Bグループ
気分は... :グッド・タイムス!

今回は90年代R&Bからティーンズ男性グループ作品Subway『Good Times』(1995年)です。

SubwayEric McNealKeith ThomasTrerail PuckettandRoy Jonesの4人が結成したシカゴを拠点とするティーンズ男性R&Bグループ。

New Edition、Bell Biv Devoe作品で知られるMichael Bivinsが設立したBiv 10 Recordsから1994年にデビュー・シングル「This Lil' Game We Play」をリリース。女性R&Bグループ702をフィーチャーした本曲は全米チャート第15位、同R&Bチャート第4位の大ヒットとなりました。

さらに1995年にはデビュー・アルバムとなる本作『Good Times』をリリースしています。その後Shaquille O'Neal主演のコメディ映画『Kazaam』(1996年)のサントラに収録された「I'll Make Your Dreams Come True」をPerspective Recordsからシングル・リリースしたのを最後にシーンから姿を消してしまいます。

グループ唯一のアルバムである本作『Good Times』では、Gerald Levert/Edwin NicholasDinky Binghamらがプロデュースを手掛けています、

個人的にはティーンズ男性R&Bグループって少し苦手な部分もあるのですが、本作は勢いではなく、ヴォーカル・ワークで勝負している点で魅了されます。

前述のヒット・デビュー・シングル「This Lil' Game We Play」、2ndシングル「Fire」、3rdシングル「This Is Not A Goodbye」とヴォーカル・ワーク重視のバラードが印象的なアルバムです。タイトル曲「Goodtimes」「Sticky Situation」もオススメです。

ティーンズ・グループと敬遠せずに聴いてみて下さい!

全曲紹介しときやす。

「Chi-town Ride」
EasyとTwistaをフィーチャー。シカゴ・ストリート感のある哀愁グルーヴでアルバムは幕を開けます。Twistaが存在感のあるラップを披露してくれます。Silky/Dinky Binghamプロデュース。

「The Better The Love」
Chad "Dr. Ceuss" Elliott/Herb Middleton/Dinky Bingham/Shawn Brownプロデュース。このグループらしいヴォーカル・ワークを重視した哀愁ミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=TvIsQmsPYLg

「Fire」
Dinky Binghamプロデュース。「This Lil' Game We Play」に続く2ndシングル。オーセンティックなバラードでコーラス・グループとしての実力を示してくれます。90年代男性R&Bグループらしい甘く切ない雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=IHOl-7W8uB0

「This Lil' Game We Play」
Gerald Levert/Edwin Nicholasプロデュース。Biv 10のレーベル・メイトである女性R&Bグループ702をフィーチャーし、全米チャート第15位、同R&Bチャート第4位となったデビュー・シングル。ティーンズR&Bグループらしからぬ落ち着きのあるミディアム・バラード。キュートな702のヴォーカルも加わり華があります。
https://www.youtube.com/watch?v=e3zE5Mkz_EA

「Get Da Money」
Dinky Binghamプロデュース。G-Funk調の哀愁シンセが印象的なミディム・グルーヴ。ダンサブルな楽曲でもメロディやヴォーカル・ワークを大切にしているのはいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1dYt3eUsqEY

「This Is Not A Goodbye」
Chad "Dr. Ceuss" Elliott/Herb Middletonプロデュース。3rdシングルにもなりました。若々しいリード・ヴォーカルと素敵なコーラス・ワークが印象的なミディアム・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=WWSFeXW4KP0

「Sticky Situation」
Chad "Dr. Ceuss" Elliott/Shawn Brownプロデュース。ティーンズ・グループらしいディープ感が印象的なバラード。なかなか聴き応えがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=wbNyL0NzS08

「Get Da Money (Phat Pocket's Remix)」
Dinky Binghamプロデュース。「Get Da Money」のリミックス。オリジナルのマイナー・チェンジって感じですかね。
https://www.youtube.com/watch?v=q5nrmmFLAsI

「Goodtimes」
Gerald Levert/Edwin Nicholasプロデュース。ラストは素敵なビューティフル・バラードで締め括ってくれます。まさにグッド・タイムス!
https://www.youtube.com/watch?v=tT0L32ZxYk4

ジャケもいい感じですね。
posted by ez at 02:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする