2016年12月06日

The Vogues『Turn Around, Look At Me』

全米トップ10ヒット2曲を含む、男性コーラス・グループの代表作☆The Vogues『Turn Around, Look At Me』
ふりかえった恋
発表年:1968年
ez的ジャンル:男性コーラス・グループ
気分は... :ドルフィンズ、実力不足か・・・

NFLでは我がドルフィンズの連勝が6でストップ。
レイブンズに全く良い所がなく完敗・・・
まだまだ実力不足であることを痛感しました。
それでもポスト・シーズンに出て欲しい!

今回は60年代男性コーラス・グループ各品からThe Vogues『Turn Around, Look At Me』(1968年)です。

The Voguesはペンシルベニア州ピッツバーグ郊外のタートル・クリークで結成された男性コーラス・グループ。

メンバーはBill BurketteDon MillerHugh GeyerChuck Blaskoの4名。

グループはCo & Ceから『Meet the Vogues』(1965年)、『Five O'Clock World』(1966年)という2枚のアルバムをリリースし、そこから「You're The One」「Five O'Clock World」という共に全米チャート第4位となるヒットを放ちました。

その後、Reprise Recordsへ移籍し、『Turn Around, Look at Me』(1968年)、『Till』(1969年)、『Memories』(1969年)、『The Vogues' Greatest Hits』(1970年)、『The Vogues Sing the Good Old Songs』(1970年)といったアルバムをリリースしています。

本作『Turn Around, Look at Me』はReprise移籍第1弾アルバムであり、タイトル曲「Turn Around, Look At Me(邦題:ふりかえった恋)」(全米チャート第7位)、「My Special Angel」(同第7位)という2曲のシングル・ヒットを生んでいます。

プロデュースはThe Everly Brothers等を手掛けたDick Glasser 。アレンジャーはErnie Freeman

アルバム全体は1968年という時代を反映し、ロック時代のコーラス・グループを志向しています。サイケ・モード全開のジャケにも、そのあたりが反映されています。

とは言いつつ、アルバムにはオールディーズ感たっぷりのノスタルジックな雰囲気の楽曲も多く、そのあたりで好き/嫌いが分かれるかもしれません。

僕個人もコーラス・グループの王道路線の2曲のヒット・シングルより、UKの女性SSW、Barbara Ruskinのカヴァー「Come Into My Arms Again」、Mann & Weil(Barry Mann/Cynthia Weil)作の「It's Getting Better」、Roy Orbisonのヒット曲カヴァー「Dream Baby (How Long Must I Dream)」あたりが僕の好みです。

今の僕の嗜好でいえば、いつも聴きたい音ではありませんが、たまにはこんな作品もいいのでは?

全曲紹介しときやす。

「Keep It Hid」
Jimmy Webb作。当時注目の新進SSWであったJimmy Webbを起用するあたりに、新たなThe Voguesの魅力を届けようとする意気込みが感じられます。
https://www.youtube.com/watch?v=ST3iAoMjbX8

「It's Getting Better」
Mann & Weil(Barry Mann/Cynthia Weil)作。The Mamas & The PapasのCass ElliotもMama Cass名義でシングル・リリースし、全米チャート・インさせています。今の僕の耳で聴くと、かなりキャッチーでスンナリ入ってきました。
https://www.youtube.com/watch?v=co9bcqq6qBs

「So This Is Love」
Herbert Newman作。1962年のThe Castellsのヒット曲をカヴァー。「My Special Angel」がお好きな人であれば気に入るであろう、コーラス・グループらしい王道を行っています。
https://www.youtube.com/watch?v=BafomMca4s0

「Just Say Goodbye」
Petula Clark/Pierre Delanoe/Tony Hatch作。Petula Clarkのカヴァー。UKポップ女性シンガーの作品をカヴァーしているのも本作らしいですね。オーケストレーションをバックに、ポップ・ロックな雰囲気で聴かせてくれます。

「Dream Baby (How Long Must I Dream)」
Cindy Walker作。1962年に全米チャート第4位となったRoy Orbisonのヒット曲をカヴァー。個人的にはこのカヴァーもヒップな魅力があってかなり好き!
https://www.youtube.com/watch?v=fLfLho7_MHg

「The Impossible Dream」
Joe Darion/Mitch Leigh作。大ヒット・ミュージカル「ラ・マンチャの男(Man of La Mancha)」の主題歌「見果てぬ夢」をカヴァー。いい曲だけど、本作の流れでは少し浮いている感じがします。

「My Special Angel」
前述のように、全米チャート第7位となったヒット曲(Jimmy Duncan作)。この曲もカヴァーであり、オリジナルは1957年のBobby Helmsヴァージョン。オールディーズ感たっぷりのロマンティックなバラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=-_eTC_W8xDU

「Come Into My Arms Again」
UKの女性SSW、Barbara Ruskinの作品をカヴァー。僕の一番のお気に入りがコレ。本作らしい意図Ernie Freemanによるストリングス・アレンジ、The Voguesの美しいコーラスワークがうまくハマっていると思います。

「No Sun Today」
Fred Anisfield/James Last/Scott English作。美しいコーラスワークを堪能できますが、同タイプの曲の中で少し埋もれている気も・・・

「She Is Today」
Mann & Weil作品の2曲目。ドラマチックなアレンジの妙が光る1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=OjJ6fnXAkbs

「Then」
Jimmy Webb作品の2曲目。哀愁モードの落ち着いた雰囲気の1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=8wxNWs-gOTQ

「Turn Around, Look At Me」
邦題「ふりかえった恋」。タイトル曲は全米チャート第7位となったグループの代表曲(Jerry Capehart作)。オリジナルはGlen Campbell。Bee Geesもカヴァーしていました。コーラス・グループらしい甘酸っぱいバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=c6jx74THhpk

Reprise時代のThe Voguesの他作品もチェックを!

『Till』(1969年)
愛の誓い

『Memories』(1969年)
メモリーズ

『The Vogues Sing the Good Old Songs』(1970年)
シング・ザ・グッド・オールド・ソングス
posted by ez at 12:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする