2017年01月25日

Con Funk Shun『Touch』

人気曲「Too Tight」収録☆Con Funk Shun『Touch』
タッチ
発表年:1980年
ez的ジャンル:カリフォルニア産メロウ・ファンク
気分は... :南ちゃん・・・

今回はカリフォルニア出身の人気ファンク・バンドCon Funk Shunが1980年にリリースした『Touch』です。

これまで当ブログで紹介したCon Funk Shun作品は以下の4枚。

 『Secrets』(1977年)
 『Loveshine』(1978年)
 『Spirit Of Love』(1980年)
 『7』(1981年)

本作『Touch』は、シングルとして全米R&Bチャート第8位になり、ディスコ/ファンク・クラシックとしても人気の高い「Too Tight」が収録されていることで知られる1枚です。

本作におけるメンバーは、Michael Cooper(vo、g)、Felton Pilate(tb、key、syn、g、vo)、Karl Fuller(tp、flh、per、vo)、Paul Harrell(sax、fl、vo)、Danny Thomas(key、vo)、Cedric Martin(b、vo)、Louis McCall(ds、per、vo)というお馴染みのラインナップです。

また、Sheila Escovedo(Sheila E.)(per)、Pete Escovedo(per)、Scott Roberts(per)、Garry Jackson(b)、Carl Lockett(g)、 Debra L. Henry(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

グループ自身のセルフ・プロデュースです。

このバンドらしいメロウ&キャッチーなディスコ/ファンク・サウンドを随所で楽しめます。Michael Cooper、Felton Pilateといったヴォーカル陣の安定感もいいですね。

前述の「Too Tight」がハイライトですが、それ以外にも「Kidnapped!」「Lady's Wild」「Pride And Glory」「Touch」といったディスコ/ファンク・チューンも十分楽しめるはずです。

楽曲はすべてメンバーらのオリジナルです。

「Too Tight」収録ということで、まず手元に置きたいCon Funk Shun作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Too Tight」
前述のように本作のハイライトとなるディスコ/ファンク・クラシック。シングルとして全米R&Bチャート第8位となりました。Con Funk Shunらしい爽快メロウなスウェイビートは一度聴いたら体を揺らすこと間違いなし!
https://www.youtube.com/watch?v=wNZaanfcAZc

「Lady's Wild」
この曲もシングルになりました。リラックスしたホーン・アンサンブル、カッティング・ギター、カウベルが心地好いディスコ・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=f0Vkx8ohClU

「Give Your Love To Me」
しっとりとしたメロウ・バラード。サンセット・モードにピッタリです。
https://www.youtube.com/watch?v=im0LIo5cGxw

「Pride And Glory」
パーカッション・ブレイクとErnie Isleyばりのギター・サウンドが印象的なディスコ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=RTNYYJK9HrY

「Kidnapped!」
「Too Tight」と並ぶ僕のお気に入り。Con Funk Shunらしいメロウ・ディスコはかなり僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=T5nn4hFN4jA

「Welcome Back To Love」
素敵なストリングスと共にジワジワくるスロウ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=cz_219BWm04

「Touch」
タイトル曲はブリブリのベースが印象的なファンク・チューン。煌びやかなギター&シンセも盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=EGBzCYeA8ys

「Can't Say Goodbye」
切々と歌われるバラード。ヴォーカルがいいので、こういったスロウも安心して聴くことができます。
https://www.youtube.com/watch?v=6D1zag_cnDM

「Play Widit」
軽やかなホーン・アンサンブルと共にスタートするインスト・ファンクで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Qzgm-XjO5M0

Con Funk Shunの他作品もチェックを!

『Con Funk Shun/Secrets』(1976/1977年) ※2in1CD
Con Funk Shun / Secrets (2 on 1) [from UK]

『Secrets』(1977年)
シークレッツ

『Loveshine』(1978年)
ラヴ・シャイン

『Candy』(1979年)
キャンディ

『Spirit Of Love』(1980年)
Spirit of Love

『7』(1981年)
7

『Touch/7/To The Max』(1980/1980/1981年) ※3in1CD
Touch / Seven / To The Max

『Fever』(1983年)
Fever

『Electric Lady』(1985年)
Electric Lady
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2017年01月23日

Twennynine With Lenny White『Best Of Friends』

Lenny White、Don Blackmanらによるユニット☆Twennynine With Lenny White『Best Of Friends』
ベスト・オブ・フレンズ
発表年:1979年
ez的ジャンル:アーバン・ファンク/フュージョン/ソウル
気分は... :ファルコンズ!

今回はTwennynine With Lenny White『Best Of Friends』(1979年)です。

Twennynineはジャズ/フュージョン系ドラマーLenny Whiteが結成したグループ。

メンバーはLenny White(ds)、Nick Moroch(g)、Denzil Miller(key)、Eddie Martinez(g)、Barry "Sonjon" Johnson (b)、Don Blackman(key)という6名。

グループは『Best Of Friends』(1979年)、『Twennynine With Lenny White』(1980年)、『Just Like Dreamin'』(1981年)という3枚のアルバムをリリースしています。2ndアルバムからDon Blackmanに代わりSkip Andersonが加入しています。

1stアルバムとなる本作『Best Of Friends』では、Lenny WhiteEarth,Wind & FireLarry Dunnがプロデュースしています。

アルバムは全曲メンバー等によるオリジナルです。

メンバー以外にDee Dee Bridgewater(back vo)、Lynn Davis(back vo)、Googie Coppola(back vo)、Paulinho Da Costa(per)、Larry Dunn(programmed)等がレコーディングに参加しています。

アルバム全体としてはアーバン&メロウなファンク/フュージョン/ソウル作品に仕上がっています。

シングルにもなった「Peanut Butter」Weldon Irvineヴァージョンでも知られる「Morning Sunrise」、華やかな都会的サウンドのタイトル曲「Best Of Friends」、アーバン・ソウル調の「Take Me Or Leave Me」、アーバン・ファンク「Betta」あたりが僕のオススメです。

なかなか気の利いた1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Citi Dancin'」
Barry Johnson/Lenny White作。開放的なホーン・サウンドと共に始まるディスコ・フュージョン調の軽快なオープニング。ヴィヴィッドなシンセ・ソロも印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=yY0a9D8vz88

「Take Me Or Leave Me」
Eddie Martinez作。作者Martinezのギターが印象的なアーバン・ソウル調の仕上がり。女性シンガー陣がヴォーカル&コーラスで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=rsUHYvfGOfo

「Best Of Friends」
Lenny White/Leslie Rene/Denzil Miller作。タイトル曲はアーバン・メロウなミディアム。華やかな都会的サウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=WqIvnXI7fbY

「Peanut Butter」
Don Blackman作。シングルにもなりました。P-Funk調のファンク・チューン。ウッドペッカーの鳴き声も挿入された楽しいパーティー・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=cIhK9otA0cs

「Betta」
Barry Johnson作。メロウなアーバン・ファンクはこのユニットの魅力がよく表れているのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=jvTWo4iBTus

「Morning Sunrise」
Don Blackman作。Memphis Bleek feat Jay-Z「Dear Summer」のサンプリング・ソースとなったWeldon Irvineヴァージョンでも知られる楽曲。この素敵なメロウ・ミディアムを本作のハイライトに挙げる人も多いのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=ArhPmXp7630

Weldon Irvineヴァージョンもセットでチェックを!
Weldon Irvine「Morning Sunrise」
 https://www.youtube.com/watch?v=1EuQGnOUXog

「Oh, Sylvie」
Denzil Miller/Valmon Burke作。フュージョン・ファンク調のパーカッシヴなダンス・チューン。Nick Morochの鮮やかなギターもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=0S8bd-4Kgcw

「Tropical Nights」
ラストはラテン/ブラジル調のフュージョン・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=9piS31QteeY

ご興味がある方は2nd『Twennynine With Lenny White』(1980年)、3rd『Just Like Dreamin'』(1981年)もチェックを!

『Twennynine With Lenny White』(1980年)
トゥエニイナイン・ウィズ・レニー・ホワイト<FUSION 1000>

『Just Like Dreamin'』(1981年)
ジャスト・ライク・ドリーミン<FUSION 1000>
posted by ez at 07:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月22日

Omar『Love in Beats』

UKソウルの重鎮の最新作☆Omar『Love in Beats』
LOVE IN BEATS
発表年:2017年
ez的ジャンル:UKソウルの重鎮
気分は... :オリジネーター!

今回はUKソウルを代表する男性シンガーOmarの最新8thアルバム『Love in Beats』です。

アシッド・ジャズ期から活躍するUKソウルの重鎮Omar(Omar Lye-Fook)について、当ブログでこれまで紹介したのは以下の4枚。

 『There's Nothing Like This』(1990年)
 『Best By Far』(2001年)
 『Sing (If You Want It)』(2006年)
 『The Man』(2013年)

前作『The Man』(2013年)から約3年半ぶりの新作となる本作『Love in Beats』ですが、Omarらしいジャズ、ワールド・ミュージック、Hip-Hop、クラブミュージックのエッセンスを取り入れた独自のUKソウルで楽しませてくれます。

現代ジャズをリードするピアニストRobert Glasper、UKのベテラン・ラッパーTyCool MillionのレーベルSedSoulに所属するUKの実力派女性シンガーNatasha Watts、メロウ大王Leon WareGrant Windsor's Big Beat Band、かつてMarsha Ambrosiusと女性R&BデュオFloetryを組んでいたFloacist(Natalie Stewart)、キューバ出身、フランスを拠点に活動する女性シンガーMayra AndradeThe Moteane - Lyefooks、元JamiroquaiStuart ZenderLes Nubiansのプロデュースもしたフランス人男性シンガーJean-Michel Rotinといったミュージシャンがゲスト参加しています。

大半の曲はOmar本人もしくは実弟Scratch Professerとの共同プロデュースです。それ以外に、Richard EarnshawMaurice Brownとの共同プロデュース曲がそれぞれ1曲あります。

突出した曲はありませんが、Omarワールドを十分楽しめる1枚だと思います。
UKソウル好きの人はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Vicky's Tune」
Robert GlasperとTyをフィーチャー。フューチャー・ジャズ的なソウル・チューンに仕上がっています。ファンの期待を軽く飛び越えてくれた絶好調のオープニングです。

「Insatiable」
Richard Earnshawとの共同プロデュース。Natasha Wattをフィーチャー。ジャジー・フィーリングのメロウ・ソウルで盛り上げてくれます。息の合ったデュエットで盛り上げてくれます。

「Gave My Heart/It's So Interlood」
「Gave My Heart」はメロウ大王Leon Wareをフィーチャー。
メロウ大王の「Rockin' You Eternally」をサンプリングし、さらにフルート、ハープも加わったネオ・ソウル調のメロウ・チューンです。本編に続き、Grant Windsor's Big Beat Bandをフィーチャーした「It's So Interlood」が挿入されています。

「Feeds My Mind」
Floacistをフィーチャー。OmarらしいネオソウルにFloacistのポエトリーがアクセントで加わります。オトナのUKソウルといった趣です。

「De Ja Vu」
Mayra Andradeをフィーチャー。UKネオソウル・シンガーDon-Eがギターを奏でるレトロなワルツ調のジャジー・ソウルです。

「Girl Talk」
The Moteane - Lyefooksをフィーチャー。このThe Moteane - LyefookとはOmarの家族のことだと思います。家族の会話を収めたインタールード的な1曲。Maurice Brownとの共同プロデュース。

「This Way That Way」
コーラス・アレンジが特徴的です。ジャズ・フレイヴァーのアレンジも含めてベテランならではのセンスが冴えるネオソウル・チューンです。

「Hold Me Closer」
Stuart Zenderのギターをフィーチャー。バカンス・モードのメロウ・グルーヴです。フリーソウル好きの人は気に入るであろうサマー・ブリーズです。

「I Want It To Be」
配信で先行リリースされたリード曲。軽くカリビアン・フィーリングの効いたリラックスしたソウル・グルーヴが心地好いです。
https://www.youtube.com/watch?v=Az17VbA8CwU

「Doobie Doobie Doo」
Omar自身のラップも交えつつ、寛いだ雰囲気が本作らしくていいのでは?

「Grey Clouds」
スコールの効果音と共に始まるカリビアン・フィーリングのソウル・バラード。

「Destiny」
Jean-Michel Rotinをフィーチャー。ラストはOmarらしい雰囲気のソウル・グルーヴで締め括ってくれます。特に終盤の盛り上がりがいいですね。

Omarの過去記事もご参照下さい。

『There's Nothing Like This』(1990年)
There's Nothing Like This

『Best By Far』(2001年)
Best By Far

『Sing (If You Want It)』(2006年)
Sing (If You Want It)

『The Man』(2013年)
Man
posted by ez at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

London Elektricity『Syncopated City』

UKドラムンベース、重要アーティストの第4作☆London Elektricity『Syncopated City』
Syncopated City
発表年:2008年
ez的ジャンル:UKドラムンベース
気分は... :誰もいない街・・・

今日は何となくドラムンベースが聴きたい気分!
セレクトしたのはLondon Elektricity『Syncopated City』(2008年)です。

London ElektricityTony Colmanによるソロ・プロジェクト。

元々はColmanとChris Gossの2人によるユニットであり、2人が立ち上げたHospital Recordsからデビュー・アルバム『Pull the Plug』(1999年)をリリースしました。その後、Chris GossがHospital Recordsのマネジメントに専念したため、Colmanのソロ・プロジェクトとなりました。

Colmanのソロ・プロジェクトとなってからは、『Billion Dollar Gravy』(2003年)、『Power Ballads』(2005年)、『Syncopated City』(2008年)、『Yikes!』(2011年)、『Are We There Yet?』(2015年)といったスタジオ・アルバムをリリースしています。

本作『Syncopated City』(2008年)は、4枚目のスタジオ・アルバムとなります。

アルバム全体はLondon Elektricityらしいシンフォニックなドラムンベースに加え、ロッキン・フィーリングのサウンドも特徴的です。

London Elektricity作品ではお馴染みのLiane Carrollをはじめ、Elsa HedbergPat FulgoniTomahawkといったヴォーカリストがフィーチャーされています。さらには国内盤の「Just One Second」では、ピチカート・ファイヴでお馴染みの女性ヴォーカリスト野宮真貴さんがフィーチャリングされています。

また、Orchestra Galacticaがホーン&ストリングスを手掛けています。

洗練されたドラムンベースの疾走感にグッとくる1枚です。

全曲紹介しときやす。※国内盤の構成です。

「Bare Religion」
London Elektricityらしいシンフォニックなドラムンベースを楽しめるオープニング。サウンド・スケープ的なドラムンベース・サウンドでアルバムは幕を開けます。The Sweet Inspirations「Why Marry」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=gR7W1KozJw0

「This Dark Matter」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。ジャズ・フィーリングの効いたドラムンベース・サウンドとLiane Carrollの凛としたヴォーカルがよくマッチしています。ドラムンベースらしい疾走感とヴォーカル・チューンならではのメロディアス感が両立しているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uVqNyEvRauI

「Just One Second」
前述のように野宮真貴さんのヴォーカルをフィーチャーした日本独自ヴァージョン。海外アーティストの日本語ヴォーカル曲ってあまり好きではないですが、ピチカート・ファイヴ 大好き、野宮真貴さん大好きな僕にとってコレは大歓迎です。ポップ&ロッキンなドラムンベース・サウンドと真貴さんのヴォーカルが見事に融合しています。
https://www.youtube.com/watch?v=vsiUUS1Vgmk

「All Hell Is Breaking Loose」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。アルバムの中でも特にアッパー感の強いドラムンベース。ロッキン・フィーリングが効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=QXz4LyMed9o

「Attack Ships On Fire」
Tomahawkのヴォーカルをフィーチャー。本作らしいロッキンなドラムンベースとシンフォニックなドラムンベースを融合した壮大なスケールの仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=DPcIs8jVPmI

「Southeastern Dream」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。ヴィヴィドなロッキン・ドラムンベースながらも洗練されている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=OQk07AiC5tQ

「Uska」
低音ベースがダークに響くにインスト・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=B6EdUbtm_FY

「Sat Nav」
Tony Colman自身がヴォーカルをとるジャズ・ファンク・テイストのキャッチーなドラムンベースを楽しめます。

「Maybe I Was Wrong」
Pat Fulgoniのヴォーカルをフィーチャー。アンビエントなイントロに続き、エモーショナルなドラムンベースが展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=WkazIbo38QU

「Point Of No Return」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。Liane Carrollの透明感のあるヴォーカルの魅力を活かしたフューチャー・ジャズ的なドラムンベースを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=UgM87_BRoAA

「Outnumbered」
Tony Colman自身とLiane Carrollがヴォーカルをとる哀愁モードのシンフォニック・ドラムンベース。
https://www.youtube.com/watch?v=QHcvz7bThnU

「Syncopated City Revisited」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。他の楽曲とは少し趣を異にするクラブジャズ的な仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=0woFtAROsdU

「Just One Second (Radio Edit)」
こちらはスウェーデンの女性シンガーElsa HedbergをフィーチャーしたオリジナルのRadio Edit。野宮真貴ヴァージョン同様にいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=LZosMwonEPM

London Elektricityの他作品もチェックを!

『Pull the Plug』(1999年)
PULL THE PLUG

『Billion Dollar Gravy』(2003年)
Billion Dollar Gravy

『Power Ballads』(2005年)
Power Ballads

『Live at the Scala』(2006年)
Live at the Scala by London Elektricity

『Yikes!』(2011年)
Yikes

『Are We There Yet?』(2015年)
ARE WE THERE YET (IMPORT)
posted by ez at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月20日

Ruy Maurity『Safra 74』

Antonio Adolfoの弟による田園的ブラジリアン・フォーキー☆Ruy Maurity『Safra 74』
サフラ74(BOM1458)
発表年:1974年
ez的ジャンル:田園的ブラジリアン・フォーキー
気分は... : きつきつタートルネック?

今回は70年代ブラジル作品からRuy Maurity『Safra 74』(1974年)です。

Ruy Maurityは1949年リオ デ ジャネイロ州パライーバ・ド・スル生まれのコンポーザー。彼は有名コンポーザー/アレンジャー/ピアニストであるAntonio Adolfoの弟です。

70年代から80年代にかけて8枚のアルバムをリリースしています。また、TVのサントラも多く手掛けていたようです。

本作『Safra 74』(1974年)は、『Este E』(1970年)、Ruy Maurity & Trio名義の『Em Busca Do Ouro』(1972年)に続く3枚目のアルバムです。

アルバム全体は田園的なアコースティック・サウンドが印象的な1枚です。CDの帯には伝統的なリズムとソフトロックの融合が謳われていますが、あまりソフトロックという感じはしません。"田園的ブラジリアン・フォーキー"というのが僕の印象です。

楽曲はJose Jorgeが作詞し、Ruy Maurityが作曲しています。また、Antonio Adolfoがアレンジを務めています。

TVのサントラも多く手掛けていたRuy Maurityのメロディアスな楽曲と、田園的ブラジリアン・フォーキー・サウンドが独特の味わいを醸し出します。

B級感丸出しのジャケに惑わされず聴いてみると案外面白い1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Com Licenca, Moco」
Antonio Adolfoのエレピが印象的なミディアム。中盤からリズミックになり、フルートが舞います。
https://www.youtube.com/watch?v=yO9ba4Bodvo

「Parabola Do Passaro Perdido」
アコギをメインとした田園ロックなミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=tJhBQrfhIDg

「Pele De Couro」
男女コーラスによるグルーヴィー・フォーキー。ホーン・サウンドも加わり、盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=IQPJZUar05A

「Canteiro De Sonhos」
メロディアスなフォーキー・チューン。ブラジルならではのフォーキー・サウンドかもしれませんね。
https://www.youtube.com/watch?v=v4HX9R0gJZM

「Saci Fez Tranca」
バンジョーも入ったトラディショナル感が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=EGNphDtAXyQ

「Trecho Alegre De Uma Cantiga Alegre De Chuva」
ほのぼのとした田園フォーキー・チューン。和みます。
https://www.youtube.com/watch?v=xI-kUHajFQQ

「A Senha Do Lavrador」
ブラジルらしいリズムと田園的なフォーキー感が印象的な1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=NvfRVBgDk70

「Coracao 1944」
和み系のフォーキー・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=1jHUiXsiP0s

「Passarinhada」
爽快に疾走するアコースティック・グルーヴ。ブラジルらしいメロディ・ラインもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=1ljRUZYZAec

「Velha Historia」
アコーディオンが印象的な田園フォーキー。ブラジル音楽らしい雰囲気もあります。
https://www.youtube.com/watch?v=E7CzluMB3eA

「Cajere」
ブラジルらしいトラディショナル感のあるフォーキー・チューンです。

「Hoje Eu Fiz Voce」
ラストは兄Antonio AdolfoのピアノをバックにRuyが歌います。

少し身体がだるい・・・
UMFマヌカハニーで元気出そうっと。
posted by ez at 10:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする