発表年:2012年
ez的ジャンル:80年代マイナー・エレクトリック・ファンク
気分は... :最も危険な遊戯・・・
今回は80年代のマイナー・エレクトリック・ファンクからCircle City Band『Circle City Band』です。
Circle City Bandは、Paul Stanlee Thomasが地元インディアナで結成したファンク/ソウル・バンド。
80年代に「Magic」(1983年)、「My Place」(1984年)、「Party Lights」(1985年)というシングル3曲をリリースしています。
本作『Circle City Band』は、名門レーベルUbiquity傘下の復刻専門レーベルLuv N' Haightがシングル3曲に未発表音源6曲を加え、アルバムとしてリリースしたものです。
今日再評価されているモダン・ブギー「Magic」がハイライトですが。このタイプは1曲のみ。残りは良くも悪くも80年代モード全開のエレクトリック・ファンクです。
シングル3曲以外であれば、「Hello Stranger」あたりですかね。
手放しでオススメする1枚ではありませんが、80年代好きの人であれば興味深く楽しめるのでは?
全曲紹介しときやす。
「Magic」
1stシングルとなったモダン・ブギー。このブギー・クラシックがあったからこそ、本アルバムが実現したのでしょうね。今日のディスコ/ブギー・ブームを踏まえれば、本曲が再評価されるのも頷けます。
https://www.youtube.com/watch?v=zz9X4k8ii90
「My Place」
1984年にリリースされた2ndシングル。80年代らしいエレクトリック・ファンク。ミネアポリス・ファンクあたりと一緒に聴きたくなる雰囲気の曲ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Y7__WmTlCZo
「Gladiators」
良くも悪くも、この時代らしいダンサブルなリミックスって雰囲気のエレクトリック・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=X8NrWcVobPQ
「Party Lights」
1984年にリリースされた3rdシングル。ヴォコーダー使いのエレクトリック・ファンク。80年代らしいキラキラ感がありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=Jdikhml-Reg
「Time Tunnel」
ロボット・ファンクとでも呼びたくなるエレクトリック・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=uxpVQ8wp748
「Love」
この時代らしいエレクトリック感でプッシュするミディアム・ファンク。
「Lonely」
メロウな味わいのミディアム・ファンク。惜しいところでB級感丸出しなのが少し残念ですが悪くはないかな。
「Hold On」
スロウですが、メロディ、ヴォーカル、サウンド全てが弱い気が・・・スロウは向いていないかも?
「Hello Stranger」
女性ヴォーカル&ヴォコーダーによるメロウ・ミディアム。このタイプの曲にもっと磨きをかければ良かったのに!なんて思ってしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=8t4a03WciVg
仕事でヘトヘトの1週間、あと1日何とか乗り切ろう・・・