2016年11月17日

Deja『Made To Be Together』

Teddy Rileyプロデュース!男女R&Bデュオの2nd☆Deja『Made To Be Together』
deja made to be together.jpg
発表年:1989年
ez的ジャンル:男女R&Bデュオ
気分は... :デジャヴ…

80年代後半に活動して男女R&BデュオDejaの2ndアルバム『Made To Be Together』(1989年)です。

Dejaは、オハイオ出身のファンク・グループSlaveのスピンオフ・ユニットとしてスタートしたアーバン・ディスコ・ユニットAurraのヴォーカル・メンバーであったCurt JonesStarleana Youngが結成した男女R&Bデュオ。

1stアルバム『Serious』(1987年)をリリース後に、Starleana Youngがソロ・アーティストに転向したため、2ndアルバムとなる『Made To Be Together』(1989年)では女性ヴォーカルとしてMysti Dayが加わっています。

1st『Serious』(1987年)はThe Timeの元メンバーでFlyte Tyme ProductionsのプロデューサーであったMonte Moirがプロデュースしていましたが、2ndとなる本作ではGuyでNJSの立役者となっていたTeddy RileyGene Griffinがプロデュースしています。

Teddy Rileyの彼の良きプロデュース・パートナーであったBernard Bell、Motown所属の男性R&BグループTodayのメンバーであったLee Drakeford、N.Y.の女性R&BトリオAbstrac'のメンバーであったMarsha McClurkin、本作と同じ1989年にTeddy RileyとGene Griffinが関与したソロ・アルバム『Zan』をリリースしているZan等がバック・コーラスで参加しています・

また、ソングライティングはCurt JonesGene GriffinLee Drakefordが担当しています。

Teddy Rileyプロデュースですが、モロにハネハネのNJSではなく、ダンサブル・チューンも含めてアーバンなオトナのR&Bに仕上がっている感じがいいですね。

ハイライトはシングルにもなったタイトル曲「Made To Be Together」。それ以外にも「Time Is Running Out」「Waiting Downtown」「You Don't Appreciate My Love」「Going Crazy」「Sexy Dancer」といったダンサブル・チューンがオススメです。

80年代後半の隠れた逸品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Made To Be Together」
オススメその1。シングルにもタイトル曲はオトナのアーバンR&Bに仕上がっています。ビートを効かせてもアーバンな雰囲気に重きを置いているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=FFLPdQjBzNU

「Dreamer」
レゲエ調のアーバン・メロウなミディアム・チューン。レゲエなブラコンって雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=zdUdDX1X7j0

「Time Is Running Out」
オススメその2。NJSなダンサブル・チューンですが、控えめなハネハネでオトナのアーバンNJSって雰囲気がグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=EJKkYP67obw

「Waiting Downtown」
オススメその3。Mysti Dayのキュートな女性ヴォーカルを前面に打ち出した重量感のあるダンサブル・チューン。Janet Jackson好きの人あたりも気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=ogGRudCNh2w

「Dance」
妖しげな雰囲気のダンサブル・チューン。悪くないど、何かが足りない感じがします。

「More & More」
クワイエット・ストーム的なアーバン・メロウ。男女R&Bデュオらしいラブ・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=9gxNkjK8ogA

「You Don't Appreciate My Love」
オススメその4。重量感のあるダンサブル・チューン。Curt Jonesのヴォーカルの魅力が伝わってくる、なかなかキャッチーな1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Zihdtiui3y8

「Going Crazy」
オススメその5。シングルにもなった曲。Teddy RileyプロデュースらしいNJSを楽しみたいならば、この曲がフィットするのでは?アルバム未収録ですが、12"では若かりし頃のレジェンド・ハウスDJ、Timmy Regisfordがリミックスを手掛けています。
https://www.youtube.com/watch?v=Q6rn1t-sfqI

「Patience And Time」
Mysti Dayのヴォーカルが栄えるミディアム・チューン。今聴くと少しサウンドが仰々しいですが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=98l_C9GOSBY

「Sexy Dancer」
オススメその6。タイトルの通り、セクシーなダンサブル・チューンで締め括ってくれます。Curt Jonesのロッキンなギター・ソロも印象的です。

ご興味がある方は1st『Serious』(1987年)やAurraの過去記事もチェックを!

『Serious』(1987年)
deja serious.jpg

Aurra『A Little Love』(1982年)
A LITTLE LOVE +5

Aurra『Live And Let Live』(1983年)
LIVE AND LET LIVE +5

本作と同じTeddy RileyGene Griffinが手掛けたZan『Zan』(1989年)あたりをチェックするのも楽しいのでは?

Zan『Zan』(1989年)
Zan
posted by ez at 03:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする