2017年05月09日

The Everyday People『The Everyday People』

Kool & The Gangの弟分的ファンク・グループ☆The Everyday People『The Everyday People』
EVERYDAY PEOPLE +6 (日本独自企画、最新リマスター、解説、ボーナストラック付)
発表年:1972年
ez的ジャンル:ストリート・ファンク・バンド
気分は... :夜空はいつでも最高密度の青色だ・・・

今回は70年代レア・グルーヴからThe Everyday People『The Everyday People』(1972年)です。

The Everyday Peopleは、Milton CarpenterCurtis W. DavisLaforest JenkinsDouglas Hayes PinkneyHarley TylerJoseph R. WhiteHartwell Clifton Williamsの7人組ファンク・バンド。

Kool & The GangのプロデューサーであるGene Redd Jr.のレーベルRed Coach Recordsから唯一のアルバム『The Everyday People』(1972年)をリリースしています。勿論プロデュースはGene Redd Jr.

「Funky Granny」「Who's Gonna Take The Weight」といったKool & The Gangのカヴァーも含めて、Kool & The Gang的なファンク・サウンドを楽しめる1枚です。

加えて、Stevie Wonderの名曲カヴァー「Superwoman (Where Were You When I Needed You)」「Everyday People Doing Everyday」といったメロウで味わい深いソウル・チューンにも惹かれます。

最近、国内盤再発CDがリリースされ、入手しやすくなりました。
この機会にぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Funky Granny」
Kool & The Gangのカヴァー。Kool & The Gangの弟分バンドと呼ぶに相応しい、躍動するファンクで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=CRivLbXULeY

「Superwoman (Where Were You When I Needed You)」
Stevie Wonderの名曲カヴァー。オリジナルはアルバム『Music Of My Mind』(1972年)に収録されています。メロウネスを強調したミディアム・バラードに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=7_7itSPISZ0

「Funky Generation」
ファンキー・ホーンが鳴り響く、格好良いファンク・グルーヴ。ジャケのイメージそのままのストリート・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=cE0cnn49dPc

「Everyday People Doing Everyday」
オルガンとハーモニカの音色がいい味を出しているミディアム・ソウル。個人的にはコレが一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=D8EUhBzZs6U

「Who's Gonna Take The Weight/Who's Gonna Take The Blame - Medley」
Kool & The Gangのカヴァー「Who's Gonna Take The Weight」とオリジナル「Who's Gonna Take The Blame」のメドレー。兄貴分Kool & The Gangに通じる開放的で躍動するホーン・アンサンブルで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=wxW-mOTZ3RE

「Do-re-mi-fa-so-la-ti-do」
Gene Reddが手掛けたJohnny Starr、1968年のシングル曲のカヴァー。メロウな味わいのミディアム・ソウルです。思わずサビの♪ドレミファソラシド〜♪を一緒に口ずさんでしまいます。Pete Rock & C.L. Smooth「Ghettos of the Mind」のサンプリング・ソースにもなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Qoiry2t192g

「Mama Said - Papa Said (Too Young To Marry)」
結婚行進曲のメロディも登場するユーモラスなファンク・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=iZcEJJrOzE8

「Magic Man」
The Trumainsも「Mr. Magic Man」としてレコーディングしています。ファンキー&グルーヴィーなソウル・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=wD4zvjF9lFk

「Gold Smoke」
ラストは開放的かつグルーヴィーなインストで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=6KcsE71bOVY

僕の保有するCDには、「I Like What I Like」「The Bump (Part 1 & 2)」「Get Down, Get Stank」「I Like What I Like (Remix)」という4曲のボーナス・トラックが追加収録されています。特にSly & The Family Stone調の「I Like What I Like」がいいですね。

最近発売された国内盤再発CDは、「The Bump (Pt, 1) (Original Single Version)」「The Bump (Pt, 2) (Original Single Version)」「I Like What I Like (Original Single Version)」「Get Down, Get Stank (Original Single Version)」「Juice It Up (Part 1) (Original Single Version)」「Juice It Up (Part 2) (Original Single Version)」の6曲がボーナス・トラックとなっています。
posted by ez at 00:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする