2017年03月08日

George Duke『Dream On』

ダンス・クラシック「Shine On」収録☆George Duke『Dream On』
ドリーム・オン +2(期間生産限定盤)
発表年:1982年
ez的ジャンル:アーバン・ディスコ/フュージョン
気分は... :Shine On !

今回は人気キーボード奏者George Dukeの人気作『Dream On』(1982年)です。

2013年に惜しくも逝去したGeorge Duke(1946-2013年)に関して、これまで当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)
 『A Brazilian Love Affair』(1979年)
 『Follow The Rainbow』(1979年)

本作『Dream On』(1982年)は、ダンス・クラシックとして人気のアーバン・ディスコ「Shine On」が収録された作品として人気の高いGeorge Duke作品の一つだと思います。

「Shine On」には、個人的な思い入れがあり、聴いていると学生時代の思い出がリンクしてきます。

アルバム全体はEarth,Wind & Fire調のコンテンポラリー感のあるダンサブル&アーバン・メロウなサウンドが目立ちます。ヴォーカル面でもPhilip Baileyを意識したようなファルセット・ヴォーカルが印象的です。

George Duke(key、syn、vo)以下、Mike Sembello(g)、Charles Icarus Johnson(g)、Byron Miller(b)、Leon "Ndugu" Chancler(ds)、Paulinho Da Costa(per)、Gary Herbig(sax)、Larry Williams(sax)、Jerry Hey(tp)、Gary Grant(tp、flh)、Bill Reichenbach(tb)、Carl Carlwell(back vo)、Jean Carn(back vo)、Flora Purim(back vo)、Deborah Thomas(back vo)、
Dee Hendricks(back vo)、Sybil Thomas(back vo)等がレコーディングに参加しています。

「Shine On」がハイライトですが、それ以外であればアーバン・メロウな「You」Con Funk Shunメンバーが書いたタイトル曲「Dream On」、メロウ・ダンサー「Ride On Love」がオススメです。

タイトル曲以外はDukeのオリジナルです(共作含む)。

昨年国内再発CDがリリースされ、廉価で入手できるようになったのでぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Shine On」
本作のハイライトとなるダンス・クラシック。爽快ファルセット・ヴォーカルのアーバン・ディスコはいつ聴いてもサイコーです。前述のように個人的な思い出がリンクする曲なので、聴いていると特別な感情が湧きおこってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=K4tGXYrRpu0

「You」
メロウ好きの人にはオススメのアーバン・ミディアム。80年代前半らしいメロウ&ブリージンなコンテンポラリー感がグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=_U__w8yVncs

「Dream On」
タイトル曲はCedric Martin/Felton PilateというCon Funk Shunコンビの作品です。Con Funk Shunに通じるライト感覚のメロウ・ダンサーに仕上がっています。DJ Nekbath「Sometimes」でサンプリングされています。
https://www.youtube.com/watch?v=fe36fHgWehs

「I Will Always Be Your Friend」
メロディオン(鍵盤ハーモニカ)の音色が印象的なメロウ・バラード。夏の終わりの思い出・・・といった雰囲気が似合いそうな1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=m3IeSFHsCwo

「Framed」
Dukeが様々な鍵盤を使いこなすミディアム・グルーヴ。アルバムのいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=DqCwBSXeepU

「Ride On Love」
Philip Baileyばりのファルセット・ヴォーカルが栄えるメロウ・ダンサー。Dukeのシンセ・ソロやMike Sembelloのカッティング・ギターも心地好いです。Vast Aire「Phenom」でサンプリングされています。
https://www.youtube.com/watch?v=1eGYbq1M5YA

「Son Of Reach For It (The Funky Dream)」
George Duke/Leon "Ndugu" Chancler/Charles Icarus Johnson作。鍵盤奏者らしいミディアム・ジャズ・ファンク。Flora PurimJean Carn等がバック・コーラスを務めます。
https://www.youtube.com/watch?v=lI7AugkjC3o

Vanilla Ice「Phunky Rhymes」でサンプリングされています。
Vanilla Ice「Phunky Rhymes」
 https://www.youtube.com/watch?v=Mr2ApgTg7I8

「Someday」
『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)収録曲の再演。オリジナル・ヴァージョンから大きく変わったわけではなく、再録の意図はよくわかりませんが、ファルセット・ヴォーカルが似合う素敵なメロウ・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=6HPVeFGJkGw

「Positive Energy」
ブリージンな爽快フュージョン。レコーディング・メンバーの顔ぶれを見れば、このタイプのフュージョン・サウンドは間違いないでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=p40CzgN8d0g

「Let Your Love Shine」
ラストはサンセットが似合いそうなメロウ・ミディアムで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4TQmNwCm8dE

George Dukeの他作品もチェックを!

『Feel』(1974年)
Feel (Dig)

『I Love The Blues, She Heard Me Cry』(1975年)
I Love the Blues She Heard Me Cry (Dig)

『The Aura Will Prevail』(1975年)
オーラ・ウィル・プリヴェイ (Aura Will Prevail)

『Liberaed Fantasies』(1976年)
Liberated Fantasies by Duke, George (2007-07-10) 【並行輸入品】

『From Me to You』(1977年)
フロム・ミー・トゥ・ユー(紙ジャケット仕様)

『Reach for It』(1977年)
リーチ・フォー・イット(紙ジャケット仕様)

『Don't Let Go』(1978年)
ドント・レット・ゴー(紙ジャケット仕様)

『Follow The Rainbow』(1979年)
フォロー・ザ・レインボー(紙ジャケット仕様)

『Master of the Game』(1979年)
マスター・オブ・ザ・ゲーム(紙ジャケット仕様)

『A Brazilian Love Affair』(1980年)
ブラジリアン・ラヴ・アフェア +2(期間生産限定盤)

『Clarke/Duke Project』(1981年)
クラーク/デューク・プロジェクト(期間生産限定盤)

『Guardian of the Light』(1983年)
ライト・メッセージ(紙ジャケット仕様)
posted by ez at 09:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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