発表年:2008年
ez的ジャンル:Dome系ネオ・ソウル
気分は... :気づけば繁忙・・・
今回は実力派ネオ・ソウル・シンガーConya Dossの4thアルバム『Still...』(2008年)です。
1972年クリーブランド生まれの女性R&BシンガーConya Dossの紹介は、3rdアルバム『Love Rain Down』(2006年)に続き2回目となります。
いつ聴いても声質の良さに魅了されるネオ・ソウル・シンガーですね。
本作『Still...』(2008年)も、そんなConyaの魅力を満喫できる1枚に仕上がっています。それまでの作品と同じく、UKの優良レーベルDome Recordsからも販売されています。
1stアルバム『A Poem About Ms. Doss』からConya Doss作品に関与してきたMyron Davisをはじめ、Rodney Jones、Pete Tokar、Angela Johnson、James PennがConyaと共にプロデュースしています。
クロスオーヴァー・ソウルな「Right On Time」、キャッチーなR&Bグルーヴ「Turn It Up」、素敵なメロウ・ミディアム「Can't Stop」、しみじみと歌い上げる「It's Over」、味わいのある「How About Us」、自然体のネオソウル「Common Ground」、あたりがオススメです。
さり気ないけど良質な女性ネオ・ソウル作品だと思います。
全曲紹介しときやす。
「Common Ground」
オススメその1。Conya Doss/Myron Davisプロデュース。自然体のネオソウルといった趣のオープニング。軽くパーカッシヴな感じが僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=vailUyFsjBs
「Can't Stop」
オススメその2。Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。夕陽が似合いそうなオトナのメロウネスにグッとくる素敵なミディアム・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=mBaEYYWAcfA
「Something 2Nite」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。グッとR&Bなサウンドですが、Conyaの雰囲気にはフィットしない気も・・・
https://www.youtube.com/watch?v=vh1q6NsnqPw
「Let Me Love You」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。ギターのアコースティックな質感を生かした哀愁ミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=G66rQm-xWSE
「It's Over」
オススメその3。Conya Doss/Pete Tokar/Rodney Jonesプロデュース。しみじみと歌い上げるConyaのヴォーカルとメロウ・サウンドがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=TGigSx0FwUw
「Right On Time」
オススメその4。Conya Doss/Myron Davisプロデュース。UKクロスオーヴァー・ソウルが好きな人も気に入りそうなダンサブル・チューン。Domeリリースらしい1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=uhXvnsaSqIc
「How About Us」
オススメその5。Conya Doss/James Penn/Pete Tokarプロデュース。さり気ないですが、Conya Dossの魅力が伝わってきます。インディR&Bっぽくていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=53mM1PRk91M
「I Miss You」
Conya Doss/Pete Tokarプロデュース。オーセンティックな雰囲気ですが、Conyaの声質の良さがよくわかる1曲に仕上がっています。
「Emotions」
Angela Johnson/Conya Dossプロデュース。男性R&BシンガーSam Goodiをフィーチャーしたデュエット。落ち着いたミディム・グルーヴ感がしっくりくるオトナのR&Bに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=_RyoQrcB-R0
「Turn It Up」
オススメその6。Conya Doss/Myron Davisプロデュース。派手さはありませんが、僕好みのグルーヴです。インディR&Bならではのキャッチーさにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=yt282nmoNoM
「Come Over」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。メロウ・エレピが心地好い哀愁ミディアム。哀愁モードですが、湿っぽさがないのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=JmPrAjuwBZk
「What I'd Do」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。しっとりとミディアム・バラード。ヴォーカル・ワークとギター・サウンドによるアクセントがいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=GhdW5zHLEQA
「Message」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。軽くラテン・フレイヴァーを効かせたライトな仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=mZbitnmBhW4
「Ride」
Conya Doss/Rodney Jonesプロデュース。ラストはメロウに締め括ってくれます。
Conya Dossの他作品もチェックを!
『A Poem About Ms. Doss』(2002年)
『Just Because』(2004年)
『Love Rain Down』(2006年)
『Blu Transition』(2010年)
『A Pocketful of Purpose』(2012年)
『Seven: VII』(2015年)