2017年03月12日

Clap! Clap!『A Thousand Skies』

今回は宇宙の旅へ!クラブミュージック好き必聴の2nd☆Clap! Clap!『A Thousand Skies』
ア・サウザンド・スカイズ
発表年:2017年
ez的ジャンル:民族トロピカル・ベース
気分は... :20XX年宇宙の旅・・・

今回は新作アルバムからクラブミュージック・ファン待望の1枚、Clap! Clap!『A Thousand Skies』です。

イタリア、フィレンツェ出身のプロデューサー、ミュージシャン、トラックメイカーCristiano Crisciのソロ・プロジェクトClap! Clap!の紹介は、1stアルバム『Tayi Bebba』(2014年)に続き2回目となります。

仮想の島国Tayi Bebba(タイー・ベッバ)をテーマにした『Tayi Bebba』は、独自の民族トロピカル・ベースで新たな音楽フロンティアを切り拓き、各方面から絶賛されました。

エキゾチック+トロピカル+トライバルなベースミュージック/ジュークという独自サウンドは、"民族トロピカル・ベース"というジャンルを周知させました。

また、曲ごとのコンセプトが明確で、サウンドをストーリー的かつ映像的に捉えることが容易であったことも『Tayi Bebba』の魅力でしたね。

その後、日本独自の企画アルバム『Tales From The Rainstick』(2016年)を挟んでリリースされた待望の2ndアルバムが本作『A Thousand Skies』です。

『Tayi Bebba』同様、CD化されるのは日本のみです。

今回のテーマは「宇宙」「星空」。そうしたテーマに呼応するように、民族トロピカル・ベースにコズミック/スペイシーなエッセンスが加わっています。また、楽曲によってはジャズやソウルなフィーリングを強調したサウンドも聴くことができます。

前作同様に、アーティスト本人によるストーリー仕立ての全曲解説がついており、ビジュアルをイメージしながら聴くと、さらに音世界が広がります。

刺激的で神秘的なのにファンタジーがあるClap! Clap!ワールドを堪能しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Discessus」
トライバル+トロピカルなアルバムのイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=BvKg1uBahvI

「Nguwe」
Bongeziwe Mabandlaのヴォーカルをフィーチャー。ジュークと民族トロピカル・ベースを融合させつつ、コズミックなスケール感も付加したClap! Clap!にしかできい音世界を堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=s4yy9ic_ysk

「Oriens. Oriri」
トライバルなリズムをバックに、竪琴(に見立てたサウンド)のフューチャリスティックな音色が壮大な宇宙への旅を方向づけます。
https://www.youtube.com/watch?v=4UMB83xMBuE

「Hope」
OYをフィーチャー。タイトルの通り、希望を感じる星空の民族トロピカル・ベース。
https://www.youtube.com/watch?v=3p5SdbNrFfM

「Ar-Raqis」
ハウス調サウンドにClap! Clap!らしい民族トロピカルなエッセンスをうまく織り込んでいます。
https://www.youtube.com/watch?v=4JhPguQmFWU

「A Thousand Skies Under Cepheus' Erudite Eyes」
John Wizardsをフィーチャー。スペイシーな民族トロピカル・ベースには時空を超えた星空の旅といったところでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=W2DxP_VAmXA

「Ode to The Pleiades」
ダビーな雰囲気も漂うエキゾチックなベースミュージックと思いきや、中盤以降はピアノによるジャジー&メロウな展開に・・・Clap! Clap!の新境地に触れた印象です。
https://www.youtube.com/watch?v=4UA0vmBkgl8

「Betelgeuse's Endless Bamboo Oceans」
ジューク調のアッパー感とミステリアスなトライバル感が交錯する1曲。もっと長尺で聴きたいです。
https://www.youtube.com/watch?v=dTlq6JRlcmg

「Witch Interlude」
魔女のインタールードという邦題のように、妖しげ空気に包まれるインタールード。
https://www.youtube.com/watch?v=XEFEDeW572o

「Rainy Souls, Gloomy Futures」
Clap! Clap!らしいジューク+トライバルなサウンドでダークに駆け抜けていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=abgO_JcenhU

「Flowing Like a Snake in Ophiuchus' Arms」
アブストラクトHip-Hop調のコズミック・サウンドは無限大の宇宙を想起させます。
https://www.youtube.com/watch?v=5COsZW2hU8A

「Centripetal」
アッパー&フューチャリスティックな民族トロピカル・ベースが脳内を大いに刺激してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4JMlja-iey4

「Rainbow Coast」
フューチャリスティックなベース・サウンドにあえてアナログ感のあるオルガンを織り交ぜてソウルフルな味わいを加えています。
https://www.youtube.com/watch?v=K4m2TPm2dsA

「Elephant Serenade」
タイトルの通り、象の鳴き声を模したサウンドが聞こえてくるのが楽しいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=gdx8meu46EE

「Lunar Ensemble」
地球への帰還が近いことを予感させる月のアンサンブル。開放的な民族トロピカル・ベースの中にジャズ・フィーリングを織り交ぜています。

「Ascension Psalm」
HDADDをフィーチャー。壮大な宇宙の旅の余韻に浸るかのようなコズミックなエンディングです。
https://www.youtube.com/watch?v=18l2sPLdA0E

未聴の方は1stアルバム『Tayi Bebba』(2014年)もぜひチェックを!

『Tayi Bebba』(2014年)
タイー・ベッバ 【日本独自CD化】

『Tales From The Rainstick』(2016年)
テイルズ・フロム・ザ・レインスティック
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2017年03月11日

Dwele『Subject』

その才能をR&Bファンに知らしめた2ndアルバム☆Dwele『Subject』
Subject
発表年:2003年
ez的ジャンル:デトロイト系ネオ・ソウル
気分は... :絆・・・

今回はデトロイト出身の男性R&BシンガーDwele『Subject』(2003年)です。

J Dillaがその才能を認めた男性R&Bシンガー/ソングライター/プロデューサー/マルチ・プレイヤーDwele(本名:Andwele Gardner)の紹介は、『Some Kinda...』(2005年)に続き2回目になります。

本作『Subject』(2003年)は、自主制作の1stアルバム『Rize』(2000年)に続く2ndアルバムであり、Virgin Recordsからの第1弾アルバムとなります。

アルバム全体としては、Dweleというアーティストの才能をR&Bファンに知らしめるネオ・ソウル作品に仕上がっています。R&Bシンガーとしてのみならず、ソングライター、プロデューサー、マルチ・プレイヤーとしての魅力も伝わってきます。

大半の楽曲がDwele本人のセルフ・プロデュースですが、それ以外にG-1Jake & The PhatmanRonald EstillDwayne Bastiany、/Eric RobersonPete KuzmaJoint Custodyといったプロデューサーが起用されています。

Slum Village(T3/Baatin)がフィーチャリングされ、Eric Robersonとの共演曲もあります。また、当ブログでアルバム『Blacka Da Berry』(1996年)を紹介したAlfonzo Hunterがソングライティングで関与している曲もあります。

J Dillaがその才能を認めた男性R&Bアーティストという観点から注目されることも多いDweleですが、本作からもジャジー&メロウな中にも"J Dilla以降"を感じるR&B/ネオ・ソウルといった印象を受けます。

シングルになった「Find a Way」「Hold On」Slum Villageをフィーチャーした「A.N.G.E.L. (reprise)」あたりがハイライトだと思います。

それ以外に「Truth」「Sho Ya Right」「Money Don't Mean a Thing」、ボーナス・トラックの「Let Your Hair Down」あたりもオススメです。

ネオ・ソウル好きの人には間違いない1枚ですね。

全曲紹介しときやす。

「Poppa Yo (Intro)」
Dwele作/プロデュース。ダークなリズムジャジー&メロウな上モノ、無機質なヴォーカルが調和したオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=z43lD96IUlY

「Truth」
Dwele作/プロデュース。ジャジー&メロウな至極のネオ・ソウル。浮遊しながらも粘りのあるヴォーカルがJ Dilla以降のネオ・ソウルって感じでいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=DRr1Dc3V1Mc

「Find a Way」
Dwele/G-1作。DJ Quikとの仕事で知られるG-1がプロデュース。アルバムからの先行シングルにもなりました。The Blackbyrds「Dreaming About You」のドラム・ブレイクをサンプリングしたシャープ&メロウなトラックにのって、Dweleのヴォーカルが巧みな歌い回しで疾走します。Dweleというアーティストを印象づけるR&Bクラシックの風格がある1曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=yxGkLOY0lwI

「Twuneanunda」
Dwele作/プロデュース。柔らかく穏やかなエレピが心地好いジャジー&メロウ感で気持ちを落ち着かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=2VWWL7dauk0

「A.N.G.E.L. (Interlude)」
Dwele作/プロデュース。イントロの巧みなヴォーカル・プロダクションに惹き込まれます。ジャジー&メロウ・グルーヴにのってDweleのヴォイスが浮遊します。ヴォーカルというより、サウンドの1パーツとして自身のヴォイスを埋め込んでいるあたりに、サウンド・クリエイターとしてのDweleのセンスを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=g0f2PukBC3w

「Day at a Time」
Dwele作/プロデュース。アコギによるオーガニック感が印象的です。さり気ないですが、ヴォーカルもよくコントロールされています。
https://www.youtube.com/watch?v=JQYRBizvb9w

「Subject」
Dwele作/プロデュース。ストリングスのみのバックとDweleのヴォーカルのみでスタートし、そこにリズムやサウンドが徐々に重なりながら幻想的な音世界を創り上げていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=p0PJu4JX1xM

「Sho Ya Right」
Dwele/Kelvin Wooten/Bobby Ozuna/Glenn Standridge作。Lucy PearlRaphael SaadiqAngie Stone等を手掛けたJake & The Phatmanのプロデュース。Dweleらしいヴォーカルが栄えるネオ・ソウルらしい歌い回しがいい感じの完成度の高い1曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=ZMpwLlpn-WM

「Money Don't Mean a Thing」
Dwele/Alfonzo Hunter/Ronald Estill作。Ronald Estillプロデュース。Alfonzo Hunterもソングライティングに関与しています。「Find a Way」に並ぶキャッチーさを持つ仕上がり。アコギの音色と哀愁ヴォーカルがよくマッチしたR&Bグルーヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=oiRpBhhmaaI

「Hold On」
Dwayne Bastiany/Eric Roberson/Kev Brown作。Dwayne Bastiany/Eric Robersonプロデュース。2ndシングルにもなりました。DweleとEric Robersonの顔合わせというだけでグッときますね。実力派ネオ・ソウル・アーティストの共演に相応しい素敵なミディアム・グルーヴに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=dwZ1NIsGfp8

「Kick Out of You」
Dwele作/プロデュース。Dweleのヴォーカルが優しく包み込んでくれるジャジーなミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=E3hMi2hSINQ

「Without You」
Dwele/Pete Kuzma作/プロデュース。Touch Of JazzのPete Kuzmaとの共同プロデュース。ヴォコーダーでアクセントをつけたジャジーなネオ・ソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=4Lo9u0FX5oo

「Whoomp (Interlude)」
Dwele作/プロデュース。Dweleと女性ヴォーカルが浮遊するインタールード的な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=l4br1yEgmcQ

「Lady at Mahogany」
Dwele作/プロデュース。派手さはありませんが、Dweleならではのソウル・フィーリングを楽しめる1曲。Kendra Parkerがスポークン・ワード&バック・コーラスで加わっています。
https://www.youtube.com/watch?v=B6JNV7nV5GU

「A.N.G.E.L. (reprise)」
Dweleプロデュース。Slum Village(T3/Baatin)をフィーチャー。クレジットからするとJ Dillaの関与はありませんが、アブストラクトなトラックはJ Dilla作品のように思えてきます。いずれにしてもDweleとJ Dillaの絆を感じる1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=pFYj2BNRems

L.A.ジャズの重要ミュージシャンMiguel Atwood-FergusonによるJ Dilla追悼ライブ「Timeless」でDwele本人をフィーチャーした演奏が披露されています。
Miguel Atwood-Ferguson feat. Dwele「A.N.G.E.L. (reprise)」
 https://www.youtube.com/watch?v=61otxtoOV30

「Let Your Hair Down」
ボーナス・トラック。Dwele/Mischke Butler/Anthony Nance/A. VanDerVeer作。Joint Custodyプロデュース。爽快に疾走するメロウR&B。わかりやすいキャッチーさがあります。
https://www.youtube.com/watch?v=L8UprhppHUk

Dweleの他作品もチェックを!

『Some Kinda...』(2005年)
Some Kinda

『Sketches of a Man』(2008年)
Sketches of a Man

『W.ants W.orld W.omen』(2010年)
Wants World Women

『Greater Than One』(2012年)
Greater Than One
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2017年03月10日

Funk Como Le Gusta『Roda de Funk』

Hip-Hop経由のサンバ・ホッキ作品☆Funk Como Le Gusta『Roda de Funk』
Roda De Funk
発表年:1999年
ez的ジャンル:サンバ・ホッキ・グループ
気分は... :デュアル・・・

今回はサンバ・ファンク(サンバ・ホッキ)作品Funk Como Le Gusta『Roda de Funk』(1999年)です。

Funk Como Le Gustaは1998年サンパウロで結成された大所帯サンバ・ホッキ・グループ。

これまで『Roda de Funk』(1999年)、『FCLG』(2004年)、『Funk "Ao Vivo" Como Le Gusta』(2005年)、『A Cura Pelo Som』(2011年)、『A Nave-Mae segue Viagem』(2015年)といったアルバムをリリースしています。

1stアルバムとなる本作『Roda de Funk』(1999年)におけるメンバーは、Kito Siqueira (bs、as)、Sergio Bartolo(b)、Simone Soul(djembe、derbak、tambourine、cowbell、caxixi)、Kuki Stolarski(ds)、Emerson Villani(g)、Juliano "Papi" Beccari(el-p、org、syn、strings)、BiD(key、syn、g、vo)、James Muller(per、vo)、Hugo Hori(ts、fl、vo)、Tiquinho(tb)、Marcelo Cotarelli(tp、flh)、Reginaldo Gomes(tp、flh、vo)という12名。

さらには当ブログでも紹介したブラジル人女性シンガーPaula Limaが5曲でフィーチャリングされています。それ以外にも多数のゲストがフィーチャリングされています。

Hip-Hopを聴いて育った新世代によるターンテーブルやラップを織り交ぜたサンバ・ホッキが魅力です。また、サンバ・ホッキに止まらないラテン、スカのエッセンスを取り入れた演奏もあり、あの手この手で楽しませてくれます。

僕が保有するのは国内盤ですが、国内盤は上記ジャケとは異なるのでご注意を!

Hip-Hop世代のサンバ・ホッキはブラジル音楽好きが聴いても、ファンク好きが聴いても一ひねりる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Entrando na Sua (Intro)」
アルバムのイントロ。

「Nervosa」
モダンなサンバ・ホッキ。クール&ファンキーな疾走感がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=r7rsjW70KO0

「Funk de Bamba」
チリのファンク・ロック・バンドChancho en Piedraとブラジリアン女性ポップ・シンガーFernanda Abreuをフィーチャー。Fernanda Abreuのラップ調ヴォーカルが印象的なファンク・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=JTenGh8mWTE

「Call Me At Cleo's」
ブラジル人ギタリストTuco Marcondesをフィーチャー。汎ラテンなパーカッシヴ感と何処となくノスタルジックな雰囲気が印象的です。

「Olhos Coloridos」
リオ出身の女性シンガーSandra De Saをフィーチャーし、彼女の楽曲をカヴァーしています。オリジナルはアルバム『Sandra Sa』(1982年)に収録されています。Sandra De SaとPaula Limaによるパンチのあるソウルフル・ヴォーカルの掛け合いが魅力のサンバ・ホッキに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=_BzgzH7y52I

「Zambacao」
スカ調のインスト・チューン。グルーヴィーなオルガンがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=CVs2Y0l3Ekw

「Funk Hum」
チリのHip-HopグループMakizaでの活動でも知られるAnita Makizaとチリ人ビートメイカーDJ Raffをフィーチャー。ターン・テーブルやラップも交えたHip-Hopバンド調ファンクはかなり格好良いです。涼しげなフルートもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=WfNk1NKgRRY

「Forty Days」
ブラジル人ラッパーBlack Alienをフィーチャー。A Tribe Called Quest「Luck Of Lucien」のサンプリング・ソースとしてお馴染みのBilly Brooksのインスト・ファンクをカヴァー。オリジナルは『Windows Of The Mind』に収録されています。Black Alienのまくし立てるフロウが印象的なHip-Hop調ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=LZrbIeW_Pkc

「Balada Da Paula」
Paula Limaの哀愁ヴォーカルが栄えるミディアム・チューン。

「Dujii」
Grupo Baticunでも活動していたブラジル人パーカッション奏者Joviをフィーチャー。Kool & The Gangのカヴァーです。オリジナルの雰囲気を受け継ぐカヴァーですが、ほんのりサンバ・ホッキの香りが効いている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=kV4KwaLwCZs

「Meu Guarda Chuva」
ブラジリアン・ビッグ・バンドBanda Mantiqueiraをフィーチャー。Paula Limaのヴォーカルが栄えるメロウ・ファンクです。

「Moteis」
格好良いホーン・アンサンブルを楽しめるインスト・ファンク。ギター・ソロもキマっています。
https://www.youtube.com/watch?v=dfOTtAKdsi0

「Whistle Stop」
格好良いブレイクと共に始まる8分半を超える長尺インスト・サンバ・ホッキ。開放的な気分させてくれます。

「16 Toneladas (Sixteen Tons)」
確信犯的なレトロ感が魅力の1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=DUIVb65EsXE

「Divirta-se (Saindo da Sua)」
アルバムの余韻に浸るような小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=9PBa0GEuOM0

「Forty Days (Instrumental)」
「Forty Days 」のインスト・ヴァージョン。

「Olhos Coloridos (Dj Cuca remix)」
国内盤ボーナス・トラック。「Olhos Coloridos」のリミックスです。ハウス調のアッパーな仕上がりです。

Funk Como Le Gustaの他作品もチェックを!

『FCLG』(2004年)
Fclg

『Funk "Ao Vivo" Como Le Gusta』(2005年)
Funk Ao Vivo Como Le Gusta

『A Cura Pelo Som』(2011年)
A Cura Pelo Som

『A Nave-Mae segue Viagem』(2015年)
funk como le gusta a nave-mae segue viagem.jpg
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2017年03月09日

Marlena Shaw『Live At The Montreux』

キャリアの全盛期のライブ!☆Marlena Shaw『Live At The Montreux』
LIVE AT MONTREUX
発表年:1974年
ez的ジャンル:歌姫ジャズ/ニュー・ソウル
気分は... :しなやかに揺れる・・・

今回は人気女性ジャズ・シンガーMarlena Shawのライブ・アルバム『Live At The Montreux』(1974年)です。

これまで当ブログで紹介したMarlena Shaw作品は以下の4枚。

 『The Spice Of Life』(1969年)
 『Who Is This Bitch, Anyway?』(1974年)
 『Just A Matter Of Time』(1976年)
 『Sweet Beginnings』(1977年)

タイトルの通り、1973年にスイス、モントルーで開催されたモントルー・ジャズ・フェスティバルのライブ・レコーディングです。

メンバーはMarlena Shaw(vo)、George Gaffney(p、el-p)、Ed Boyer (b)、Harold Jones(ds)という編成です。

代表曲「Woman of the Ghetto」以外はカヴァー曲です。「Save the Children」Marvin Gayeのカヴァー)、「You Are the Sunshine of My Life」Stevie Wonderのカヴァー)といったニュー・ソウル作品や「The Song Is You」「Twisted」といったスタンダード・カヴァー。さらにはHorace Silver作の「Show Has Begun」Bob Dorough作の「But for Now」といった楽曲を取り上げています。

僕の場合、どうしてもソウル寄りのアプローチのMarlena Shawを期待しまう面が大きいのですが、本作ではジャズ・シンガーMarlena Shawとニュー・ソウルなMarlena Shawの両面を1枚の中で楽しめます。

本作のハイライトはニュー・ソウルな「Woman of the Ghetto」の圧倒的なライブ・ヴァージョンです。オリジナル・ヴァージョン同様に、定番サンプリング・ソースとしても人気です。

それ以外のお目当ては「Save the Children」「You Are the Sunshine of My Life」という方が多いと思いますが、ジャズ・シンガーとしての彼女の実力を存分に味わえる「Twisted」「But for Now」あたりも十分に楽しめます。

キャリアの全盛期の勢いが伝わってくるライブ音源を堪能しましょう!

全曲紹介しときやす。

「Show Has Begun」
Horace Silver作。Silverのオリジナルは『That Healin' Feelin' (The United States Of Mind / Phase 1) 』(1970年)に収録されています。メンバー紹介に続き、小粋なスウィンギー・ジャズでオーディエンスを惹きつけます。Marlenaのジャズ・シンガーとしての魅力を再確認できます。
https://www.youtube.com/watch?v=zVoEYUNyf5g

「The Song Is You」
Oscar Hammerstein II/Jerome Kern作。ミュージカル『Music in the Air』(1932年)のために書かれたポピュラー・スタンダードをカヴァー。スウィンギーな疾走感が楽しげでいいですね。

「You Are the Sunshine of My Life」
Stevie Wonder永遠の名曲をカヴァー。オリジナルは名盤『Talking Book』に収録されています。メロウ・エレピをバックに、ジャズ・フィーリングたっぷりの「You Are the Sunshine of My Life」を聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=xZK7n0IPMgc

「Twisted」
Annie Ross/Wardell Gray作。当ブログではLambert, Hendricks & Rossヴァージョンを紹介済みです。スキャットを交えながら堂々と歌い上げるMarlenaの存在感をグッときます。

「But for Now」
『From the Depths of My Soul』でもカヴァーしていたBob Dorough作品のライブ・ヴァージョン。感動的なジャズ・バラードにオーディエンスが聴き惚れている様子が伝わってきます。素晴らしい!

「Save the Children」
Renaldo Benson/Al Cleveland/Marvin Gaye作。Marvin Gaye『What's Going On』収録の名曲カヴァー。『Marlena』でもカヴァーしていました。元々ジャズ・フィーリングの曲なのでジャズ・カヴァーとの相性はバッチリです。エレピ・トリオのバッキングとMarlenのヴォーカルが一体となってニューソウルな高揚感を盛り上げてくれます。

「Woman of the Ghetto」
Richard Evans/Bobby Miller/Marlena Shaw作。Marlenaの代表曲であり、レアグルーヴ/フリーソウル・クラシックとしても人気の名曲のライブ・ヴァージョンです。スタジオ・ヴァージョンは『The Spice Of Life』(1969年)に収録されています。ア・カペラで歌い上げるイントロで大いに盛り上げてから、ニューソウル調のバッキングを従え、ゲットーで生きる女性の叫びを見事に表現しきっています。この1曲のみでも本作を聴く価値があると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=DeYJxXBPtRU

オリジナルもサンプリング・ソースとして大人気でしたが、本ライヴ・ヴァージョンも定番の声ネタ・サンプリング・ソースです。当ブログでも紹介したSt. Germain「Rose Rouge」をはじめ、Deep Sensation「Get Together」、Blue Boy「Remember Me (Original 12")」、No I.D.「Pray for the Sinners」、A Skillz and Beatvandals「Beat Don't Stop」、Cuthead「The Sinner」、Daley feat. Jessie J「Remember Me」、Dano & Emelvi「Pasaje」、The Allergies「Remember」、Goldfish feat. Sakhile Moleshe「Three Second Memory」、Featurecast「Chuck Berry」、Aback「Together One Time」、Akshin Alizadeh「Woman of the Ghetto (Remix)」、Cleavage & Lars Vegas「Grace」、Lumoon & Rob!n「Printemps Nouveau (Original Mix)」、Superlover「Restless」、Philou Louzolo「Marlena」、SCM「You Still Remember」、Patrizio Mattei & Danny Omich「Marlena Loop」、Saison「Do You」、Pogo「Smack and Snack」等のサンプリング・ソースになっています。特に2010年以降の作品でのサンプリングが目立ちます。

St. Germain「Rose Rouge」
 https://www.youtube.com/watch?v=yRpKKBmeqV4
Deep Sensation「Get Together」
 https://www.youtube.com/watch?v=Xid9LkbLI8w
Daley feat. Jessie J「Remember Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=MNo-L4-2P0w
The Allergies「Remember」
 https://www.youtube.com/watch?v=CTC5q4rEF7A
Goldfish feat. Sakhile Moleshe「Three Second Memory」
 https://www.youtube.com/watch?v=6XDwlQZKaK0
Dano & Emelvi「Pasaje」
 https://www.youtube.com/watch?v=OBWEDJov9qE
Philou Louzolo「Marlena」
 https://www.youtube.com/watch?v=htMYAiNoJms

Marlena Shawの他作品もチェックを!

『Out of Different Bags』(1967年)
アウト・オブ・ディファレント・バッグス(紙ジャケット仕様)

『The Spice Of Life』(1969年)
The Spice Of Life

『Marlena』(1972年)
マリーナ

『From the Depths of My Soul』(1973年)
フロム・ザ・デプス・オブ・マイ・ソウル

『Who Is This Bitch, Anyway?』(1974年)
フー・イズ・ジス・ビッチ、エニウェイ

『Just A Matter Of Time』(1976年)
ジャスト・ア・マター・オブ・タイム

『Sweet Beginnings』(1977年)
スウィート・ビギニングス

『Acting Up』(1978年)
Acting Up

『Take a Bite』(1979年)
Take a Bite

『Love Is in Flight』(1988年)
Love Is in Flight
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2017年03月08日

George Duke『Dream On』

ダンス・クラシック「Shine On」収録☆George Duke『Dream On』
ドリーム・オン +2(期間生産限定盤)
発表年:1982年
ez的ジャンル:アーバン・ディスコ/フュージョン
気分は... :Shine On !

今回は人気キーボード奏者George Dukeの人気作『Dream On』(1982年)です。

2013年に惜しくも逝去したGeorge Duke(1946-2013年)に関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)
 『A Brazilian Love Affair』(1979年)
 『Follow The Rainbow』(1979年)

本作『Dream On』(1982年)は、ダンス・クラシックとして人気のアーバン・ディスコ「Shine On」が収録された作品として人気の高いGeorge Duke作品の一つだと思います。

「Shine On」には、個人的な思い入れがあり、聴いていると学生時代の思い出がリンクしてきます。

アルバム全体はEarth,Wind & Fire調のコンテンポラリー感のあるダンサブル&アーバン・メロウなサウンドが目立ちます。ヴォーカル面でもPhilip Baileyを意識したようなファルセット・ヴォーカルが印象的です。

George Duke(key、syn、vo)以下、Mike Sembello(g)、Charles Icarus Johnson(g)、Byron Miller(b)、Leon "Ndugu" Chancler(ds)、Paulinho Da Costa(per)、Gary Herbig(sax)、Larry Williams(sax)、Jerry Hey(tp)、Gary Grant(tp、flh)、Bill Reichenbach(tb)、Carl Carlwell(back vo)、Jean Carn(back vo)、Flora Purim(back vo)、Deborah Thomas(back vo)、
Dee Hendricks(back vo)、Sybil Thomas(back vo)等がレコーディングに参加しています。

「Shine On」がハイライトですが、それ以外であればアーバン・メロウな「You」Con Funk Shunメンバーが書いたタイトル曲「Dream On」、メロウ・ダンサー「Ride On Love」がオススメです。

タイトル曲以外はDukeのオリジナルです(共作含む)。

昨年国内再発CDがリリースされ、廉価で入手できるようになったのでぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Shine On」
本作のハイライトとなるダンス・クラシック。爽快ファルセット・ヴォーカルのアーバン・ディスコはいつ聴いてもサイコーです。前述のように個人的な思い出がリンクする曲なので、聴いていると特別な感情が湧きおこってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=K4tGXYrRpu0

「You」
メロウ好きの人にはオススメのアーバン・ミディアム。80年代前半らしいメロウ&ブリージンなコンテンポラリー感がグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=_U__w8yVncs

「Dream On」
タイトル曲はCedric Martin/Felton PilateというCon Funk Shunコンビの作品です。Con Funk Shunに通じるライト感覚のメロウ・ダンサーに仕上がっています。DJ Nekbath「Sometimes」でサンプリングされています。
https://www.youtube.com/watch?v=fe36fHgWehs

「I Will Always Be Your Friend」
メロディオン(鍵盤ハーモニカ)の音色が印象的なメロウ・バラード。夏の終わりの思い出・・・といった雰囲気が似合いそうな1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=m3IeSFHsCwo

「Framed」
Dukeが様々な鍵盤を使いこなすミディアム・グルーヴ。アルバムのいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=DqCwBSXeepU

「Ride On Love」
Philip Baileyばりのファルセット・ヴォーカルが栄えるメロウ・ダンサー。Dukeのシンセ・ソロやMike Sembelloのカッティング・ギターも心地好いです。Vast Aire「Phenom」でサンプリングされています。
https://www.youtube.com/watch?v=1eGYbq1M5YA

「Son Of Reach For It (The Funky Dream)」
George Duke/Leon "Ndugu" Chancler/Charles Icarus Johnson作。鍵盤奏者らしいミディアム・ジャズ・ファンク。Flora PurimJean Carn等がバック・コーラスを務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=lI7AugkjC3o

Vanilla Ice「Phunky Rhymes」でサンプリングされています。
Vanilla Ice「Phunky Rhymes」
 https://www.youtube.com/watch?v=Mr2ApgTg7I8

「Someday」
『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)収録曲の再演。オリジナル・ヴァージョンから大きく変わったわけではなく、再録の意図はよくわかりませんが、ファルセット・ヴォーカルが似合う素敵なメロウ・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=6HPVeFGJkGw

「Positive Energy」
ブリージンな爽快フュージョン。レコーディング・メンバーの顔ぶれを見れば、このタイプのフュージョン・サウンドは間違いないでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=p40CzgN8d0g

「Let Your Love Shine」
ラストはサンセットが似合いそうなメロウ・ミディアムで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4TQmNwCm8dE

George Dukeの他作品もチェックを!

『Feel』(1974年)
Feel (Dig)

『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)
I Love the Blues She Heard Me Cry (Dig)

『The Aura Will Prevail』(1975年)
オーラ・ウィル・プリヴェイ (Aura Will Prevail)

『Liberaed Fantasies』(1976年)
Liberated Fantasies by Duke, George (2007-07-10) 【並行輸入品】

『From Me to You』(1977年)
フロム・ミー・トゥ・ユー(紙ジャケット仕様)

『Reach for It』(1977年)
リーチ・フォー・イット(紙ジャケット仕様)

『Don't Let Go』(1978年)
ドント・レット・ゴー(紙ジャケット仕様)

『Follow The Rainbow』(1979年)
フォロー・ザ・レインボー(紙ジャケット仕様)

『Master of the Game』(1979年)
マスター・オブ・ザ・ゲーム(紙ジャケット仕様)

『A Brazilian Love Affair』(1980年)
ブラジリアン・ラヴ・アフェア +2(期間生産限定盤)

『Clarke/Duke Project』(1981年)
クラーク/デューク・プロジェクト(期間生産限定盤)

『Guardian of the Light』(1983年)
ライト・メッセージ(紙ジャケット仕様)
posted by ez at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする