2017年06月17日

Foxy『Party Boys』

T.K. Recordsのハウス・バンドも務めたディスコ・バンド☆Foxy『Party Boys』
パーティー・ボーイズ ![世界初CD化 / 国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き]
発表年:1979年
ez的ジャンル:T.K.系マイアミ産ディスコ・バンド
気分は... :巷の評判より自分の耳を信じる…

今回はマイアミ・サウンドの代表的レーベルT.K. Records関連の作品からFoxy『Party Boys』(1979年)です。

Foxyは、キューバ生まれのシンガー/ギタリストIsh Ledesmaを中心にフロリダで結成されたディスコ・バンド。

T.K.関連ではKC & The Sunshine Bandに続くディスコ・バンドといった位置づけのグループでしょうか。

主要メンバーはIsh Ledesma(g、vo)、Arnold Pasiero(b)、Richie Puente Jr.(per)、Charlie Murciano(key)、Joe Galdo(ds)の5名。

ちなみにRichie Puente Jr.Tito Puenteの息子です。

T.K. Recordsのハウス・バンドとして活動すると共に、T.K.傘下のDashから5枚のアルバム(ライブ盤1枚を含む)をリリースし、「Get Off」(1978年、全米シングルチャート第9位、同R&Bシングルチャート第1位)、「Hot Number」(1979年、全米シングルチャート第21位、同R&Bシングルチャート第4位)といったヒットを生んでいます。

「Get Off」(1978年)
 https://www.youtube.com/watch?v=EKAsjTABUNY
「Hot Number」(1979年)
 https://www.youtube.com/watch?v=THKU74OMo1c

ちなみにリーダーのIsh Ledesmaは、Foxy解散後にダンス・ロック・バンドOXOを結成し、1983年にシングル「Whirly Girl」をヒットさせています。

話をFoxyに戻すと、ヒット曲を踏まえれば、「Get Off」収録の<2ndアルバムstrong>『Get Off』(1978年)、3thアルバム「Hot Number」収録の『Hot Numbers』(1979年)あたりを紹介すべきなのでしょうが、僕がセレクトしたのは4thアルバム『Party Boys』(1979年)。

グループのセルフ・プロデュース作であり、レコーディングにはメンバー以外に、Airto Moreira(per、vibe)、Richard Baker(p、syn)、Rick Kelly(syn)、Skip Edwards(org)、Jack Kelso(sax)、Gerry Peterson(sax)、Stan Johnson(per)等が参加しています。

正直、巷の評判は芳しくはありません。大幅なシンセ・サウンドの導入や曲調がバラバラでアルバムに統一感がないことが要因かもしれません。

しかしながら、統一感がないとネガティブに受け止めず、バラエティに富んでいるとポジティブに受け止めれば、なかなか興味深い作品だと思います。

シンセ導入によるニューウェイヴ/エレポップ的な曲調は嫌いではなし、Airto Moreira参加に代表されるようにトロピカル感のある楽曲もあって、色々と楽しめるアルバムだと思います。

キャッチーなディスコ・チューン「RRRRRock」、ニューウェイヴ/エレポップなダンス・チューン「Party Boys」というシングル2曲や、Airto Moreira参加曲らしいブラジル/ラテン色全開の「Sambame Rio」がハイライトだと思います。

それ以外にパーカッシヴなトロピカル・ダンサー「Girls」、ロック・バンド然とした「She's So Cool」あたりも僕のオススメです。

先入観を持たずに楽しんでください。

全曲紹介しときやす。

「Girls」
オススメその1。パーカッシヴなトロピカル・ダンサーがオープニング。マイアミらしいダンス・チューンって感じが好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=bo-rG7jdLY4

「Let's Be Bad Tonight」
シンセ・サウンドを強調したエレ・ポップ風味のディスコ・ファンク。良くも悪くも80年代サウンドを先取りしていますね。
https://www.youtube.com/watch?v=Ydtn_IeuGY4

「Sambame Rio」
オススメその2。Airto Moreira参加曲。タイトルの通り、ブラジル/ラテン色を打ち出した開放的なパーティー・チューン。Airto参加への期待に応えてくれる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=CD-rXAUbiEQ

「I Belong To You」
雰囲気のあるメロウ・バラードですが、ヴォーカルが弱いせいか、あともう一歩の印象です。
https://www.youtube.com/watch?v=0VJkaiv8-xg

「She's So Cool」
オススメその3。それまでとは打って変わり、ロック・バンド然とした仕上がりですが、ヴォーカルワークがキャッチーで惹かれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Xr_UcFCqFcQ

「I Can't Stand The Heat」
その後のIshのポップ・ダンス路線を予感させる1曲。この曲にもAirto Moreiraが参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=NFtNJT6YMjw

「RRRRRock」
オススメその4。シングル・カットされたディスコ・チューン。コミカルなタイトルで損している感がありますが、キャッチーなパーティー・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=6xIQVjfHzqM

「Fantazy」
80年代モードのポップ・ロックな仕上がりです。T.K.サウンドを期待する人には少し拍子抜けするかもしれませんが・・・
https://www.youtube.com/watch?v=5B22Zr6hYHk

「Pensando En Ti」
タイトルの通り、スペイン語によるメロウ・バラード。少し意表を突かれますが、仕上がり自体は悪くありません。
https://www.youtube.com/watch?v=wHcDPbXY1Ak

「Party Boys」
オススメその5。タイトル曲はシングルにもなりました。ラストはニューウェイヴ/エレポップ調のダンス・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=aLiawZsrryY

ご興味はある方はFoxyの他作品もチェックを!

『Foxy』(1976年)
foxy foxy.jpg

『Get Off』(1978年)
ゲット・オフ

『Hot Numbers』(1979年)
ホット・ナンバー [国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き](CDSOL-5605)

『Live』(1980年)
ライヴ[日本初CD化 / 国内プレス盤 / 最新リマスター / 日本語解説付き](CDSOL-5623)
posted by ez at 03:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする